あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

裏磐梯の紅葉2014、そろそろ見頃です

2014年10月25日 17時46分53秒 | 写真

 

裏磐梯の紅葉も見頃になってきました。

テレビなどでは今が真っ盛り、と言っていますが私個人的には

あと一週間後くらいかな、と思っています。

 

裏磐梯は針葉樹が多いので一面真っ赤というわけにはいきませんので、

そこら辺はあしからず。

あと、いいポイントは私有地が多いです。

いい眺めのポイントだからホテルなりペンションを建てるわけですから、

そこを理解して頂いて無断侵入などしないようにしてください。

また、違法路駐が非常に多いです。

檜原湖周回道路はカーブが多く、曲がった先に路駐の車があると

非常に危険です。やめてください。

 

普段は邪魔なテニスコートですが、今回は紅葉の赤といい

コントラストになっているのではないでしょうか。

 

ズームレンズ全盛の今ですが、横着しないで近寄りましょう。

パースが強調されたダイナミックな写真になります。

 

 

 

 

少し写真をかじってくると、

「写真はやっぱり逆光で撮るのが一番だな!」

などという言葉を言う人がいます。

写真雑誌などでもこのように言っているものも多いです。

本当なのでしょうか。

その前に「逆光」大丈夫ですよね?

一応、説明しましょうか。

撮影者が太陽に背を向け、被写体に太陽が当たっている状態で撮影

することを「順光」、逆に撮影者が太陽に向かって撮影することを

「逆光」といいます。

昼なのにカメラのフラッシュが光ったりすることたまにありませんか?

これはカメラが逆光を検知して、顔が陰にならないように光(補助光)を

あてているのです。

 

話を本題に戻します。

人間は「逆光」では光を、「順光」では色を感じるようになっているらしいです。

同じナナカマドの実を逆光と順光で撮ってみましたので比べてみてください。

 

逆光ではナナカマドの実を通してダイナミックさ、すがすがしさ、躍動感

などを表現しやすくなっています。

しかしこれでは植物図鑑では不合格になってしまいます。

植物や風景を通した何か、を表現するには適していますが、風景

そのものの美しさを表現するには適していません。

撮影者の意図が強く反映されるためです。

また、植物本来の色は順光でないと正しく表現できません。

人間の目も順光で見ていますので、この方が自然な表現になります。

ですから、自然な、見たままの写真を撮りたいときは迷わず順光にしてください。