瓢箪木. J 子が挿し木にすると枝をいただいてきた.金銀木とも言うが,右写真のように黄白の2色の花をつけるため.いずれにせよ映える植物だ.
美味しそうな実だが有毒で,「嫁殺し」の異名がある.牧野和漢薬草大図鑑には,イリドイド化合物として果実にモロニシド,キンギシド,脂肪油,ペクチン,若葉にスベロシド,ロニケロシドを含む.果実は苦い,果実による小児の中毒症状として嘔吐,下痢,痙れん,昏睡などを起こすことが報告されている,とあるそうだ.
牧野富太郎の朝ドラで思い出したのは,50 ナン年前の高校の生物の先生の言.小中学生の植物採集を批判され,
「植物を集めて名前をつけるだけでは科学でもなんでもない」
そりゃそうだ ,と思うのは大人になってからの私.
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