あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

もう、手に入らないんだよ

2015年08月02日 01時45分07秒 | その他 フレグランス

 

イヴ・サンローランのクーロス。

気に入っていたのだが、もう生産終了して手に入らない。

イグレックもリヴ・ゴーシュもなくなってしまった。

さいわい未使用なのでたっぷり入っているのだが、消耗品だから

使うと減る、しかし新しく買うことはできない。

うーん、なんとももどかしいね。

このまま死蔵させるしかないか。

「使ってなんぼ」のものを使わない、という選択(笑)。

 

買収される前の、サンローランが一番輝いていた時の製品だね。

今の名前だけサンローランには、何の興味もなし。

やっぱりカリスマの開いたメゾンは、亡くなってしまうと衰退するんだね。

シャネルはカール・ラガーフェルドでなんとか持ち直したけど。

しかし、残っているのはパリ(製品名)だけかぁ。

ほかにもけっこう良い製品があったんだけどな。

今の時代では売れないのかなぁ。

 

おまけ

 

今から20年くらい前の雑誌で「永遠のベストセラー・名香のすべて」という

特集記事があった。

しかし今読み返してみると、残っているのはこく僅か。

なんだよ、全然永遠じゃないじゃん。

永遠なものなど存在しないのか、それとも現代の変化が

激しすぎてすぐに古いものになってしまうのか。

年寄りのように、昔のものに肩を持つわけではないが、

少なくともボトルに関しては、昔の方が格好いい。

凝ったボトルにして、それでコストを上げるわけにはいかない、

という事情があるのかもしれない。

しかし、フレグランスというのは、

「お姫様に変身させてくれる、魔法の薬」

という夢のようなコンセプトがあるのだ。

夢を見られるようなボトルにしてもらいたいね。