サハリンの旅行記
去年の3月に貸出し予約をした本だ。
予約時は新刊本で26人待ちだったけど、結構、くたびれている。
国境線が何度も引き直され、国と国の狭間にあるこの島は先住民や移住者の希望と絶望を幾度となくその大地に仕込ませてきた「悲運の島」だ。
しかしまた、妹トシを失った宮沢賢治を哀しみの淵から救ったのもこの「悲運の島」だったのかもしれない。
google map/ストリートビューと首っ引きで、読了まで2日間を要した。
従兄弟は、知取町(現マカロフ)の生まれだ。
製紙工場の城下町として栄えた町だったが、ストリートビューによれば、工場は廃屋と化していた。
マカロフ駅前で石碑(48.619900141643676N 142.78534319114925E)を発見した。
残念ながら、「1892 先住者・・・」以外の文字は判読できないが日本語と露語が刻まれており、町の開基を記念したものかもしれない。
しかし、google mapで画像を見るとすでにカフェになっていた。
それ以外にもストリートビューとgoogle map画像が異なる箇所がたくさんある。
これは、撮影時期が異なるためで、町が急速に再開発されている事が判る。
今日のサハリンは、LNGなど石油資源開発で好景気が続いており、こんな寒村にも波及している。
かつて、叔父たちが豊富な森林資源や水産資源があるこの島の未来を夢見て移り住み、先住民を押し退け、次々と街を広げていった。
まるでデジャビュを見ているようだ。
化石燃料が枯渇したときには、また、・・・
去年の3月に貸出し予約をした本だ。
予約時は新刊本で26人待ちだったけど、結構、くたびれている。
国境線が何度も引き直され、国と国の狭間にあるこの島は先住民や移住者の希望と絶望を幾度となくその大地に仕込ませてきた「悲運の島」だ。
しかしまた、妹トシを失った宮沢賢治を哀しみの淵から救ったのもこの「悲運の島」だったのかもしれない。
google map/ストリートビューと首っ引きで、読了まで2日間を要した。
従兄弟は、知取町(現マカロフ)の生まれだ。
製紙工場の城下町として栄えた町だったが、ストリートビューによれば、工場は廃屋と化していた。
マカロフ駅前で石碑(48.619900141643676N 142.78534319114925E)を発見した。
残念ながら、「1892 先住者・・・」以外の文字は判読できないが日本語と露語が刻まれており、町の開基を記念したものかもしれない。
しかし、google mapで画像を見るとすでにカフェになっていた。
それ以外にもストリートビューとgoogle map画像が異なる箇所がたくさんある。
これは、撮影時期が異なるためで、町が急速に再開発されている事が判る。
今日のサハリンは、LNGなど石油資源開発で好景気が続いており、こんな寒村にも波及している。
かつて、叔父たちが豊富な森林資源や水産資源があるこの島の未来を夢見て移り住み、先住民を押し退け、次々と街を広げていった。
まるでデジャビュを見ているようだ。
化石燃料が枯渇したときには、また、・・・