北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2023.3.20 『月形』(305m) 空知平野の展望台へ
先日の月曜日は、
朝からまた快晴で気持ちがいい。
登りたい山はたくさんあるが、
ここは燃料費節約ということとし、
月形町で素晴らしい風景を楽しむことにした。
「月形」(二等三角点)には四季を通じて登ってきたが、
昨年初めて積雪期に登ってみた。
すると無積雪期は頑強な笹に覆われて、
何も見えなかった一帯が、
広く素晴らしい風景を見せてくれた。
今回はまたそれを楽しみに出かけた。
昨冬は月形刑務所の西の、
小さな貯水池前を通る農道を利用して尾根に取り付いたが、
今回は農道入り口から、
融雪剤散布のため農家の車両が出入りした跡が続いていたので、
その妨げになるわけにはいかず、
駐車を遠慮してルートを変えることにした。
そこで第二案としていた「豊ヶ丘貯水池」に向かった。
「豊ヶ丘貯水池」は、
『分監山』(460m)に登る際に利用する、
「樺戸林道」入口のそば。
「樺戸林道」を利用してもよいのだが、
そこは積雪期ゆえ山越えでショートカットする。
ここの農道は一日にほんのわずかしか車が通らないので、
舗装された農道の端に駐車した。
足下の雪が締まっていたので、
ツボ足でスタート。
すぐ貯水池の南側の尾根に取り付いた。
この尾根を忠実に登って行く。
高度を上げるほど、
背後に豊ヶ丘地区の田園風景が広がる。
地形図の「299m標高点」手前で、
左手の尾根に乗り換えた。
すると南西方向に目指すピークが見えた。
純白で美しい峰だ。
そして尾根を更に進んで「樺戸林道」に当てた。
あとは林道を歩いてピークを目指す。
広々とした風景の中を歩くのは、
ただでも気持ちがいいのに、
二日連続の快晴の下で幸せいっぱい!
林道を歩いて行くと、
前方に目指すピークが見え、
林道を離れて尾根にのる。
ここからは遮るもののない風景が広がる。
素晴らしい風景を眺めながら歩き、
二等三角点「月形」。
このピークは無積雪期だと、
背の高い笹に覆われて何も見えない。
それが今はすっきりだ。
今年は雪が融けたら、
また標石周りの笹刈りをしに登ろうか。
スッキリしたピークから少し東に歩くと、
空知平野を丸ごと見渡せるポイントがある。
そこから方向を変えて南に目をやると、
長大な石狩川の向こうに、
我が街江別市が霞んで見える。
この山は本当に見晴らしがいい。
毎シーズン登りたくなる山だ。
快晴の下で素晴らしい風景を堪能し、
下山を開始した。
登路と同ルートをたどり、
最後は日当たりの良い部分で腐れ雪に悩まされた。
そして「豊ヶ丘貯水池」に下った。
まだ全面結氷したままの貯水池を眺めて駐車地へ。
二日続けての快晴下、
いやあ、素晴らしかったねえ・・・