17日午後、国立新美術館にて観てまいりました。
この傾向の絵画は、美術の歴史を読むためには大きな存在なのでせうが、170点の作品を観るのは神経が疲労困憊でした。
展覧会場入口で、まず驚いたことは、解説のはじめに「シュルレアリスム」は「男性名詞」だと書いてあったこと。
1924年「いとしい想像力よ、」と、シュルレアリスム宣言をしたのは、当時28歳の詩人のアンドレ・ブルトンだった。
これが20世紀最大の芸術運動の口火を切ったということになっています。
《アンドレ・ブルトン 1935年・マン・レイ ゼラチン・シルバー・プリント》
これらの絵画については、疲れるから書きません。
その代わり、と言ってはなんですが、これは遊べるものでもあります。
上のマグリットの絵に向かって左側の顔を切りぬいて、右側にはめ込んだらどうなるのか?
帰宅してから、切り張り遊びをしました。疲れた神経に効きますよ(^^)。
そのためには絵葉書が2枚必要だなぁと思いましたが、ミュージアム・ショップでは上のパンフレットが山積み。
これを数枚失敬しました(^^)。そうしますと、以下のように微妙にはめ込みができないことが判明しました。
マグリットはわたくしの期待を裏切りました。
《これはめ込み失敗作です。》
作品展示展開は5つにわかれていました。ほぼ時代順になっているようです。
1919年から1966年までの約50年の短い歴史です。わたくしが生まれる前から我が青春期までとなりませうか?
①ダダからシュルレアリスムへ(1919~1924)
②ある宣言からもうひとつの宣言まで(1924~1929)
③不穏な時代(1929~1939)
④亡命中のシュルレアリスム(1939~1946)←このあたり、第二次世界大戦。
⑤最後のきらめき(1946~1966)
シュルレアリスムは、画家や詩人にとどまらず、文化全域に影響を与えています。
広告、映画、本の装丁などなど、今でもこの影響は我々の生活の細部にまで残っているのでせう。
『シュルレアリスム。私にとってそれは、青春の絶頂のもっとも美しい夢を体現していた。 マルセル・デュシャン・1966年』
以下、少しだけ作品紹介します。
《「ギョーム・アポリネールの予兆的肖像」 ジョルジョ・キリコ・1914年》
《「シエスタ」 ジョアン・ミロ・1925年》
《「部分的幻覚:ピアノに出現したレーニンの6つの幻影」 サルバドール・ダリ・1931年》
* * *
《おまけ》
この傾向の絵画は、美術の歴史を読むためには大きな存在なのでせうが、170点の作品を観るのは神経が疲労困憊でした。
展覧会場入口で、まず驚いたことは、解説のはじめに「シュルレアリスム」は「男性名詞」だと書いてあったこと。
1924年「いとしい想像力よ、」と、シュルレアリスム宣言をしたのは、当時28歳の詩人のアンドレ・ブルトンだった。
これが20世紀最大の芸術運動の口火を切ったということになっています。
《アンドレ・ブルトン 1935年・マン・レイ ゼラチン・シルバー・プリント》
これらの絵画については、疲れるから書きません。
その代わり、と言ってはなんですが、これは遊べるものでもあります。
上のマグリットの絵に向かって左側の顔を切りぬいて、右側にはめ込んだらどうなるのか?
帰宅してから、切り張り遊びをしました。疲れた神経に効きますよ(^^)。
そのためには絵葉書が2枚必要だなぁと思いましたが、ミュージアム・ショップでは上のパンフレットが山積み。
これを数枚失敬しました(^^)。そうしますと、以下のように微妙にはめ込みができないことが判明しました。
マグリットはわたくしの期待を裏切りました。
《これはめ込み失敗作です。》
作品展示展開は5つにわかれていました。ほぼ時代順になっているようです。
1919年から1966年までの約50年の短い歴史です。わたくしが生まれる前から我が青春期までとなりませうか?
①ダダからシュルレアリスムへ(1919~1924)
②ある宣言からもうひとつの宣言まで(1924~1929)
③不穏な時代(1929~1939)
④亡命中のシュルレアリスム(1939~1946)←このあたり、第二次世界大戦。
⑤最後のきらめき(1946~1966)
シュルレアリスムは、画家や詩人にとどまらず、文化全域に影響を与えています。
広告、映画、本の装丁などなど、今でもこの影響は我々の生活の細部にまで残っているのでせう。
『シュルレアリスム。私にとってそれは、青春の絶頂のもっとも美しい夢を体現していた。 マルセル・デュシャン・1966年』
以下、少しだけ作品紹介します。
《「ギョーム・アポリネールの予兆的肖像」 ジョルジョ・キリコ・1914年》
《「シエスタ」 ジョアン・ミロ・1925年》
《「部分的幻覚:ピアノに出現したレーニンの6つの幻影」 サルバドール・ダリ・1931年》
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《おまけ》