写真で絵草子

  カメラ知らずがカメラ持ち、写真知らずが写真撮り、只々シャッター切ることの楽しさ。

真空管掴み

2017年12月31日 | 電子工作
 ?十年前に買った「真空管掴み(挟み)」

 戦場では高熱のままの「真空管」(真空管しか無い時代でした)を早く交換することが必要ですが 火傷をしない為に非常に有用だったと思われます、
 又 軍用機器は限られた空間内に多くの部品を詰め込む必要があり結果 指などの入らない場所でも有用です。

?十年前かわからなくなりましたが 朝鮮半島動乱が休戦となり日本に駐留していた国連軍の内、
米国軍以外の国が日本から帰国し終わりの頃だったと、うろ覚えですが。
その後占領軍(米国軍)も縮小し始めたので 余剰機材が沢山「米軍払い下げ品」として出回り始めました、その頃買ったものです。

 値段は ¥1500でした。当時国産では見たことも聞いたことも無かった物で買った時にはお買い得!と買ったのですが、
今思えば 当時の貨幣価値からすると結構高かったのですねぇ。

余談ですが改めて写真を見て、
初めて米軍の軍用電子機器の図面と内部を見て触った時 驚嘆と羨望そして悔しさと納得、
複雑な思いを噛み締めたことを思い出しました。

 なんの変哲もない道具ですが、掴む部分のゴム?がキモ

 チョッと錆が?気をつけねば


真空管を掴んだときの全体の剛性感が秀逸の一品。


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