おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

美術館に行く

2018-04-30 15:32:56 | 芸術系
予定より早く実家を出ることになったので、津にある県立美術館にいくことにした。


津の駅で降りるのは何年ぶりだろうか?30年を超えるくらい久々である。

1時間かけて、帰る東京都とは反対方向の津まで来たのには理由がある。県立美術館で開催されている"tupera tupera 絵本の世界展"を観るためだ。


開館早々の9:40頃に到着。すでに親子連れが何組か館内に入っていく。

実は"tupera tupera"について、「売れている絵本作家で二人のユニット」というくらいの知識しかなかった。館内に入って『パンダ銭湯』『ぼうし とったら』の著者であることを知った。

館内のロッカーに荷物を預けようと思ったら、「荷物が大きすぎて多分はいらないですね。」と言われたので、案内所で預かってもらうことにした。親切。


展示会場に入って作品(原画)をみる。作品のほとんどが"ちぎり絵"
というのも初めて知った。繊細な作業によってつくられた作品たちに感心した。

作品のほか、円形の絵本『あかちゃん』の製作工程を見せるビデオを流していた。製本所の苦労がわかる興味深い映像だった。

じっくりと観ていたら、あっという間に1時間半が経っていた。時間を気にしながら残りを観た。

会場内に「パンダ銭湯」のセットが作られていて、記念写真を撮る(そこだけ撮影可能)ために、列ができていた。

ミュージアムショップでほしいものが沢山あったが、荷物になるので、結局マスキングテープのみを購入した。


久々の美術館、少し時間に追われたが、1時間かけて観に行っただけの価値はあった。
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