ついに、究極のフイルムホルダーを入手しました。
シノゴのカメラに取り付けて、ブローニ、あるいは220フイルムの撮影サイズを途中で変更することの出来るホルダーで、撮影サイズは、6x12、6x9、6x7、6x6、6x4.5の5種類になります。
今、愛用している6x9だと長すぎたり、画角が足りずにシノゴで撮影したりすることがあったので、購入を決めました。
2010/4/30、名古屋で入手後すぐに試写した写真を紹介します。
※クリックすると大きい画像でご覧いただけます。
(平林金吾・名古屋市建築課/S8/SRC5/登録文化財・名古屋市都市景観重要建築物等)
(撮影データ;EBONY SW45・Nikkor SW 90mm F8・6x9判・1/15秒・f22・ライズアオリ)
6x12で撮影した愛知県庁本庁舎
(渡辺仁・西村好時・愛知県総務部営繕課/S13/SRC6/登録文化財・名古屋市都市景観重要建築物等)
(撮影データ;EBONY SW45・WIDEANGLE CONGO 120mm F6.3・6x12判・1/15秒・f22 1/2・ライズアオリ)
サイズ切り替えダイアルを回してサイズアップすると、自動でフイルムを送ってコマ間が調整される優れものです。
では、サイズダウンするときにはどうするのか?
試写の段階では良く分からずコマ間が大きく空いてしまいましたが、方法を考えました。
巻き上げる前に、サイズ切り替えダイアルをダウンしたいサイズまで回します。
切り替えダイアルをダウンの方向に回してもフイルムは停止したまま動きません。
そこで巻き上げると、次に撮影するダウンしたサイズ分だけフイルムが巻き上がります。
しかし、このままでは前回撮影した大きいサイズの写真と重なってしまうので、サイズアップ時の自動送りを利用して、前回撮影サイズまで切り替えダイアルを回してフイルムを送ります。
再び撮影したいサイズまでダイアルを戻して撮影をします。
これで、無駄なくフイルムが送れるはずです。
インジケーターにはフイルムの残りの長さがcm単位で表示されるので、最後の2~3枚の撮影サイズを残りの長さにに応じて設定すれば、フイルムを無駄にすることなく撮影できます。
少しややこしい操作ですが、果たしてうまくいくのかは、次回撮影分の現像が仕上がれば判明します。
-2010/5/30追記-
その後撮影したフイルムを現像してみると・・
上記の方法でフイルムを送った結果、一定のコマ間隔で撮影できていました。
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