戦中生まれの独り言

独りよがりは困ります、そこのあ な た !
人が見てなくとも、あなたの心がみてますよ

ロバの耳を持たない王様に<貴方は裸の王様>と、言ってあげる人材は居ないのか?

2015-07-15 19:49:41 | 後世に禍根を残す暴挙?
21世紀のはじめの時代に、東洋の島国がありました。


その国は今から70年前までは、若い国王を、一癖二癖ある政治家や


政商達と、軍隊の一部の人らが当時の憲法を、自分達の都合の良い様に


解釈して、近隣の大陸や、東南アジアの方面に〈王様の名のもとに)


随分勝手な行為をして、とうとう世界の大国連合を相手に


戦争を始めてしまったのです!



哀しいかな、これという資源のない小さな島国の為


長期の戦いに持ち込まれては、とても勝ち目は無く!


何百万と言う兵隊達の命と国内の財産を失くして


連合国に<無条件降伏>をして、二度と戦争は致しません!


との、誓いとして、不戦憲法を持つ国になったのでした。


新しい憲法では 王様は国の象徴と言う位置づけになったので


政治には<良くも悪くも>直接口出しが出来ないのです。


その為、政治は選挙で選ばれた国会議員の中から、多くの議員を擁する


団体(党)の党首が、実質的にその国の<代理王?>として


まつりごとを行うのでした。


そして、もともと勤勉な農耕民族だったその国の多くの人々は


その憲法の教えを遵守して、今までの70年間全く戦争をせずに


勿論他国民を国同士の争いで<殺傷することなく>今日まで


ある意味世界から尊敬もされてきたのでした!


今日までの大半の期間(政治を担ってきたのは)


今のそれを担ってる人達のグループと殆ど変わってないのですが


違う所は、先の戦争の敗戦時に、苦労して来た世代の人達が


多かった、のに比べ、今その地位?にある多くの人達は


そんな苦労を殆ど知らない世代のぼんぼん達だと言う事でしょうか?


しかも中心になってる<代理王さま?>は、敗戦前に大陸方面で


中枢にあり権力を握っていた人の<まご>なんです!


人間の性格等は、親より祖母・祖父の性格を受け継ぐ場合が多いようですね。


今の代理王?もそれに当てはまっているようで、


自分の周囲を<お友達のイエスマン>で固めているようです。


従って、その代理王に<貴方は裸の代理王ですよ!>


進言する人が居ないのでしょうね!


このままでは、その代理王は、後世に<暴君ネロならぬ、暴君○●>


と言う 名 を残すでしょう!尤もその人がどういわれても仕方ないけど


暴君の決めた悪法で 命を落とす若者や、多くの勤勉な国民が気の毒です!