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2021.2.20 「167mP」~『本沢』(ほんさわ・152m)  Kaoruのスノーシューデビュー!!

 今日はかねてから予定していた、

Kaoruのスノーシューデビューだ。

Kaoruと最後に山に登ったのが、

昨年の8月だった。

その後予定が合わないでいるうちに冬となり、

まごまごしていると、

冬も終わってしまうということで、

以前から購入を考えていたスノーシューを、

ここに来て買ったというわけだ。

何もないところから、

思い切って新たなことを始めるというのは、

大変勇気が必要だったと思う。

そこでデビューに手を貸すこととした。

数日前にこの日の予定を送ると、

「ワクワクする」と、

期待に胸をふくらませていた。

デビューを栗山ダムとし、

ダム湖を周遊しながら二つのピークに立つ、

という予定を立てた。

初めてスノーシューを装着して歩くには、

距離やアップダウンのある行程がきついと思う。

しかしKaoruはスポーツインストラクター。

この行程は無難にこなすだろうと推測した。

 9時に現地で合流し、

9時20分、駐車地をスタート。

林道を100mほど歩いてダム施設へ。

そこに書いてあるのに、

「このダムの水は飲料水に使うんだ」と、

知ったフリして余計な注釈をつける私。

すぐに真っ直ぐで長いダムの上を歩くことになる。

雪のない時には十分安全を確保してくれる両側の欄干だが、

今はその高さまで雪が積もっているので、

落ちてしまいそうで、

なんだか下半身がムズムズする。

それを渡りきると林道だが、

樹木があちこちで覆いかぶさり、

既に廃道状態だ。

久しぶりに会ったKaoruと、

ぺちゃくちゃしゃべりながら歩く。

そして右手斜面に伐採用の作業道が現れたので、

それに乗り換えて高度を上げる。

伐採地の広い風景がどんどん広がる。

広々とした風景を楽しみながら登って行くと、

ダム側の展望が開け、

尾根の頭にのる。

と、ここで雨が降りだした。

私が嫌な雨だと口走るのに対し、

Kaoruはポジティブに捉え、

あくまでも「楽しい!」を貫く。

 疎林の尾根を忠実に詰め、

10時35分、地形図上の「167mP」

そして同じ植生の北西向き尾根を下って林道へ。

林道に下りたあとはそのまま湖に下った。

広い湖の端を渡って対岸に上がり、

林道をまたいで北側の斜面に取り付いた。

ここにも伐採地が広がっている。

この伐採地を登るほどに、

背後にはダム湖の風景が広がっていく。

直前に登ってきた「167mP」も、

目の前に見えている。

気持ちの良い伐採地を登って、

美しい風景を眺めながら昼食だ。

また小雨が降り出すも、

もう気にはならない。

また世間話しに花を咲かせる。

私の前世は「田舎のおばちゃん」(女房が言う)だと言うから、

世間話しが大好きだ。

 昼食後はすぐ奥のピークに足を伸ばし、

12時10分、四等三角点「本沢」

積雪期は三角点標石が見えないので、

なんだか物足りない。

最後はまた伐採地を下って林道へ。

そしてすぐ近くとなった駐車地へ。

12時25分、ミッション終了!

Kaoruは予想通り何の問題もなく、

約5kmの行程をスノーシュー装着で歩き通した。

次回はもう一段高い山に登ってみよう。

Kaoruは「たのしかったぁ~」と言って帰っていった。

それはようございましたぁ~

 

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