北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2021.2.24 『北電山』(145m)~『犬山』(157m)~『安平山』(166m) 三角点三つを結ぶ
今日はコズと山行の予定。
「コズを故郷の山に登らせる」シリーズ、
第五弾のはずだった。
ところが今朝起きるとひどい雪。
除雪をしてから出かけなきゃいけないので、
外に出てみると30cmの降雪だ。
急いで除雪をして出かけた。
コズとは由仁町川端で合流することにしていた。
しかし私が住む江別市から、
除雪車がいまだ雪を片付けない車道は、
どこもここもザクザク、グサグサ。
ひどく走りにくい。
そんな中ひどい吹雪で、
視界が完全に失われた時間帯があったのたろう。
わずか1kmほどの間の道路脇には、
車が計10台路外に飛び出していた。
中には側溝に深く落ち込んだ車もあった。
そんな光景を目にしたあと、
川端でコズと合流たものの、
川端地区もけっこうな降雪があり、
予定していた林道までは入れそうもないので、
とりあえず追分の『安平山』(あんぺいざん)へ向かうことにした。
9時35分、『安平山』直下の、
車道終点を駐車地としてスタート。
ここにきてただ『安平山』に登って帰られる訳もなく、
三角点ピーク3つを結ぶことにした。
まず送電線下の登山道を登り、
地形図に記された163m標高点で、
尾根筋に上がった。
そして尾根筋に続く送電線の、
保守管理用刈り分け道を進む。
これを約1kmほど利用して歩き、
一旦沢筋まで下った。
それから対岸の斜面を登って行く。
積雪の状態はスノーシューで心地よく歩ける、
大変良好なコンディションだ。
ただ雪そのものが少ないので、
時折スノーシューのアイゼンに笹の茎が絡まる。
斜面をゆっくり登って、
10時45分、四等三角点「北電山」。
雪が少ないとは言っても、
標石を見つけるには至らなかった。
さて、ここから次なる「犬山」を目指すのだが、
地形は複雑で筋の通った尾根もない。
しかしながらこの辺りは、
標高が高くても150m前後だ。
であるならば、山を越えてアップダウンを繰り返しても、
たいしたノルマではない。
迷わず北西方面に下った。
するとそこに林道が現れたので、
これを利用することにした。
林道は都合の良い方に向かってくれ、
地形図上の157m標高点まで、
楽に歩かせてくれた。
そしてそこから尾根を下って、
一旦沢筋に下りきった。
100mほど沢筋を歩き、
取り付きやすそうなポイントを見つけ、
斜面に取り付いた。
急な斜面から尾根をゆっくり登って行く。
コズにもゆっくりで良いことを告げる。
前方の目標と定めて登った、
「160mP」に立つと、
ようやく間近に「犬山」の姿を捉えることができた。
一旦下って「犬山」に取り付くが、
この登りが最も笹の手ごわい箇所だ。
背丈をはるかに超える笹が密生している。
コズの姿なぞ全く見えない。
それでも一歩一歩笹をかきわければ、
いつか尽くさ頂上に!
12時10分、四等三角点「犬山」。
ここで昼食だ。
昼食後は『安平山』へのアップダウンだ。
また沢筋まで下りきって、
『安平山』に登り返す。
きついアップダウンの連続だが、
私に限りなく歳が近いコズは、
泣き言一つ言わずに着いてくる。
なかなかたいした体力じゃないか!
13時ちょうど、『安平山』(一等三角点:阿平山=あびらやま)。
あとはあっという間の駐車地へ。
コズが最後に尻滑りを楽しんでいた。
13時15分、駐車地。
『安平山』だけに登って帰るのならつまらないが、
ちょつと目先を変えると、
冒険的な山歩きを楽しめる。
コズも満足したろう・・・