ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

1ショットの練習

2009年05月13日 | ゴルフ全般
昨日は5月らしい気温で風も爽やかだなぁ~と思っていたら、本日は、肌寒く、明日は、まだ今日よりも気温が低くなるとの予報。
このところ、やや気温が不順ですね。
皆さま、体調を崩されないように、くれぐれもお気をつけ下さいね。

現在、レッスンでは「1スイングの練習と、1ショットの練習を区別して、練習して下さい」なんてことを行っている。
1スイングの練習は、あくまでもスイングの動作そのものを練習すること。
それに対して、1ショットの練習は、アドレスに入るまでの手順(ルーティン)を一定化させて、打ち終わってからの動作も同じにして行く練習。
1スイングの練習の目的は、スイング作り。
1ショットの練習の目的は、ラウンド中を想定してのもの。

ゴルフは、歩いてボールのところまで行き、打ち終われば、また歩いて飛んだボールのところまで進んで行く。
言わば、歩きながら、ボールを打って行く競技と言える。
だから、その歩いている動作の流れを切らず、歩くテンポのまま、いかにボールを打って行くか。
こういうことも考えながら練習した方が、かえってスイングもスムーズに行えるのではないかと思う。

なので、今、1ショットの練習を行って頂いている方は、ルーティンもテンポよく。
できるだけ、歩いて、そのボールのところまで進んで来たとイメージして行うようになさって下さい。
そして、1ショットの中に組み込まれてくる1スイングに関しては、シャドウスイングをしっかりと行って、身体がスッとスムーズに動くように…とだけ意識して行って下さいね。

また、歩く動作の流れを切らず、歩くテンポのまま、ボールを打つことは、”緊張”や”りきみ”、”硬直”と言ったような、スイングをスムーズに行うには、マイナスに働いてしまう要素に入り込まれる”隙(すき)”を作らないことにも繋がると思う。

練習して、良くなって来たスイングやショットをそのままラウンドで生かせるように。
ラウンド中も、練習場で打てているようなショットが打てるように。

そのためには、アドレスに入るまでの手順(ルーティン)から、打ち終わってからの動作までを含めた”1ショット”の練習が、功を奏してくれると良いな…なんて思っています。

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2 コメント

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岩ちゃんさんへ (K)
2009-05-14 21:51:47
ルーティンには、多少なりとも、人それぞれの”個性”が有ると思います。

岩ちゃんさんも、ご自身なりの、上手くいくルーティンを見つけて下さいね
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Unknown (岩ちゃん)
2009-05-14 00:41:47
1ショットの練習については、中島常幸さんも5年位前のNHKのゴルフ教室で、「一番練習したのは
ドライバーのルーチンだ」のようなことを言っていたのを非常に興味深く覚えています。

あのイチロー先週もルーチンをとても大切にしますよね。

勉強になりました。
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