NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

02007年005月006日(日)YUI=尾崎ぃ!?

2007-05-06 | 休み
最近までYUIさんという歌い手は
近年良くヒットチャートを賑わせている
”歌姫系”の一人でしかないという
認識でした。

率直に言って、あんまり興味がわかず
それよりも何よりも
他の”歌姫系”な歌い手の方と明確に
区別できませんでした。
(これはきっともう老化現象。
誰が誰やら僕には分かりません。)
バラードお嬢さんだと思ってました。



だったのですが、先月発売された彼女のアルバム
を聞く機会に恵まれて、そういった認識が変わりました。

全体的に尖ってます。昔の千原Jrさんみたいです。
ジャックナイフです。ぎらついてる様な。


「HOW crazy」を初めて聞いた時には
あんまりにもド直球な歌詞に、エッジの効きに
びっくらこきました。
大人への不信感。
本心なのか、類型をなぞっているだけなのかは
僕には分かりませんが、少なくとも反抗の歌です。
それもガッツり。
まぁ、僕の音楽アンテナが極端に狭いので
他のそういったアーティストをがっつり見過ごしているから
そう思うのだとは思うのですが
少なくともチャートでこのアルバムが1位を取るくらいに
メジャーであるということに少なからぬ驚きがあります。
他の曲も、”愛の歌”も他の”歌姫系”とは
「ちょっと、違うかな?」と感じました。



アルバムタイトルからして「CAN'T BUY MY LOVE」。
これ、もう他に解釈は出来ないです。尖ってます。



「君」と「僕」(もしくは「君」と「私」)な”セカイ系”な
愛の歌ばっかりかと思っていた”歌姫系”に
ロックと云うか、パンクと云うか、尾崎系とでも云い得るような
歌い手さんが居たことにちょっぴり衝撃を受けた週末でした。
でも好きかと言われると?になってしまうのが
もう僕がおっさん化してる証左なんでしょう…

02007年005月006日(日)忘れていた感情を取り戻せ!

2007-05-06 | 休み
子供の頃、特に小中高と学生の頃
日曜日の夕方に抱いた焦燥感。

具体的に云えば
「ちびまるこちゃん」や「サザエさん」
「キテレツ大百科」、「世界名作劇場」
などのエンディング曲が耳に入ってきた時の
「あっ~明日は学校だっ、嫌だな、学校っ、嫌だな、学校っ」
の気持ち。沸いて出てくるそんな気持ち。
焦燥感、寂しさ、そんな単純な言葉じゃ表せない複雑なやつ。


「リンリンランラン ソ~セェ~エ~ジィ~♪」
「ほ~らぁ ほ~らぁ みんなのぉ~ 声がすぅるぅ~♪」
「けれど メリーは 唯の友達ぃ~♪」
ぎゃふんっ!
鳥肌とも付かない 変な背筋が震える 取り付く島の無い
手持ち無沙汰な 抗い難い 針の筵の上でマッサージ?


この何ともつかない不安な感情が確かに高校まではあったのだけれど
大学入学直後にそれがどこかに飛んで失せてしまって。 
日曜日の夜だろうが何だろうが関係なくなっちゃった。
それは生活が、授業が不規則になったことから
来るものなんだろうけれど。
月曜の朝に必ず授業があるわけではなし
気分で出なかったりもしたし(両親にこうべをたれよう、心の中で)
何時が休みで、何時が授業なのかがごっちゃに。


なぞと思っていたら、就職した皆は
そういう感情が舞い戻ってきたと仰る。
「サザエ」を見たら。「まるこ」を見れば。
人によって番組だったりに差がありはするんだけれど
関東の子、関西の子、どちらに聞いても
そういう複雑で、面倒くさい感情が蘇ってきたと。
皆そろって、そう仰る。云う。

