いつもそばを食べるために通過する長床ですが、広角レンズの
試し取りのために立ち寄りました。
広角といってもズームのワイド側ですが・・・
「長床は紅葉の時でしょうが!」
まぁ、いいじゃないですか、あんな時いっても写るのは人ばかり。
寺社の静寂感なんてでませんよ。
ところでここって昔から拝観料取ってましたっけ?
しかたない、授業料ということで・・・
撮影データー
Canon EOS 5DMarkⅡ EF24-105mm F4L f8 AV
鳥居がせまって来る感じがでてますか?
空にスコーンと抜いてみました。
広角は遠近感が強調されます。
境内の奥まった感じがでてると思います。
逆に望遠は遠近感が弱められます。圧縮効果と言っています。
被写体に迫るのは?ズームでキューン?
いいえ、基本は自分が近づくことです。
同じ大きさに被写体を写しても、ズームと近づいたのでは写真が違います。
何が?周りの景色の映り込み方です。お試しあれ。
撮影データー
Canon EOS 5DMarkⅡ EF24-105mm F4L f5.6 AV ISO1600
長床って中に入れるんですね、知りませんでした。
まぁ、これは復元したもので、オリジナルではないんですけどね。
一番手前の柱に注目してください。
本来ならまっすく立っているはずの柱が曲がっているのがわかりますか?
これが広角の歪みです。
これはレンズの宿命なのでどうしようもないんですが、今のソフトウェア
技術ではこれを補正できるんですねぇ。
うれしいような、怖いような・・・
今回は理解して頂くために、あえて補正していません。
しかし雪国とはいえ、歴史的建造物の屋根にトタンをかぶせるのは
やめてほしいですね、台無しです。
*レンズは50mmを境に、数字が大きくなるほど”望遠”、小さくなる
ほど”広角”と呼びます。
なぜ50mmか?
人の目がレンズだと50mmにあたるからです。
さらに20mm以下になると”超広角”とか”魚眼”と言います。
マメ知識でした。
*レンズの焦点距離はイメージセンサーが35mmのフルサイズを基準に
しています。
ですからAPS-Cのイメージセンサーのカメラを持っている人は焦点距離
に1.6を掛けた数字が実際の焦点距離になります。
EOS Kiss X5に50mmのレンズをつけると実際は80mmの”画角”になります。
焦点距離がもうかったわけではありませんよ、80mmの画角です。
マメ知識2でした。
みんな、ついてきてねー。