
「神は肉と毛皮を纏い人間(アイヌ)のもとへ現れ、肉と毛皮を与え、魂は森に帰って行く」そうだ。

ここが神の森との結界か。

この階段も

この坂道も、人を拒んでいるように感じる。

坂道にはクルミの実が落ちている。

近くには水場もある。

遊歩道から山側の藪。よく観察してみると、・・・

かすかに野草が倒れている。
手前の草にも何者かに踏まれた跡が遊歩道脇から続いている。
遊歩道の反対側には東屋がある。この藪まで10m弱だ。

東屋のベンチにはカップルがいて、眼下のグランドの少年野球の試合を見ていた。
すこし、離れたベンチには昼寝中の男性が、・・・・。まあ、試合が終わるまでは大丈夫だろう。
本来、羆はベジタリアンだか、肉食の味を覚えると肉食熊に宗旨替えすることがある。
先日、道東で駆除されたOSO18は乳牛を捕食していた。
人間を見ても逃げないので、特殊な個体として、ハンターはOSO18と知らずに斃したそうだ。
胃の内容物については触れられていないが、他の強い熊と争ったような傷があったと報道されている。
テリトリーを追われたOSO18は乳牛を捕ることが出来なくなり、新たな環境で容易く狩れる獲物を探していたかも知れない。
怪我などで弱ったエゾ鹿や乳牛より簡単に狩れるとすれば、次の標的は「人」だったのかもしれない。
普段、人との接触が無いはずの朱鞠内湖で、水辺を胴長靴で歩いていた釣り人は、熊の目にはどう映ったのだろう。
羆撃ちは撃ち損ねたとき、手負い熊になってしまうか、逆に熊に襲われる。
手負いにした時は、命懸けで追い、確実に仕留めることが、手に掛けてしまった熊に対するハンターの勤めである。
一方、逆襲を受けた時には、この動く標的の急所に第2弾を命中させなければ、ハンターは命を落とす。
猟銃の命中精度が低かった時代には、多くのハンターがこれで犠牲になった。まさに、熊とハンターとの命のやり取りとなるのだ。
OSO18のハンターはこのリスクを背負い、駆除後に到来するであろう似非動物保護者達からの執拗な嫌がらせを覚悟のうえ、トリガーを引いた。
それは、後に襲われたかもしれない何人かの命を救う、賢明な判断だったと思う。
札幌の裏山の神々の気が変わることが無いように祈ろう。
眼下の街には、生贄が約200万人もいるのだから・・・・

ここが神の森との結界か。

この階段も

この坂道も、人を拒んでいるように感じる。

坂道にはクルミの実が落ちている。

近くには水場もある。

遊歩道から山側の藪。よく観察してみると、・・・

かすかに野草が倒れている。
手前の草にも何者かに踏まれた跡が遊歩道脇から続いている。
遊歩道の反対側には東屋がある。この藪まで10m弱だ。

東屋のベンチにはカップルがいて、眼下のグランドの少年野球の試合を見ていた。
すこし、離れたベンチには昼寝中の男性が、・・・・。まあ、試合が終わるまでは大丈夫だろう。
本来、羆はベジタリアンだか、肉食の味を覚えると肉食熊に宗旨替えすることがある。
先日、道東で駆除されたOSO18は乳牛を捕食していた。
人間を見ても逃げないので、特殊な個体として、ハンターはOSO18と知らずに斃したそうだ。
胃の内容物については触れられていないが、他の強い熊と争ったような傷があったと報道されている。
テリトリーを追われたOSO18は乳牛を捕ることが出来なくなり、新たな環境で容易く狩れる獲物を探していたかも知れない。
怪我などで弱ったエゾ鹿や乳牛より簡単に狩れるとすれば、次の標的は「人」だったのかもしれない。
普段、人との接触が無いはずの朱鞠内湖で、水辺を胴長靴で歩いていた釣り人は、熊の目にはどう映ったのだろう。
羆撃ちは撃ち損ねたとき、手負い熊になってしまうか、逆に熊に襲われる。
手負いにした時は、命懸けで追い、確実に仕留めることが、手に掛けてしまった熊に対するハンターの勤めである。
一方、逆襲を受けた時には、この動く標的の急所に第2弾を命中させなければ、ハンターは命を落とす。
猟銃の命中精度が低かった時代には、多くのハンターがこれで犠牲になった。まさに、熊とハンターとの命のやり取りとなるのだ。
OSO18のハンターはこのリスクを背負い、駆除後に到来するであろう似非動物保護者達からの執拗な嫌がらせを覚悟のうえ、トリガーを引いた。
それは、後に襲われたかもしれない何人かの命を救う、賢明な判断だったと思う。
札幌の裏山の神々の気が変わることが無いように祈ろう。
眼下の街には、生贄が約200万人もいるのだから・・・・