今日も蒸し暑い日でした。
江戸の末期に陽明学者として知られた山田方谷は26日で没後130年を迎えました。 地元で使われていた、2本から6本つめを持つ「備中ぐわ」を量産し全国に販売したのが方谷です。
当時、普及していた平ぐわに比べ、備中ぐわは畑や田んぼを深く掘る事ができた。軽いため使い勝手も良く、江戸期の農業生産向上に貢献したと言われています。高梁から高瀬舟により高梁川を下り、玉島から北前船で江戸へ運ばれ、備中ブランドとして全国へ流行したようです。(我が家では、現在も3本つめの備中ぐわを利用しています。)
備中ぐわに加え、くぎ、葉たばこ、檀紙(だんし)、柚餅子(ゆべし)も藩専売で全国へ売り出した。
「ブランド化し全国に売り出す手法は、地域起しの元祖」ではないでしょうか。山田方谷が、備中松山藩の元締役兼吟味役になったのは1849年。当時、藩の借金は十万両で、年間収入の約5倍だったそうです。これを、備中ぐわなどを全国ブランド化と倹約で解消した。8年後には、十万両の蓄財ができたそうです。 また、農民兵を全国に先駆けて導入した。長州藩の高杉普作が奇兵隊を組織するより約10年早かったとも言われています。
現在、岡山県で力を入れている大粒系の葡萄がピオーネです。
ハウス栽培のニューピオーネ、安芸クイーン、藤稔の販売を開始しました。2キロ箱で送料込みの販売価格は7000円です。 宅急便コレクト(代金引換サービス)での発送も可能です。ご希望のお方は、ご相談下さい。
露地物は、9月からの販売となり、価格もハウス物に比べて安くなります。露地物が出る頃がぶどうの旬ですよ。
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