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2016.10.31 『白旗山』(322m)

 

 月曜の『野牛山』を下りてから昼食を摂り、

直近の『白旗山』に登ってみた。

「登ってみた・・・」、そう初めてである。

クロスカントリースキーのフィールドとして、あまりにも有名な『白旗山』。

しかもそれが札幌市に存在するので、さぞかし手入れが行き届き、

駐車場も舗装された公園なんだろうと思い込んでいた。

例えば『藻岩山』の旭ヶ丘公園登山口のような・・・

それでこれまでこのあたりを通っても、登ってみようという気にはなれなかった。

そんな思い込みの強い山も、雨の中となれば寄ってみようという気になったものだ。

そして何も考えず、「有明登山口」に入ってみた。

心細く細い未舗装道路を進むと、間もなく広い駐車場が現れた。

舗装された公園の中の駐車場を勝手に思い描いていたが、全く違っていた。

地面は少々汚いくらいの駐車場で、ゲートが閉ざされ、その先は林道のようだ。

ゲート横に案内板があり、それによると『白旗山』へは4つの登り口があるようだ。

そしてこの有明口からが一番短い。

 

 13時45分、駐車場をスタート。

すぐに林道をゆっくり走行するパワーショベルが目に入った。

それを目にしたHiromi、「あっ、トラック・・・ トラクター?」

まるで世の中のことが分かっていない天然である。

パワーショベルはカラ松林の伐採作業を行っていた。

そのキャタピラ痕で林道の表面がドロドロになり、歩くのが不快だった。

しかし、パワーショベルに近付くと、オペレーターがわざわざショベルを移動して道をあけてくれた。

その後キャタピラ痕を抜けると、地面はよく締まり歩きやすい。

更に高度を上げて行くと、地面は草付きだ。

そしてなかなかの斜度である。

ただ、ゲートから2.4kmの行程は短い。

14時15分、『白旗山』頂上。

下山は道を変えてみた。

ここは同じく札幌の「白川市民の森」や「盤渓市民の森」に似ている。

下山に利用した遊歩道もなかなか傾斜があり、登りに利用するとよいトレーニングコースとなる。

 

 14時45分、駐車場。

いやあ、意外だった。

予想をはるかに超えて良い山であった。

まだまだ身近にも知らない山があることを再認識して、

天候不順な中ではあったが、豊かな気持ちで帰途に着いた我々であった。

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