日本の有名な脳科学者がテレビでこんなことを述べていた 「どんなにお金があっても どんなに高いものを買っても 脳にとって一番良いことは思い出なのである」 人間はどんなに働きお金を貯めても生まれてきた以上、いつの日かは死を迎えなければならない・・ 自分が病に倒れたり、年を重ねて老衰してゆく時に高額な物を周りに置いていたとしても実は脳にはあまり良い効果は得られないのだという・・ 私は、今日仕事をしながら久しぶりに春のお祝いコンサートの音源CDの後半を店内に流してみた 津軽三味線が流れてきた う~んこんなに味が深かったのか 音に重みと独特の粘りがあって素晴らしい この音と共に・・ 亀谷さんがいる その時の亀谷さんは実は現在の亀谷さんではない。 その他のメンバーも皆、年を重ね味わいも若さも変わって変化しているからなのである。 つまり、私が開いた春の赤田先生のお祝いコンサートは、その年、そのたった1日の中のたった2時間半という僅かな時間だけの全ての民謡仲間とスタッフや観覧者達との音楽の融合の時なのである。
もう二度と出せない味がそこにはあった その一瞬の時代に今も尚、生きている そのことの重みと喜びに久しぶりに私は浸れた思いであった 亀谷さんは何も言わず舞台スタッフを進んで勤めてくださった 僕は美しいと思ったし、えらく尊敬した。 和の世界の音楽を披露する舞台で出演者が兼スタッフを行うというのは異例ではあるのだが・・ やはり民謡に精通されている方が袴姿で動いてくださるというのは、和の舞台にとても馴染んでおり似合っていたと私は感じた。 私もあのような無言の協力が進んでできるような民謡人になりたいと思った。 だから亀谷さんの三味線にはその人間としての深いやさしさが込められている。 音に宿っている。 その亀谷さんに私は言った。 「隠岐の島の舞台で競ってみませんか」と・・ 亀谷さんは受け入れてくれたようだった。 正直、私は亀谷さんと競えるほどの腕も心も備えてはいない・・ ただただ、これほど素晴らしい三味線奏者が隠岐の舞台に未だ上がっていないという少し寂しい現実を私は変えたかった。 亀谷さんは隠岐を通過するべきではないのかと自然に思った。 隠岐の舞台を踏めば、もっともっと津軽の音色に隠岐の味が加わってゆくことときっとなるであろう。 今年の隠岐しげさ節全国大会で楽しみでならない。 私は他の競技者と考え方がまったく違っていて・・ 心や技術に精通する人が一人でもその大会に多く参加してくださることを心から願っている。 本当は優勝を一度はしてみたいという夢はもちろんある だけども、それは優れた民謡人にたくさん囲まれた中での栄冠でなければ喜びが少ない。 私は一生日本一にはなれないのかもしれない。
だけどそれでいいのです。 優勝したとて何かになるわけではないのです。 どこの大会でも同じだと思うのですが優勝者には、来年度より競技者としては卒業を言い渡されてしまいます。 いやー 寂しいですね。 私が考えるのに、来年度より第何回大会優勝者のだれだれさんと発表して競技の中に入れてもらい、競技として点数はつけないというルールで参加させていただきたいものですね。 つまり、優勝して競技をそこで終えるとですね、その民謡唄が練習不足になってしまって下手になってしまう落とし穴が発生すると思うのですよ。 せっかく培った技術を維持してゆくためにも、優勝を争うことはできなくとも、一般参加者と同じく参加料を払い、舞台に立てるだけで幸せだし、それを聴く競技者や観覧者さん達のためにもなると私は考えているのでございます。 今年優勝された姫路の竹田真理子さんは来年から音戸の競技の舞台には立てません(4年後に名人戦が行われるかもですが) 私はとても残念に思います。 ただ兵庫県から参加されておりますので、音戸で優勝され、音戸を卒業され、全国にはたくさんの民謡大会がございますのでね・・ いくらでも競技を行う場はあるのですが・・ 私の場合には音戸がとても近くて便利で・・ だから仮に優勝してしまったならば、卒業を言い渡されますのでね、もっともっと全国から私が予選に完全に落ちるような、もっともっとレベルの高い戦いになってくれたなら、私はもっと嬉しい。
