自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

物体Xを作る パート04

2024-08-01 09:08:40 | 模型

今日も朝から軽く30度を超えています。

今日は37位まで暑くなるかもしれません。

熱中症に気をつけましょう。

 

今日から8月ですが、もう夏バテ気味です。

しかし、相変わらず不気味な物の製作記事をアップします。

この逆さ頭のキャラですが、映画「遊星からの物体X」に数十秒しか登場しない「スパイダーヘッド」ですが、これが妙に人気があるんですね。

発注主のFさんも、熱狂的と言えるファンのようで、Fさんからこのスパイダーヘッドの大きいやつから小さいやつまで、数えきれないほど製作依頼が有り、製作納品しました。

今現在も何個も製作依頼が来てます。

仕事の合間にぼちぼち製作します。

このスパイダーヘッドの製作は塗装の段階になりました。

下地のサフ吹き、基本の肌色、ここからエアーブラシでシワや影部分の塗装をします。

陰影の塗装ですが、エアーブラシを細吹きして重ねて色付けします。

よくやる失敗ですが、焦って一度に濃い色を一気に吹いてどぎつくなってしまうと言うやつですが、吹き付けて行くとエスカレートして、もっと、もっと!とやりすぎてしまいます。

気持ちをセーブして、薄く薄く時間を掛けて薄く重ね吹きします。

製作していると、なんだか物足りない感じがしてくるのですが、ちょっと時間を置いて冷静になってから見てみると、やりすぎているのに気がつくんですね。

何故か、そう言う心理になります。

なので一気に仕上げず、時々休憩しながら精神を整えながら仕上げてゆきます。

だんだんおぞましくなってきました。

このキット、こんなふうに毛穴っぽいでこぼこがモールドされています。

これに足を仮に差し込み、焦茶色のエナメル塗料をシャバシャバに薄めた物をヘッド全体に塗ります。

まるでクリアを吹いたようですが、エナメル塗料が乾いていない状態です。

エナメルが乾くと、

毛穴の部分に色が残り肌の色のまだらな感じになりました。

この後、目玉を入れたり、クリアをかけたり、植毛したりして行きます。

どんどんおぞましくなります。

続く!