競馬の過去レース回顧録

競馬過去の重賞レースの結果や回顧録をご紹介します。

2020年高松宮記念の結果、払い戻し、レース振り返り

2020-05-25 10:42:30 | 競馬レース結果
1着:モズスーパーフレア
勝ちタイム:1:08.7
ラップ:12.1 - 10.8 - 11.3 - 11.4 - 11.2 - 11.9
テン:4F 45.6 - 3F 34.2
上がり:4F 45.8 - 3F 34.5
2019年にはミスターメロディが制したG1レースの高松宮記念。12番人気のセイウンコウセイが2着、17番人気のショウナンアンセムが3着になったこともあり、三連単で約450万円の払い戻しが記録されました。
2020年3月29日に開催された高松宮記念では、タワーオブロンドン、ダノンスマッシュ、グランアレグリアなど今の短距離界の牽引する実力馬たちが集まりました。
この記事では2020年に開催された高松宮記念の結果、払戻し、レース振り返りをしていきたいと思います。
結果
2020年高松宮記念のレース結果は以下のようになりました。
1着:モズスーパーフレア(松若風馬)
2着:グランアレグリア(池添謙一)
3着:ダイアトニック(北村友一)
4着:クリノガウディー(和田竜二)
5着:シヴァージ(藤岡佑介)
6着:グルーヴィット(岩田康誠)
7着:セイウンコウセイ(幸英明)
8着:ティーハーフ(国分優作)
9着:ステルヴィオ(丸山元気)
10着:ダノンスマッシュ(川田将雅)
11着:アウィルアウェイ(松山弘平)
12着:タワーオブロンドン(福永祐一)
13着:モズアスコット(M.デムーロ)
14着:ナックビーナス(田辺裕信)
15着:ノームコア(横山典弘)
16着:ラブカンプー(酒井学)
17着:ダイメイプリンセス(秋山真一)
18着:アイラブテーラー(武豊)
高松宮記念は荒れることもありますが、中荒れが多くそこまで高配当にならないようなイメージもありますが、2019年では三連単で約450万円の払い戻しが記録されており、2020年も荒れると予想した方が多かったのではないでしょうか?
1番人気となったのはタワーオブロンドンでしたが、それでも単勝オッズは3.8倍となっており、そこまでダントツではなかったですね。オッズを見ればかなり割れており、誰が買ってもおかしくないような状態でした。
そんな混戦を制したのは9番人気のモズスーパーフレア。2019年の高松宮記念では2番人気になっていたものの、15着と大敗でしたが見事な勝利で初のG1勝利となりました。
また、モズスーパーフレアを騎乗した松若風馬騎手も初のG1勝利となりました。
以下では払い戻しについてご紹介していきたいと思います。
払い戻し
9番人気のモズスーパーフレアが1着、3番人気のグランアレグリアが2着、4番人気のダイアトニックが3着になったこともあり、三連単では217,720年の高配当が記録されています。
単勝:16(3,230円)
複勝:16(810円)、8(210円)、3(290円)
枠連:4-8(2,300円)
馬連:8-16(9,150円)
馬単:16-8(26,540円)
ワイド:8-16(3,540円)、3-16(3,770円)、3-8(880円)
3連複:3-8-16(22,830円)
3連単:16-8-3(217,720円)
高松宮記念は1200mのレースなので、スタート次第では上位人気馬でも大敗する可能性もありますし、下位人気馬でも上手くペースに乗れれば上位に食い込むことが出来るレースでもありますね。
見事1着になったモズスーパーフレアも、16枠と外枠ながらもいいスタートを見せ、先頭に立つとそのまま1着を譲らずのゴールのでした。
ペースや展開をしっかりと読まないとなかなか的中が難しいレースでもありますね。
レース振り返り
Yhttps://youtu.be/9xWbtXJjclQ
9番人気のモズスーパーフレアが見事な勝利を収めた、2020年高松宮記念を振り返ってみましょう。
過去10年の結果を見ると、1番人気よりも3番人気の方が好走しており、10~12番人気の競走馬も複勝率が13.3%あり堅すぎる決着が少ないのが高松宮記念です。
距離が短いので先行馬が多く好走しており、スタートで出遅れるとその瞬間に大きなハンデを背負ってしまいます。逆に、スタートで上手くスピードに乗れれば上位に食い込むことが可能です。
その影響もあり毎年ハイペースになるレースですが、1200mなのでそのまま押し切られることも珍しくはないですね。
2020年でも押し切るパターンになりましたね。3着に入った3頭すべてが直線に入った時には前に付けることが出来ていたのがポイントだったと思います。2021年も先行馬を軽視することは出来ないですね。
まとめ
2020年に開催された高松宮記念のレースを振り返ってご紹介させていただきました。2019年は超大荒れの結果になりましたが、2020年も2019年ほどじゃないですが荒れた結果になりましたね。
1200mだと一旦崩れると立て直すのが難しいので波乱になりやすいのだと思います。2021年以降も下位人気馬だったとしてもしっかりと好走を見抜いていきたいですね。