NHK民謡フェスティバルでも、毎度のように北海道勢が必ずといっていいほど賞を取られておりますよね。 素晴らしいと思います。 音戸の舟唄も今までに2度出場されております。 いつの日かどなたか賞を取ってくれる日は来るのでしょうか? 私もいつの日かあの舞台に立ってみたいのですがね。 そうそう春コンサートのCD後半の曲のことですが、赤田先生は素晴らしいお声ですね~ 夢先生も素敵 治朗さんの司会も見事でしたし もうあんな素敵な民謡コンサートはこの先、ないかもというか・・ できませんね。 よくも行えたと、奇跡に近いです・・ 私の中では・・ お金では決して買えません。 思い出も人の協力もその時の健康も。 あの時、確かにみんな健康であったからあの素晴らしいコンサートが実現できたのだと思う。 出演された誰もが忘れないでしょう それから隠岐のしげさ節全国大会のお話になるのですが・・ 私がとても楽しみにしているのはですね・・ 夢先生と娘さんがWでしげさ節を弾かれる素敵な音色ですね あの音は師匠とお弟子さんでは出せない音だと僕は思う。 本物の親子であるから出せる技であり音色だと思う。 お二人の息がぴったり合った隠岐しげさ節の三味線の音色は本当に素晴らしい でもですねー 私はもっと贅沢な密かな夢を描いている あのツイン三味線に治朗さんの尺八が入った音色をいつの日か是非、聞いてみたい(勝手な妄想ですが そうだ私が一生懸命に唄を練習して・・ 東京しげさコンクールで優勝できれば 隠岐での披露にもしかしたら実現できる可能性はあるかもしれない いや、しげさ節は難しいから我流くんの私では無理だな。 ということで・・ 本日もご拝読誠にありがとうございました
人気ブログランキングへ いやー ファンの皆さまのお陰で 絵柄をクリックしてくださる方が増えたのか ランキングの週間IN数が200までアップ致しました 皆さまの民謡愛のお陰でございます 誠にありがとうございました
もう二度と出せない味がそこにはあった その一瞬の時代に今も尚、生きている そのことの重みと喜びに久しぶりに私は浸れた思いであった 亀谷さんは何も言わず舞台スタッフを進んで勤めてくださった 僕は美しいと思ったし、えらく尊敬した。 和の世界の音楽を披露する舞台で出演者が兼スタッフを行うというのは異例ではあるのだが・・ やはり民謡に精通されている方が袴姿で動いてくださるというのは、和の舞台にとても馴染んでおり似合っていたと私は感じた。 私もあのような無言の協力が進んでできるような民謡人になりたいと思った。 だから亀谷さんの三味線にはその人間としての深いやさしさが込められている。 音に宿っている。 その亀谷さんに私は言った。 「隠岐の島の舞台で競ってみませんか」と・・ 亀谷さんは受け入れてくれたようだった。 正直、私は亀谷さんと競えるほどの腕も心も備えてはいない・・ ただただ、これほど素晴らしい三味線奏者が隠岐の舞台に未だ上がっていないという少し寂しい現実を私は変えたかった。 亀谷さんは隠岐を通過するべきではないのかと自然に思った。 隠岐の舞台を踏めば、もっともっと津軽の音色に隠岐の味が加わってゆくことときっとなるであろう。 今年の隠岐しげさ節全国大会で楽しみでならない。 私は他の競技者と考え方がまったく違っていて・・ 心や技術に精通する人が一人でもその大会に多く参加してくださることを心から願っている。 本当は優勝を一度はしてみたいという夢はもちろんある だけども、それは優れた民謡人にたくさん囲まれた中での栄冠でなければ喜びが少ない。 私は一生日本一にはなれないのかもしれない。
だけどそれでいいのです。 優勝したとて何かになるわけではないのです。 どこの大会でも同じだと思うのですが優勝者には、来年度より競技者としては卒業を言い渡されてしまいます。 いやー 寂しいですね。 私が考えるのに、来年度より第何回大会優勝者のだれだれさんと発表して競技の中に入れてもらい、競技として点数はつけないというルールで参加させていただきたいものですね。 つまり、優勝して競技をそこで終えるとですね、その民謡唄が練習不足になってしまって下手になってしまう落とし穴が発生すると思うのですよ。 せっかく培った技術を維持してゆくためにも、優勝を争うことはできなくとも、一般参加者と同じく参加料を払い、舞台に立てるだけで幸せだし、それを聴く競技者や観覧者さん達のためにもなると私は考えているのでございます。 今年優勝された姫路の竹田真理子さんは来年から音戸の競技の舞台には立てません(4年後に名人戦が行われるかもですが) 私はとても残念に思います。 ただ兵庫県から参加されておりますので、音戸で優勝され、音戸を卒業され、全国にはたくさんの民謡大会がございますのでね・・ いくらでも競技を行う場はあるのですが・・ 私の場合には音戸がとても近くて便利で・・ だから仮に優勝してしまったならば、卒業を言い渡されますのでね、もっともっと全国から私が予選に完全に落ちるような、もっともっとレベルの高い戦いになってくれたなら、私はもっと嬉しい。
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とりあえずうちの会員さんには
今年5月は青森行けない、すんませんと伝えました。
まずはテープ審査に受かるよう頑張ります。
わざわざ青森をけってまで隠岐を選ぼうとしてくださって誠にありがとうございます。 隠岐に新しい風が舞い込みます。 私も弱輩ながら練習するのが楽しくて仕方がありません(嬉) どうぞ5月は宜しくお願い致します。