要は皆、規則正しく生活する環境を手に入れたわけで
それを手に入れてない人はつまりは”そういうこと”であるわけで
自分もそういう感情を今一度取り戻さなければならないかなぁ
と思いました。

02007年005月006日(日)CDアルバム

2007-05-06 | 休み
あるアーティストが本当に好きであるかどうかの判断基準は
やっぱりそのアーティストのアルバム楽曲が好きになれるか
どうかに懸かってる。そう勝手に思います。

テレビの音楽番組やCMなどで楽曲を目にし、耳にして
その楽曲に惹かれるところがあったとしても
果たして、他の楽曲をも好きになれるのか
惹かれるのかが結構問題。

見聞きした楽曲が収録されているという理由で
喜び勇んで、妙に高いテンションで
アルバムなんて買ってしまうと
結構な確立で地団駄を踏むことになります。僕の場合。

「あぁーなんか違うっ!!」って頭を抱える。
ド直球で後悔先に立たず。ギャフン。
ぐうの音も出なくなるほどに。
何であれほどまでに落ち込むんだろう。

もうそれは会う会わないの次元の話なので
それはもうどうしようもない。
スキマスイッチの楽曲はどれもこれも(大抵の場合)
好きに成れるんだけれど
Mr.childlenの楽曲はそうはいかない。駄目でがす。
何かあの上から目線の歌詞に付いていけません。
イラっとします。

云ってることは分かるのですが
正直といえば、そうなのかも知れないし
綺麗ごとを言わないという点では
それはとても謙虚な姿勢なのかもしれないけれど
それを踏まえたうえで、分かっている感が
綺麗ごと云ってないのが、自分たちの人気の要因
であることを分かった上で
そこまで分かった上でやってるよ
的に勘ぐってしまう。深読みして
勝手に反発してしまうです。
「彩り」(訂正)なんて
上から目線過ぎていらっとします。

あと吉井和哉さんの歌詞が昔から苦手でした。
格好良いとは思うのですが(だからカラオケでは歌うのですが)
どこかで受け入れがたい感覚があるのです。
感じるのです。まぁ合わないだけです。
でも殊に最近の「WEEKENDER」が
狙ってる感がまた。いや格好良いんですけれどね。
働いてる人の共感を求めてるように
感じちゃうです。

シングルであると
一面的にはカッコよく思えたり
共感できたりするのですが
アルバムになるとそうは行かないです。
他の面も出てくる、っていうか入ってる。
否応無しに色々な側面が見えてくる。
テレビやラジオで見聞きした側面ばかりじゃ
無いものが入ってる。


何か人と似てる。そう思うです。
普段見えている側面
つまりは分かりやすい容姿なんかが
シングル曲で
内面がアルバム曲みたいな。みたいな。




何云ってるんだか。

02007年005月006日(日)グロ

2007-05-06 | 休み
ちょっとグロいかなぁなぞと思う。


戯れに、いつもの甘くない野菜ジュースとともに
豆乳を買ってみる。
豆乳は「スゴイダイズ」でもうこりごりだったのに
(「スゴイダイズ」は凄すぎます。本当に。
僕にはアレは紙粘土を飲んでいるようにしか
感ぜられません。)
それだのに、某オタキングな方のブログでの
ダイエットの過程で言及されていた野菜ジュースと
豆乳のミックスでやせるとの記述を
拝見して…それで…


甘くない野菜ジュースと豆乳ミックは正にオーロラソースな風合い。
味も残念ながらジュースというよりもどちらかと言えば
オーロラソースに近い。残念ながら…
いや、むしろ吐しゃ物に近い…
直喩で云えば、ゲロ風味…ごめんなさい、汚い表現で。
でもそれ以外になんとも形容しがたい風味。
トマトなんかのグルタミンな旨みと豆乳の脂肪分が
トマトかなにかの酸味が胃液のそれで…
吐しゃ物のそれに瓜二つ…



