『ムンク展』に行って来ました。
事前に“混む”と言う情報もあったので、
開場間もない時刻0940時ごろの到着。
すると、入口には、行列が・・・。
仕方ないので、大人しく行列の人に。
行列はスムーズに進んで、程なく入場。
後ろを振り返ると、行列を整理するための
パーティションポールの整理をし始めていたので、
開場直後の入場待ちの様です。
いくつか興味深い作品を。
《病める子》《病める子Ⅰ》と言う作品ですが、
これは、母親、姉を早く亡くし、且つ、
ムンク本人も体が弱かったと言う事が、
背景にあると聞くと、中々興味深く思えます。
それと、《メランコリー》ですが、
そのタイトルの通り、メランコリー。
この頃も、父が亡くなるなど、
色々と思い悩むことが多かったころに描かれた
作品だそうです。
そういう意味では、芸術家って、
自身の心理状態が作品に出てくるものだと思うんですが、
それを頭に入れて鑑賞しても、ムンクは他の芸術家よりも、
自身の心の影響を受けやすいんですね。
それとは逆?の感じなのが、《マドンナ》と言うタイトルの
複数の作品。
描かれえているのは、妖艶な美女。
こういう感じの作品も作ると言う所が、
ムンクの複雑さを感じさせます。
そして何と言っても《叫び》でしょうね。
不勉強で知らなかったのですが、《叫び》と言う
タイトルの作品は、他にもあるんですね。
所謂連作?でしょうか。
興味深いのは、この《叫び》が、
厚紙にテンペラと油彩で描かれていると言う事。
テンペラって、漆喰に描くものだと思っていたんですが、
厚紙にも使える手法なんですね??
人だけでは無くて、風景画もいくつかあったんですが、
《星月夜》と言う作品は、雪国の夜の雰囲気が良く出ていて、
奇麗でしたね。
雪国の夜って、あんな感じですよね。
帰るとき、当然、入口付近を通ったのですが、
入場待ち行列はありませんでした。
そのかわりと言っては何ですが、当日券購入窓口には、
列が出来ていました。
そう。
トビカンでは、展示会場を出てから、
撮影スポットがあるんですが、
ムンク展でもありました。
ただ、多くの場合ある、出口直ぐ近くではなく、
2Fのフロアにありました。
丁度ね、光が入ってきて、カメラがハレーションを起こして
大変でした(苦笑)
名称 | ムンク展―共鳴する魂の叫び https://munch2018.jp/ |
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会期 | 2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日) |
会場 | 東京都美術館 |
当日観覧料 | 一般1600円、大学生・専門学校生1300円、高校生800円、65歳以上1000円、中学生以下無料 |
開室時間 | 9:30~17:30 ※ただし、金曜日、11月1日(木)、3日(土・祝)は 9:30~20:00 ※入室は閉室の30分前まで |
休室日 | 月曜日、12月25日(火)、1月1日(火・祝)、15日(火) ※ただし、11月26日(月)、12月10日(月)、24日(月・休)、1月14日(月・祝)は開室 |