その他の重賞レースについては競馬情報サイトをご確認ください。


2019年秋華賞の結果、払い戻し、レース振り返り

2020-05-25 10:36:50 | 競馬レース結果
1着:クロノジェネシス
勝ちタイム:1:59.9
ラップ:12.3 - 10.7 - 11.6 - 11.8 - 11.9 - 12.7 - 12.5 - 12.0 - 12.3 - 12.1
テン:4F 46.4 - 3F 34.6
上がり:4F 48.9 - 3F 36.4
三歳牝馬クラシックの最後のレースとなる秋華賞。桜花賞馬のグランアレグリア、オークス馬のラヴズオンリーユーは回避することになりましたが、ダノンファンタジーやカレンブーケドール、エスポワールなど実力が集結しました。
上位人気馬の活躍も目立つのが秋華賞ですが、3番人気以下の好走少なくない傾向にあり、三連単で10万円近い配当になることも珍しくありません。
この記事では2019年に開催された秋華賞のレース結果、払戻し、レース振り返りをしていきたいと思います。
結果



2019年秋華賞のレース結果は以下のようになりました。1番人気は1番のダノンファンタジーで単勝オッズは3.8倍となり、2番人気は8番のカレンブーケドールで5.6倍でした。グランアレグリアとラヴズオンリーユーが不在ということもあり、人気は少しばらけていましたね。
1着:クロノジェネシス(北村友一)
2着:カレンブーケドール(津村明秀)
3着:シゲルピンクダイヤ(和田竜二)
4着:シャドウディーヴァ(松山弘平)
5着:ビーチサンバ(福永祐一)
6着:ローズテソーロ(横山典弘)
7着:ブランノワール(浜中俊)
8着:ダノンファンタジー(川田将雅)
9着:エスポワール(A.シュタ)
10着:パッシングスルー(戸崎圭太)
11着:シェーングランツ(武豊)
12着:トゥーフラッシー(幸英明)
13着:サトノダムゼ(M.デムーロ)
14着:シングフォーユー(藤岡佑介)
15着:コントラチェック(C.ルメール)
16着:フェアリーポルカ(三浦皇成)
17着:レッドアネモス(藤岡康太)
取り消し:メイショウショウブ(池添謙一)
先行で道中から良い位置につけていたクロノジェネシスが、直線でも素晴らしい脚を見せての勝利でした。ハイペースになったので、逃げを選択し先頭を狙っていった競走馬は一気に捲られる展開でしたね。しかし、後ろ過ぎた競走馬も届かずという結果だったので、無理に前に行かず先頭集団の少し後ろにいたクロノジェネシスが実力を発揮することが出来ました。
以下では払い戻しについてご紹介していきたいと思います。
払い戻し


1番人気のダノンファンタジーが飛び、4番人気のクロノジェネシスが1着、2番人気のカレンブーケドールが2着、10番人気のシゲルピンクダイヤが3着となり、やや荒れた結果となりました。
単勝:5(690円)
複勝:5(240円)、8(190円)、14(550円)
枠連:3-4(1,680円)
馬連:5-8(2,180円)
馬単:5-8(4,950円)
ワイド:5-8(710円)、5-14(2,120円)、8-14(2,170円)
3連複:5-8-14(15,170円)
3連単:5-8-14(70,970円)
10番人気のシゲルピンクダイヤが3着に入った割には三連単も709.7倍とそこまで高額は配当にはなりませんでしたね。全体的にオッズが割れていたのが原因だったのかもしれません。ダントツの1番人気が飛んでいればもっと高額な払い戻しになったのではないでしょうか。
レース振り返り
それでは2019年の秋華賞を振り返っていきましょう。
先行・逃げの競走馬が多く、スタートから先行争いが激しくなっていきました。自ずとペースも上がっていき、向こう正面では縦長の展開に。
ローズSで2着になったビーチサンバが先頭になりレースを牽引していきます。しかし、上位人気馬の位置取りも良かったですね。特に1番人気になっていたダノンファンタジーは、先頭から少しだけ離れた3番手に付けて絶好のポディション。
しかし、そのすぐ後ろには5番のクロノジェネシス、それをマークするように8番のカレンブーケドールがいます。3着になった14番のシゲルピンクダイヤはまだまだ後方での待機となりました。
最終コーナーに入ってもそこまで順位に変動はなかったですね。クロノジェネシスの前は開いていなかったので、少し微妙な展開になるかと思いましたが、直線に入る時に上手く外に出して前をこじ開けました。
7番のビーチサンバもかなり粘りましたが、結局後方組にも捕まり5着と言う結果でした。上手く抜けた出したクロノジェネシスとカレンブーケドールがしっかりと実力を出していましたね。
シゲルピンクダイヤも最後に猛追し3着にねじ込みましたが、もう少し早めに仕掛けられていたり、道中で前につけれていればと言う結果でした。
秋華賞はハイペースになりやすいレースですが、京都競馬場はそこまで直線が長くないので、中団よりもやや前に位置取り出来れば力を発揮しやすいのではないでしょうか。
外枠の馬が好走しているイメージもありますね。人気が薄くても外枠で、スピードがある競走馬には注目するべきかもしれません。
まとめ
2019年秋華賞は、4番人気のクロノジェネシスが見事な勝利となりました。しかし、オッズだけで見ればどの競走馬が勝ってもおかしくなかったですね。
グランアレグリアとラヴズオンリーユーが出走していたら…と考えても仕方ないですが、いつかこの2頭の戦いも見てみたいですね。
予想をする時にはレースの展開を基に、好走する競走馬を見極めていきたいと思います。