競馬の過去レース回顧録

競馬過去の重賞レースの結果や回顧録をご紹介します。

2019年阪神ジュベナイルFの結果、払い戻し、レース振り返り

2020-06-24 10:23:08 | 競馬レース結果
1着:レシステンシア
勝ちタイム:1:32.7
ラップ:12.2 - 10.5 - 11.0 - 11.8 - 12.0 - 11.2 - 11.5 - 12.5
テン:4F 45.5 - 3F 33.7
上がり:4F 47.2 - 3F 35.2


2歳牝馬のみが出走できる阪神ジュベナイルFは、早いデビューから一気に勝利を重ねた競走馬が集結するレースです。2歳なので参考レースは少なめですが、重賞で勝利した競走馬が人気を集める傾向にあります。
2019年でもG3の新潟2歳Sを勝利したウーマンズハート、G3のファンタジーSを勝利したレシステンシア、G3のアルテミスSを勝利したリアアメリアが出走しており、非常にレベルが高いレース内容でした。
この記事では2019年に開催された阪神ジュベナイルFのレース結果、払戻し、レース振り返りをしていきたいと思います。

結果


2019年阪神ジュベナイルFのレース結果は以下のようになりました。単勝オッズ1.8倍で1番人気になっていたリアアメリアはまさかの6着となり、4番人気のレシステンシアが見事な勝利を収めています。
1着:レシステンシア(北村友一)
2着:マルターズディオサ(田辺裕信)
3着:クラヴァシュドール(藤岡佑介)
4着:ウーマンズハート(Wビュイ)
5着:ヤマカツマーメイド(武豊)
6着:リアアメリア(川田将雅)
7着:カワキタアジン(鮫島克駿)
8着:クリスティ(福永祐一)
9着:ジェラペッシ(幸英明)
10着:ボンボヤージ(岩田望来)
11着:オータムレッ(松山弘平)
12着:ロータスランド(藤岡康太)
13着:ヒメサマ(川須栄彦)
14着:スウィートメリナ(和田竜二)
15着:エレナアヴァンティ(岩田康誠)
16着:ルーチェデラヴィタ(池添謙一)
1着になった4番のレシステンシアは、スタートダッシュに成功し先頭に立つと、そのまま一度もかわされずに勝利しましたね。直線に入るとグングン他の競走馬を付き放していき、レコードタイムでの勝利となりました。
新馬戦から3連勝となり、3歳牝馬クラシック戦線での活躍にも期待できる1頭だと思います。まずは、桜花賞をしっかりと勝って欲しいですね。
また、前走のアルテミスS、前々走の新馬戦を圧倒的な力で勝利し、1番人気となっていたリアアメリアですが、かなり後方からの競馬になってしまい、直線でも思ったような伸びは無かったですね。実力が高いことは証明されているので、次走での復活に期待したいと思います。
以下では払い戻しについてご紹介していきたいと思います。

払い戻し



4番人気のレシステンシアが1着、6番人気のマルターズディオサが2着、3番人気のクラヴァシュドールが3着となり、三連単では857.2倍のオッズが記録されています。
単勝:4(1,120円)
複勝:4(310円)、9(670円)、10(170円)
枠連:2-5(600円)
馬連:4-9(10,000円)
馬単:4-9(20,410円)
ワイド:4-9(2,480円)、4-10(510円)、9-10(1,210円)
3連複:4-9-10(8,560円)
3連単:4-9-10(86,720円)
2着に6番人気が飛び込んだこともあり、三連複よりも馬連の方がオッズが高くなっていますね。また、馬単でも204.1倍とかなり高い払い戻しとなっています。
過去の結果を見ると1番人気の好走も目立っていますが、かなり大きな配当も珍しくはありません。特に2012年では三連単で3,047,070円が記録されています。

レース振り返り


それでは2019年の阪神ジュベナイルFを振り返っていきましょう。
綺麗なスタートでしたが、10番のクラヴァシュドールと4番のレシステンシアのダッシュが良かったですね。クラヴァシュドールは少し後ろに下がりましたが、レシステンシアはそのまま先頭に立ちます。
全体的にまとまった展開となりました。ペースは少し早くなっていましたね。後方組がチャンスとも言える状況です。
しかし、直線に入ってもレシステンシアが止まる様子は全くありません。むしろさらに加速していき後方の馬太刀をグングン引き離していきます。どこかで失速しそうな勢いですが、この日のレシステンシアは凄かった。
マルターズディオサとクラヴァシュドールも良い脚を見せましたが、レシステンシアに迫ることはなく、そのままゴール。
完全にレシステンシアの圧勝でしたね。レコードタイムも叩き出しており納得の結果です。
もし今後もこの競馬を出来るのであれば負けることは想像できません…。それくらいレシステンシアが強かった!
リアアメリアは後方過ぎた印象ですね。最後はかなり順位を上げていましたが、それでも全然届かずでした。
芝の状態は決して良いとは言えなかったので、この結果は本当に凄いと思います。そしてやはり前残りでしたね。後方待機で直線勝負はやはり近代競馬では決まりにくいのでしょうね。

まとめ

2019年の阪神ジュベナイルFはレシステンシアのレコード勝ちで幕を閉じました。
3歳牝馬クラシック戦線を占う大事な一戦となりますが、レシステンシアはまだ無配ですしクラシック三冠にも期待できる競走馬ですね。
流石にここまでの圧勝は予想できなかったのではないでしょうか?2歳馬は成長も早く数か月で一気に成長することもあるので、その辺も考慮した予想が必要になりますね。





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