坂本 直行,山と渓谷社 (ヤマケイ文庫 2021/9).
著者の絵のファンであり文章のファンである.
坂本直行 (1906-1982) は坂本龍馬の子孫だそうだが,本書 再販の言葉 (茗渓堂版より) にある,父親との確執がおもしろい.
ちなみにこの文庫版は,1937 竹村書房版,1959 朋文堂版,1975 茗渓堂版に続くものだそうだ.朋文堂も茗渓堂もなつかしい !
トップ画像左のように,水彩は何の躊躇いもなく引いた輪郭に,限られた色数で彩りを加えるだけ.本文のモノクロ画像はさらにシンプルで,まさに名人である.
本書口絵には,さらに油彩画が2点.
ところが,開いたとたんに口絵のページがはがれ落ちてしまった.
奥付には,印刷・製本 株式会社暁印刷とあり,「乱丁・落丁のお問合せ先」として,山と渓谷社自動応答サービスの電話番号があるけれど,
見開き2ページを喉まで開かせて横長の1枚の絵を見せるというのは,そもそも無理なんじゃないかな.
取り替えてもらったところで,製本方法が同じなら,長持ちしそうもない.それに,この現物を郵送したり...も面倒くさいというわけで落ちたページはカバーと表紙の間に挟み込んでいる.
文章については,日を改めて..
著者の絵のファンであり文章のファンである.
坂本直行 (1906-1982) は坂本龍馬の子孫だそうだが,本書 再販の言葉 (茗渓堂版より) にある,父親との確執がおもしろい.
ちなみにこの文庫版は,1937 竹村書房版,1959 朋文堂版,1975 茗渓堂版に続くものだそうだ.朋文堂も茗渓堂もなつかしい !
トップ画像左のように,水彩は何の躊躇いもなく引いた輪郭に,限られた色数で彩りを加えるだけ.本文のモノクロ画像はさらにシンプルで,まさに名人である.
本書口絵には,さらに油彩画が2点.
ところが,開いたとたんに口絵のページがはがれ落ちてしまった.
奥付には,印刷・製本 株式会社暁印刷とあり,「乱丁・落丁のお問合せ先」として,山と渓谷社自動応答サービスの電話番号があるけれど,
見開き2ページを喉まで開かせて横長の1枚の絵を見せるというのは,そもそも無理なんじゃないかな.
取り替えてもらったところで,製本方法が同じなら,長持ちしそうもない.それに,この現物を郵送したり...も面倒くさいというわけで落ちたページはカバーと表紙の間に挟み込んでいる.
文章については,日を改めて..