おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

”いわいさん”の本

2009-12-16 23:59:53 | こんな本があった/買った/読んだ
写真の絵本は、ウチの次男が大好きで、巷でも売れている”100かいだてのいえ”とその続編”ちか100かいだてのいえ”である。

パステルな色彩、キャラクターのかわいさ、ストーリー…どれをとっても良い。子ども心をよくわかっているというのだろうか?

この絵本の作者は、いわいとしおさんである。

”いわいとしお”さんはただの絵本作家ではない。16~7年前にフジTVで放送されていた”ウゴウゴルーガ”をプロデュースした人なのだ。

その人が今から3年前、”いわいさんちへようこそ”という本を出版した。自分の子どものために作った”リベットのおもちゃ”の紹介を中心に書かれた本である。発行は、紀伊國屋書店(出版部)。その頃、この本に共感した僕の同僚(2児の母)は、いわいさんのファンとなった。

その後、”どっちがへん”という手のひらサイズの”プチ絵本”を出版する。言葉(セリフ)のない、カワイイ絵本だ。これも出版元は紀伊國屋書店。この後、”どっちがどっち”、”どっちがピンチ”という同様のプチ絵本2冊を発売。更に、この3冊をまとめたBOXも発売した。

この本はよくできているものの、出版元が”児童書出版社”でないため、そこそこ売れたものの、児童書売場を席巻するとまではいかなかった。

しかしながら前述の同僚は、この本を積極的にまわりに”オススメ”して、20冊ほどの注文をまとめていた。もちろん、僕も2セット購入した。

そして昨年、知り合いのマル紀の営業の人から”いわいさんの本、今度は偕成社さんから出るみたいですよぉ”と聞いていた。それが昨夏に出た”100かいだてのいえ”である。それがヒットして、今秋”ちか100かいだてのいえ”が出版された。この2冊は出版元が”児童書出版社”ということもあり、児童書売場で大々的に置かれている。


さて、ここで僕は何が言いたいか?
それは、前述の同僚には”先見の明”があったということである。

僕もね…。

紀伊國屋書店発売の”どっちがへん”シリーズは、2~4歳向けの絵本。これもおもしろいので、是非購入してもらいたいものである。





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