Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

古徳景子マリンバコンサート

2005-07-24 09:10:21 | エトセト等
7/23 広島県民文化センター.スエーデンの打楽器奏者ふたりに加えて,「戦後60年平和への願い」ということで,第2部の「オ願ヒ」には末国恭子(ソプラノ)が加わり,曲間には村上啓子による被爆体験の朗読も.最後に「折り鶴」を合唱させられたりして,かっての労音の雰囲気.

4本のマレットがすべて同じではなく,使い分けるとか,マレットを押さえつけるようにして音を出すとか,マレットの柄で音板のカドをたたくとか,音板を後ろから押す方向にたたくとか,見ているとおもしろい.

マリンバのリサイタル/コンサートでは奏者がMCをすることになっているらしい.他の楽器ではあまりないことだが,これは良いですね.そのMCのなかに平岡養一の名前が出てきた.ぼくが中学・高校あたりの頃にはテレビでよくみた.当時の木琴は3オクターブだったそうだが,小柄な人で,やたら飛び回ってたたきまくるのが売り(といったら失礼だろうか)だった.この平岡氏がアナウンサーに「飛び回るのが元気の秘訣です」といっていたのを覚えている.いまの楽器は5オクターブもあるので,身長2メートル以上の人以外は両手を広げてもマレットの両端が端から端まで届かない.演奏は重労働だが,美容と健康によろしいことも確か.
ちなみに,養一氏の甥?の平岡精二氏が日本のジャズヴァイブの草分けです.

この日の曲目はさとうきび畑,日本とスエーデンの民謡以外はご自身あるいは友人が彼女のために書いたオリジナル.スエーデン民謡の第1曲は今ではジャズのスタンダードとなっている Dear Old Stockholm でした.

古徳さんのホームページは
http://kotoku.hp.infoseek.co.jp/
です.写真がカバーに使われているCD「学」を買ってきたが,家のステレオではコンサートの迫力がまったくかんじられなかった.
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