(半紙)
長楽無極(ちょうらくむきょく)
楽しいことが長く無限に続きますように、の意。
極細面相筆で。
点は丸っこくして統一感をば。
長の点々は上の方にくっつけて、楽の木の点々は離すことで
呑気な表情にならないかな、と
無は長の縦長に対して横に平らめにして、無の上部の余白を、
また、極を小さく書いて、無との字間を広くすることで
全体の余白も広く感じられないかしらん、と
書は、線と空間(余白)が大事って思うのでして。
私の書の師の世界は、まさに線と空間の極み。
先日、同門だった笛吹花さん がウィーンから一時帰国されたので
90才になる師のお宅に一緒にお邪魔しました。
花さんとは20年ぶり近くになるとのことで。
彼女の現在のウィーンでの作家活動についてのお話を聞いたり、
作品集をご覧になりながら、とてもとても喜んでおられて
私が出会ったのは師が60代、作家としても教えることに対しても
まさに油が乗った攻めの時代、教室では先輩諸氏が熱く厳しく
切磋琢磨する中で、興奮と感動と刺激に満ちた日々だったなぁ
懐かしいなぁと、何度も何度も微笑んでおられる師にお目にかかれて
花さんと二人、改めて感謝の気持ちで満杯になりました
花さんは現在、黒と白、線と空間の表現を発表されていて
著名な作家と並んで展示されたり、美術館収蔵作品も多く
アーティストとして活躍されています。
十数年ぶりの再会でしたが、出会った頃と全く変わっていない風貌に
モノづくりをしていると年を取らないのかな・・と
私はいろいろ中途半端だなぁと、反省しきり。。
師と花さんから、私にも湧き出るモノがあったということを
思い出させて頂いたので、おっし!
がんばるぞ~っと
その日は、ちょうど師の郷里の越前蟹が届いたからと、ご相伴に預かり~。
その日は師がお一人だったので、私はというと勝手しったる場所なので、
お茶の用意やらもっぱら御給仕係。
3時間程お邪魔して、懐かしの駅そばのお店で花さんとまたぴーちくぱーちく。
同じ志を持つ友や、自分の知らない世界を持つ人との交流は
新しい活力をもらいますね。
春到来。
皆さまも外に出て、まだまだ知らない自分を探しに出かけませう。
花さんの作品集のご紹介は次回。
お楽しみに~
長楽無極(ちょうらくむきょく)
楽しいことが長く無限に続きますように、の意。
極細面相筆で。
点は丸っこくして統一感をば。
長の点々は上の方にくっつけて、楽の木の点々は離すことで
呑気な表情にならないかな、と
無は長の縦長に対して横に平らめにして、無の上部の余白を、
また、極を小さく書いて、無との字間を広くすることで
全体の余白も広く感じられないかしらん、と
書は、線と空間(余白)が大事って思うのでして。
私の書の師の世界は、まさに線と空間の極み。
先日、同門だった笛吹花さん がウィーンから一時帰国されたので
90才になる師のお宅に一緒にお邪魔しました。
花さんとは20年ぶり近くになるとのことで。
彼女の現在のウィーンでの作家活動についてのお話を聞いたり、
作品集をご覧になりながら、とてもとても喜んでおられて
私が出会ったのは師が60代、作家としても教えることに対しても
まさに油が乗った攻めの時代、教室では先輩諸氏が熱く厳しく
切磋琢磨する中で、興奮と感動と刺激に満ちた日々だったなぁ
懐かしいなぁと、何度も何度も微笑んでおられる師にお目にかかれて
花さんと二人、改めて感謝の気持ちで満杯になりました
花さんは現在、黒と白、線と空間の表現を発表されていて
著名な作家と並んで展示されたり、美術館収蔵作品も多く
アーティストとして活躍されています。
十数年ぶりの再会でしたが、出会った頃と全く変わっていない風貌に
モノづくりをしていると年を取らないのかな・・と
私はいろいろ中途半端だなぁと、反省しきり。。
師と花さんから、私にも湧き出るモノがあったということを
思い出させて頂いたので、おっし!
がんばるぞ~っと
その日は、ちょうど師の郷里の越前蟹が届いたからと、ご相伴に預かり~。
その日は師がお一人だったので、私はというと勝手しったる場所なので、
お茶の用意やらもっぱら御給仕係。
3時間程お邪魔して、懐かしの駅そばのお店で花さんとまたぴーちくぱーちく。
同じ志を持つ友や、自分の知らない世界を持つ人との交流は
新しい活力をもらいますね。
春到来。
皆さまも外に出て、まだまだ知らない自分を探しに出かけませう。
花さんの作品集のご紹介は次回。
お楽しみに~
抽象を描いていると書が書きたくなり。。
どちらに決めることなく、とにかく書きたいものをどんどん書いていきたいです。
この書、凡人の私にも分かりやすくとっても親近感があります。
みのりさんから沙於里さんにたどりついたのも、
こんな書からだったと思います。