でもこれすんごい。スンゴイダイズミックスジュースッ!!
腹が膨れて、膨れてしようがないっ!!
お腹一杯。ご勘弁を。そんな頃あい、腹具合。

02007年005月006日(日)キューピーおじさん

2007-05-06 | 休み
一昨日の帰りに久しぶりに一番近くの
JRの駅から家まで徒歩で帰宅した。
本当に久しぶりの徒歩移動30分だったのだけれど
その前に酒が入っていたことを
少し疲れたことを差し引いても
歩くペースが遅かった。
もっと云えば、体が重かった。

イヤホンからJKの流れるような
ライムが聞こえてるのに
体は、足は重いばかりで。
一向に足取りは軽くならない。
軽やかに、歩こうとしているのに
付いて行かない足。
何だか無性に熱かった。


多分スタミナがどっかに行ったのだと思われる。


だもんで、昨日、スタミナ回復の為に
音楽でも聴きながら散歩をしようと思い立ち
「それなら、すんごいラフな格好で出かけようっ♪」
と一人気を吐くそんな午後。(いやセルフだけれど)
と思ったのだけれど…何だか服がしっくりこない。
ラフじゃなくて、何だか変…
自分でもコーディネートが変だと解るのだけれど
仕様が無い感じの不満感。
「あぁ、これで数回講義に出なかったなぁ」
なんてことを思い出すけれど
一向に事態は、コーディネートは打開されず…
気温が上がる部屋で苛立っていたら
唯でさえ汗っかきが今にも汗だるまに
陥りそうに…


そこで気を取り直して、散歩は中止に。
サイクリングに。サイクリングと言う名の
ウインドーショッピング(死語!!!)に
行くことに。服装もすんなり決まる。
気分も軽やかにイヤホン耳に詰め、詰め(否ノイキャン)
サドルにまたがって、ペダルを漕ぐ。
ギアは6段階中4。
マッタリ漕ぐ。別に急いじゃいないし。


チャリンコ漕ぐこと40分。
多分隣の区の少し大きめな街に着く。
お疲れ、自分。疲れちゃ無いけど。
で、目的の半分を達し
もう半分の目的であるところの
ウインドーショッピング(死語)を
しようと色々寄ってみる。
本見て、服見て、ゲーム見て。
まぁ、見るだけはただなので。
じっくり。しっぽり。


まぁ、あらかた用事は片付いたし
もうそろそろ日も落ちてきたので
帰ろうとサドルにまたがる。


その時ふと買い物袋を持ったおじさんが目に飛び込んできた。
可愛い女の子でも、オサレな人でもないおじさんが
無意識に目に飛び込んできた。
髪型が…へアースタイルがキューピー人形。
むしろ山田五郎さん…
一瞥した瞬間に「もしかして、山田さん!?」と
二度見をしてしまう。
もちろん山田五郎さんが大きめな駅が在るとは云え
下町に居る筈も無く、全くの別人だったのだけれど。

でも別人だとすると
今度は違う好奇心が浮かぶ。
がっつりキューピーヘアーのこの中年のおじさんは
一体どんな職業なんだろうかと疑問が浮かぶ。
サラリーマン?…じゃないよねぇ、まさか…
でも山田さんも少し前までアレでサラリーマンだったんだよなぁ。
だけれど編集者って云う特殊なサラリーマンだから…
じゃ、自営業なのかな。酒屋の主人とかで。
「大将、今日もご機嫌だねぇ」とか何だとか云われたり
なんたりしちゃったりして。キューピー酒屋。
そういえば、マンガ『美味しんぼ』の東西新聞の社食の
料理長がキューピーヘアーだったような…
じゃ、料理屋の主人か――何たらかんたら、何たらかんたら。


その場を後にしようとして、ペダルを漕ぎ始めていたのに
思わずついたその疑問を解決すべくかどうかは
自分でも解らないけど、無意識に三度見してしまう。
無意識に申し訳無く思う。