Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ジャズによる ブラジル風バッハ No.5

2017-10-06 08:46:26 | ジャズ

この曲を初めて聴いたのは MJQ のアルバム The Sheriff でだった.ジャケ買いだったが,表題作以下 気の利いた小品集という感じ.MJQ のアランフェスとかバッハ同様,この作品もジャズとしての面白さはないものの,隙がなく楽しい演奏.オーネット・コールマンのロンリーウーマン MJQ 版も同じアプローチと思う.

ヴィラ・ロボスのブラジル風バッハ Bachianas Brasileiras は第9番まであるが,ジャズでよく聞くのは第5番第1楽章.アランフェスも第2楽章しか演奏されないのと似ている.
原曲はソプラノと8台のチェロのために書かれていて,意外なところでは,ジョン・バエズが歌った Youtube 動画もある.
個人的には,あまりバッハは感じない.パイプオルガンで聴いたらどうだろう.

動画のウェイン・ショーター版でも原曲に準って複数台のチェロが使われている.メンバーはWayne Shorter(sax), Charles Curtis, David Garrett, Barry Gold, Gloria Lum, Daniel Rothmuller, Brent Samuel, Cecilia Tsan(cello), John Patitucci(bass), Alex Acuña(percussion).アルバム Alegría(2003) から.パーカッションの効果が大きい.

いつか演奏してみたい曲

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