北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2021.7.1 『焼山』(やきやま・589m) 期待通りの薄い藪!
昨日~今日と芦別で未踏の三角点ピーク、
4座に立ってきた。
ゆっくり振り返ってみよう。
昨日の朝家を出て、
芦別市に向かった。
国道452号線を走り、
三笠から芦別に入って間もなく、
「パンケリヤウシ川」に架かる、
「玉川橋」を渡ってすぐ、
右手に「金剛沢第一林道」の入口が現れる。
この入口に車一台分の駐車スペースがある。
今年5月もここに駐車して、
「金剛沢第一林道」を利用し、
『金剛岳』(701m)に登った。
9時20分、駐車地をスタート。
100mも歩かないうちに、
施錠された林道ゲートとなる。
施錠され、猟期には、
立ち入り禁止と書かれた林道だが、
この先いくらも進まないうちに、
決壊箇所があり、
全く使い物にならない林道であることを、
5月の山行で知った。
林道はゲートを過ぎて、
左に大きくカーブを描く。
そして曲がりきった地点で、
北側の斜面に取り付いた。
この辺りの藪が薄いことは、
5月に確認している。
ただそれがどこまで薄いのかは不明だ。
薄い藪を急斜面から、
明瞭な尾根へつないでいく。
尾根が広いのでピンテを付けて登る。
そして地形図地にはない、
古い作業道と何本か交差した。
とにかくどこまでも藪が薄く、
なんだか気持ち悪いくらいだ。
そこにシカ道が現れると、
まるで登山道を歩いているような感覚だ。
途中何度か交差した古い作業道が、
尾根筋に沿って伸びる箇所があった。
それもまた登山道のよう。
傾斜がきつい尾根は、
Co.490で斜度を落とし、
平坦で平和な尾根へと変わった。
この辺りは公園のようだ。
その公園状態も、
やがて笹が出てくる。
しかしうるさいほどではなく、
長くは続かない。
木間越しに麓の農家と、
田園地帯が見える。
結局最後までうるさい藪に悩まされることなく、
10時55分、三等三角点「焼山」。
西側はすっぱりと着れ落ちている。
また、三角点標石がやけに飛び出ている。
濃い笹の中の標石が、
このように飛び出ていたなら、
それを探すのが楽なのだが。
下山は登路のルートを、
ピンテを回収しながら、
忠実に辿っていく。
登路では暑くてひどく汗をかいたのだが、
上部では寒いくらいの、
冷たい風が吹いていた。
それが高度を下げるほどに暑くなり、
林道に下りて直射日光にさらされると、
暑い暑い。
12時10分、駐車地。
アップダウンの「ダウン」の部分がない、
登り一辺倒のなかなかいい山だった。
さて、次へ向かおう!