NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

02006年010月003日(水)

2006-10-04 | 授業
 『夜のピクニック』を読み終えた。もうこれは設定の勝利と言うか、もう駄目だ。グサッ!グサッ!!っとぶっこ抜かれる。貴子に融、気分はもう高校生。ろくな高校時代じゃなかったし、進学校とは言えそうで言えない学校だったので、主人公たちのそういうところの感覚はよく分からなかったけど。

 面白かったけれど、伏線の張り方や回収の仕方があまりに露骨な気がした。まぁ誰でもが誤解無く理解できると言う点では言いと思うんだけれども。あと一番引っかかったというか、残念だったのは”おまじない”のネタばらし(らしきもの)。ちょっとこじつけ出ないかい?かとも思った。確かにネタばらしの直前にあたりに”おまじない”をかけた子の人となりを描写しているんだけれどもなぁ…

 恋愛に逃げないところが新鮮で、それ以上に切ないものがあったなぁ。



 さぁっ、今からレジュメ切っぞっ!!!