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2022.7.18 『野々沢』(249m)  霧雨でも楽しい山歩き

 

 世の中三連休最終日の月曜は、

やはり天気予報がよろしくない。

外に出てもどこも低いガスに覆われて、

遠くの山が何も見えない。

それではどこに出かけても同じこと。

自宅からわりと近い、

三笠市の山に出かけることにした。

 道々30号線を上志文から三笠方面に走り、

「市来知川」(いちきしりがわ)に出合ったところで、

右手の農道に入った。

それをどこまでも走って行くと、

「一の沢水源池」のゲートに突き当たる。

ゲートの前には数台停められる空き地があるので、

これを駐車地とした。

ただ足元は水たまりがあってよくない。

 重苦しい空気の中をスタート。

ここのゲート前はにぎやかだ。

「マムシ注意」、「クマ出没注意」、

「魚釣り禁止」、「立ち入り禁止」と、

いっぱいいっぱい!

しかし、そもそも「立ち入り禁止」ならば、

マムシやクマに注意する必要がないし、

魚釣りができるわけでもあるまい。

またこのゲートは林道への侵入をことごとく嫌い、

バイクも入れないようにされていた。

 ゲートを過ぎて100m先で、

「一の沢貯水池」に出合う。

小さな貯水池だが、

これが「近代水道百選」に選ばれたって言うんだから、

何とも不思議な印象だ。

ただ、そもそも「近代水道百選」て何!?

そして何とも透明感のない水で、

これを水道水変えても、

とてもおいしいとは思えないのだが・・・

 貯水池の脇にチェーンゲートがあり、

ここから「野々沢林道」が伸びていく。

路面に最近車が走った痕跡はない。

静かな林道を歩いて、

貯水池の奥へと入って行く。

すると霧雨が降り出し、

鬱陶しい歩行となる。

路面にはたまにヒグマのフンが落ちている。

右手に枝が現れるので、

それに入ると高度を上げだす。

地形図では破線林道だが、

まだ車が走行することはできる。

また、この分岐を直進すると、

長い林道歩きから藪漕ぎで、

先日登った三笠の「幌内」(三等・309m)に辿り着けることが、

地形図から読み取れる。

いつかこの林道を利用して登ってみよう。

 分岐からの林道は、

歩を進めるほどに荒れていき、

ドロドロの状態になったところも。

また、目の前に大きく張られたクモの巣に、

顔面から突っ込みそうになる場面も。

 蛇行する林道から200で藪に入った。

霧雨に濡れた笹が下半身を濡らす。

しかし暑くて雨具は無用だ。

腰程度の高さの笹をかき分けて進む。

ワークマンで買った1,900円のズボンがいい。

濡れてもそう気にならない材質だ。

安価で良品を販売するワークマンは、

我々庶民の味方だわぁ。

そして三等三角点「野々沢」

三度目のピークだ。

 一旦林道に下り、

少し歩いて伐採地に上がった。

狭い伐採地だが見通しは利く。

ちょうど霧雨が止んで低いガスが晴れだした。

弱い日差しに気温が上がる。

伐採地からショートカットで林道に下るが、

足元にはまだまだ元気の良さそうなウルシが、

びっしり生えている。

転んだら大変なので、

ゆっくり慎重に下った。

 また林道をてくてく歩いて貯水池を過ぎ駐車地へ。

霧雨交じりの鬱陶しい天候ではあったが、

それでも山歩きは楽しい。

楽しい山歩きを終えた連休の締めくくりは、

久しぶりに「サイゼリヤ」で、

Toshiと一杯やりながら積もる話しに花を咲かせた。

 

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