「おかしのすきな パリむすめ」で始まる「お菓子と娘」は西条八十作詞・橋本国彦作曲.昭和3年の曲だが,大正ロマンの名残り.クラシックの歌手が歌うことが多く,たとえば唐沢まゆこさんのHPで試聴できる.最近COCCOによってリバイバルしているらしい.著作権の関係か,COCCO版のアルバムではなぜかこの歌だけが有料でもネットからダウンロード出来ないようだ.
暗い悲しい沖縄戦の最中に,女学生のあいだで明るく楽しく(そして密かに?)歌われたことがあるそうだ.食べるものも無いときに「選(よ)る間も遅し エクレール 腰もかけずにむしゃむしゃと...」という歌詞(ネットを漁れば出てくる)は,別な世界のことのように思えただろうか...
詩はは3連の3行詩プラス4行.
したがって曲も3コーラス・プラス・1コーラス,あるいは4コーラス・プラス・コーダとも言える構成.12小節@コーラス.コードはもっぱらCとFである.というわけで,これをブルースにしてしまったらどうだろう.
ただし原曲は,短いのに凝っていて,コーラス毎にちょっとずつ違う.3コーラス目の中程では短調に転調してすぐ戻ったり.
橋本国彦(1904-1949)は大作曲家で,芥川も,団も,黛も,この先生の弟子なんだそうだ.
暗い悲しい沖縄戦の最中に,女学生のあいだで明るく楽しく(そして密かに?)歌われたことがあるそうだ.食べるものも無いときに「選(よ)る間も遅し エクレール 腰もかけずにむしゃむしゃと...」という歌詞(ネットを漁れば出てくる)は,別な世界のことのように思えただろうか...
詩はは3連の3行詩プラス4行.
したがって曲も3コーラス・プラス・1コーラス,あるいは4コーラス・プラス・コーダとも言える構成.12小節@コーラス.コードはもっぱらCとFである.というわけで,これをブルースにしてしまったらどうだろう.
ただし原曲は,短いのに凝っていて,コーラス毎にちょっとずつ違う.3コーラス目の中程では短調に転調してすぐ戻ったり.
橋本国彦(1904-1949)は大作曲家で,芥川も,団も,黛も,この先生の弟子なんだそうだ.