Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

高校理数科の課題研究

2009-02-17 08:51:29 | 新音律
「2008年度 課題研究 成果報告集 鳥取県立鳥取東高等学校」という分厚い334ページの冊子をお送り頂いた.
この高校はスーパーサイエンスハイスクールで,課題研究は鳥取東高を代表する教育活動とのこと.

テーマを同校のHPからコピペしてカットにさせていただいたが,HPは過去の予定だったらしく,報告書とは若干異なる.
タイトルが
「かきく結晶」
「Do you 脳波?」
など,高校生らしい.
ところどころ漫画があったりする.

「続・三相交流風力発電機...」は,昨年の続きらしいが,上級生から引き継いだのか,それとも1年生でやったことの続きなのか,知りたいところ.出力電圧は昨年より1桁上がったが,電池までは手が回らなかった模様.テーマを引き継いで年々データが良くなるのは大学の研究室の研究とおなじ.

じつは去年の今頃,数物1年生の課題となっている「音階の秘密」についてちょっとご相談いただいたのだが,結局何もできなかった.この研究自体は数学的側面からのもの.手書きの作図がかわいい.

数物2年生の「Sound of 炭」(HPにはなかった)ではフーリエ分析をしている等,昔に比べると,パソコンが使えるのがいいところ.実験装置器具などにも恵まれているように見受けられる.

課題は先生が見つけるのだろうか.大学や企業の研究ではできない課題と考えると.境界領域にとらわれないものがよさそうだ.工と理,物理と化学と生物,理科と数学の間には,生徒から見れば垣根はないはずだが,先生がたのほうは問題かも.

自分が高校生だったころの先生は受験の心配さえしていればよかったようだが,今の高校の先生は大変だ.
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