北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2022.12.17 『鬼武士』(おにぷし・294m) 忘年会を控えた里山歩き
今回の週末は『ミニ山の会』としての活動だった。
『ミニ山の会』と言ったって、
いつものHiromiにToshiが加わるだけだけどねえ。
土曜日山に登った後、
温泉に一泊して「忘年会」を予定した。
土曜の朝Toshiの車を我が家に置き、
Hiromiを迎えに行って買い物。
宿泊は素泊まりとしたので、
夕食の買い物をして厚真町に向かった。
厚真町に到着したのが11時ころだったので、
コンビニに寄って早めの昼食。
その後道々「平取~厚真線」を走り、
厚真町とむかわ町の境界線上にある、
「あづほトンネル」手前500mほどの地点で、
砂利道の町道「豊丘~宇隆線」に入った。
そして1km弱走った地点を駐車地とした。
ここから長い林道を歩いて「鬼武士」に至る。
11時30分、町道脇の駐車地をスタート。
この辺りはほとんど積雪0状態だ。
しかし路上は一旦降った雪が、
車両に踏みつけられて融け、
それが全て凍りついていた。
従って滑る滑る!
そんなツルツル路面を、
ToshiもHiromiも登山靴で歩く。
ソールの固い登山靴は氷の上でよく滑る。
両手に持ったストックで、
バランスを取りながら進む。
それに対して私はスパイク長靴。
この日ほどスパイク長靴の、
恩恵を受けたことはない。
長靴の薄いが、
ソール全体に埋め込まれたピンが、
的確に氷をとらえてくれる。
私は正直スパイク長靴を「良し」、
とはしていない。
単に登山靴の消耗を抑えるため、
長靴で間に合う場面で使用している。
しかしこの日見直しましたよ~
ルート中のほぼ中間地点で、
町道から林道に入った。
施錠されたゲートがあり、
この一帯は三井物産の社有地だ。
そして林道上も町道と同様で、
凍り付いた路面が続く。
それを奥へ奥へと直線的に進んで行く。
凍てついた林道は、
ゲートから2.5kmほど歩くと、
急に高度を上げだした。
これを240まで上げると、
林道分岐となり、
笹の尾根に取り付く。
この尾根を利用して登る人がいるようで、
踏み跡がありピンテも見られる。
なかなか気持ちの良い尾根筋を登って行くと、
眼前に反射板が現れる。
するとひと登りで反射板のあるピークに達する。
そこには黄色の私製標識が付けられているが、
三角点ピークはその先にある。
一旦反射板のピークを下り、
登り返して、
13時15分、三等三角点「鬼武士」。
このピークに立つのは3度目で、
今年2度目だが、
何度訪れてもよい山だ。
三角点ピークから反射板のあるピークに戻り、
改めて素晴らしい眺めを堪能する。
そこからは西から北、
そして東の眺めが遮るもののない中にある。
またこの日は穏やかな天候で、
遠く日高山脈の『幌尻岳』が見えていた。
下山は笹の尾根筋から林道に下り、
登路とは別の林道を下る。
歩行距離が短縮となるこちらの林道だが、
枝が次々に現れ、
一つ間違えるととんでもない方に下ってしまう。
今年の春この林道を歩いているので、
道筋ははっきりと記憶している。
複雑で滑るがのどかな雰囲気の中を楽しく歩き、
14時30分、駐車地。
15時のチェックインにはちょうど良い時刻だった。
厚真町「こぶしの湯」に向かってGO!