さて、新しく購入したレンズの試写などで水海道の写真が溜まっているので、ご紹介しておきましょう。
新たに購入したレンズは
LF Topcor 90mm F5.6
SUPER-ANGULON 47mm F5.6 XL
です。
※クリックすると大きい画像でご覧いただけます。
旧報徳銀行水海道支店
(不詳/T10頃/煉瓦/市指定文化財)
(撮影データ;EBONY SW45・SUPER-ANGULON 58mm F5.6 XL・6x9判・1/8秒・f16 1/2・ライズアオリ・2013/2/3撮影)
同上
(撮影データ;EBONY SW45・SUPER-ANGULON 47mm F5.6 XL・6x7判・1/8秒・f22・ライズアオリ・2013/4/29撮影)
上の58mmレンズと比べて、47mmレンズは遠近感が誇張されていて格好良く表現されています。
旧水海道町役場
(上高金四郎(大工棟梁)/T2/木/登録文化財)
(撮影データ;EBONY SW45・Nikkor W 180mm F5.6・4x5判・1/60秒・f22・ライズアオリ・2013/2/3撮影)
※表題写真はこの画像です。
4x5判で180mmレンズは35mm換算55mm程度のレンズになります。
自然な描写ですが、遠近感の誇張された格好良い描写にはなりません。
同上
(撮影データ;EBONY SW45・LF Topcor 90mm F5.6・6x9判・1/60秒・f22・ライズアオリ・2013/2/3撮影)
6x9判で90mmレンズは35mm換算40mm程度のレンズになります。
同上
(撮影データ;EBONY SW45・SUPER-ANGULON 47mm F5.6 XL・6x7判・1/15秒・f22・ライズアオリ・2013/4/29撮影)
6x7判で47mmレンズは35mm換算25mm程度のレンズになります。
180→90→47mmと焦点距離の変化に伴って
それぞれのレンズの表現の違いが良く分かります。
旧水海道小学校雨天体操場兼講堂
(鈴木巌/S7/木/登録文化財)
(撮影データ;EBONY SW45・SUPER-ANGULON 58mm F5.6 XL・6x9判・1/60秒・f16 2/3・ライズアオリ・2013/2/3撮影)
同上
(撮影データ;EBONY SW45・SUPER-ANGULON 47mm F5.6 XL・6x7判・1/60秒・f16 2/3・ライズアオリ・2013/4/29撮影)
47mmは寄って撮影が出来るので便利です。
しかし、解像度が低い気がするのは
画角が広い分フォーマットが小さくなった為でしょう。
五木宗レンガ蔵
(不詳/M15/煉瓦/登録文化財)
(撮影データ;EBONY SW45・Nikkor W 150mm F5.6・6x9判・1/60秒・f16 2/3・ライズアオリ・2013/4/29撮影)
6x9判で150mmレンズは35mm換算65mm程度のレンズになります。
遠近感が誇張されず、自然な描写になります。
【新入手のレンズについて】
・LF Topcor 90mm F5.6
かつて、国産レンズの中で最も優れた描写力を誇ったTopcorレンズ。
私の所有するTopcon 35L(4.4cm F2)は
細かい解像度があり、立体感も表現できるレンズです。
今は無き銘柄ですが、メーカーとしてのTopconは健在で
測量機器などを生産しています。
このLF Topcorはレンズの外見から見て、
Topconが供給した最後の写真レンズかもしれません。
・SUPER-ANGULON 47mm F5.6 XL
レンズ表面にやや擦れがあり、外観にも傷があったので格安で入手できました。
LXなのでシノゴ対応のイメージサークルがあります。
周辺光量落ちが激しいため、シノゴや6x12で撮影する場合は
センターNDフィルターが必要です。
初エボニーも水海道。
以後、何度も行っている。
腰掛石(道路元標)も、我ながら良く気付いたものだな・・
相変わらず腰掛石は御健在なようで何より。