窪島 誠一郎 「詩人たちの絵 」平凡社ライブラリーシリーズ (2006/2).
表紙は立原道造(1914-1939)が中学時代に描いたパステル画.
http://www.tachihara.jp/s15.htm
で拡大して見ることができます.
立原の他には宮沢賢治(1896-1933),富永太郎(1901-1925),小熊秀雄(1901-1940),村山槐多(1896-1919)が登場.著者 (信濃デッサン館・無言館館主) は指摘していないが,こうして並べるとみな20代か30代で夭折している.20世紀初頭は,結核で死ぬなど考えられない現代とはやはり違うのだ.でも「生きる密度」みたいなものはそれだけ濃かったのかもしれない.
著者はあとがきで「画家の絵にはどこか不貞の匂いがする」と言っている.これが何を意味するか知りたいは,実際にこの本を手にとってください.
詩もたくさん載っているのはいいが,それをつなぐ著者の文章は,ぼくにはやや表現過剰に思える.文庫だとやはり図版が小さいな.
表紙は立原道造(1914-1939)が中学時代に描いたパステル画.
http://www.tachihara.jp/s15.htm
で拡大して見ることができます.
立原の他には宮沢賢治(1896-1933),富永太郎(1901-1925),小熊秀雄(1901-1940),村山槐多(1896-1919)が登場.著者 (信濃デッサン館・無言館館主) は指摘していないが,こうして並べるとみな20代か30代で夭折している.20世紀初頭は,結核で死ぬなど考えられない現代とはやはり違うのだ.でも「生きる密度」みたいなものはそれだけ濃かったのかもしれない.
著者はあとがきで「画家の絵にはどこか不貞の匂いがする」と言っている.これが何を意味するか知りたいは,実際にこの本を手にとってください.
詩もたくさん載っているのはいいが,それをつなぐ著者の文章は,ぼくにはやや表現過剰に思える.文庫だとやはり図版が小さいな.
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