不法投棄

風光明媚な展望駐車場

展望台の麓に視線を移せば、このとおり。
人里離れた場所なので、見咎める人が居ない。
道路を清掃していた業者の人達が途方に暮れていた。
おそらく、これは別料金のオプション契約になるのだろう。

ゴミの中には投棄した不心得者を特定するに至るものがあるはずだ。

例えば、コンビニ弁当があったとする。
弁当のロットから販売された店と時間がわかるはず、
ポイントカードを利用していれば、住所と名前(偽名を使っていることあるが)、店の防犯カメラには人物の画像が残されているはずだ。
1時間弱で、常習的なこの犯罪者にたどり着くことができると思う。
これを告発するのは道路管理者であり、摘発・送致するのは捜査機関だ、
やるかどうかは、それぞれの「や・る・気」だけの問題だ。
2年前に釧路市民になり、なけなしの給与から釧路市に住民税を納めている。
それをこの有料ゴミ袋をケチる輩に使われるのは、どうしても納得が行かない。
十数年前、学校の給食費未納問題が社会問題化したのも、この道東地域だったと思う。
「棄て得、逃げ得」というこの地域に古くから蔓延る悪習を、今、ここで断ち切るべきだ。

「割れ窓理論」については、どうこう述べる気はないが、釧路でこれを放置すれば、やがて、ひき逃げや強盗などの凶悪な犯罪に引き継がれてゆく。
小さな犯罪を取り締まらなければ、「国際都市・釧路」の未来はなく、カジノ誘致などはほど遠いだろう。
悪習を払拭するには、小さな不正も許さないと言う、釧路市民の「や・る・気」にかかっている。
高い意識を持ち続ければ、カジノが来たって、風紀や治安は市民の力で守りきれるだろう。