Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

チーズフォンデュ

2018-02-18 10:41:11 | エトセト等
ベースの Y 本嬢が卒業して広島を離れるとか.追い出し食事会と称してチーズフォンデュで遊んだ.

左のスーパーの箱入りを2箱用意したのだが,結局遅刻した人に買ってきてもらったのを加え,7人で5箱も使ってしまった.この箱入りだけで調理すればいいのだが,ワインやキルシュワッサーも足して,煮詰まる過程が香りも立って美味しい.この300円ワイン,そのまま飲んだらやっぱりまずかった.

ホントのチーズフォンデュはパンだけかもしれないが,それでは飽きると思ってジャガイモ,芽キャベツ,うずら卵,ヤングコーン,ソーセージなども準備した.しかしやっぱりパンがうまい.それを発見した先人もえらい (パンしか無かったのかもしれないが...).なかでも,お持たせのブーランジュリ・シェ・ジョルジュのバケットは,そのまま食べてももちろん美味.

カセットコンロにミルク鍋を載せたが,鍋が五徳から沈没してしまうので,餅焼き網をかませるという冴えないスタイル.おまけにすぐ煮詰まって焦げ付きそうになる.雪印メグミルクの HP にあったホットプレートを使う方法の方が良さそうだが,あいにく適当な耐熱容器がなかったのだ.

あわてて食べると唇にやけどする.

勢いでチョコレートフォンデュにも挑戦.アルミ箔で容器を作っていたチョコを割り入れ,オーブントースターで加熱したが,焦げつきそうなので.牛乳を追加.いちご,缶詰パイナップルなど.
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図書館の貸出カード

2018-02-17 09:40:11 | エトセト等
広島市立図書館で貸出カードを作った.広島市民ではないが,広島広域都市圏の住人ではあるので,カードを作ってもらえたのだ.この種のカードは3枚目.

広島駅前のデパートの大型書店にも返却ボックスがあるのだそうだ.
自動貸出機は大学のものと違い,ハンディスキャナーを使う,東広島には自動機がない.
閲覧室に書き物ができるデスクが少ないのが不満.

東川清一「音楽理論入門」ちくま学芸文庫(2017/5)
を借りた.
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柳家喬太郎のホール落語

2018-02-16 09:35:24 | エトセト等

500余の席があるホールの一番後ろ.いただいたチケットだから文句はいえない.それにホールではなく寄席のはずの,上野鈴本だって300人くらいは入れそうだし.

まず喬太郎が前座のふりをして「枕を買わした」.次に弟(おとうと)弟子の小太郎が現れ「お菊の皿」.また喬太郎が出てきて漫談みたいなのを延々とやり,中入りまで1時間20分.ちなみに喬太郎の師匠がさん喬で,そのまた師匠が柳家小さんだそうだ.

歳をとるとずっと椅子に座っているのも苦痛.漫談?はヨーロッパ公演の体験談だったが,早く終わらないかと思った.となりのおばさんたちはよく笑っていた.あれなら高座で箸を転がしても笑い転げそう.

中入りの後「梅津忠兵衛」.枕は省略で30分弱.はじめて聴いたが,ストーリーがあると退屈しない.小泉八雲原作を喬太郎が落語化したらしい.
赤ん坊が重くなると喬太郎の顔が赤くなるのだった.原作によれば,赤ん坊が重くなることは,産門が閉じて赤ん坊が外に出られないことを象徴しているのだが,そういう感じはしなかった.
忠兵衛が再三「月が動いた」とつぶやくのは,時間が経過するということ以外に,何か意味があったのだろうか.
めでたしめでたしであっさり終わってしまったところがいまいち.

音声だけだが,Youtube で発掘.

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ぜんぶ J 子宛て !

2018-02-15 09:30:18 | エトセト等
保険のおばちゃんの DM に同封されて来たのもあった.

ヒト様に差し上げるという発想はないらしい.
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ことばはフラフラ変わる

2018-02-14 10:26:28 | 読書
黒田龍之助,白水社(2018/1).

著者と同姓同名の理工系の先生を存じ上げている.でもこちらの著者はたくさんの本を書いている.カバーデザインも面白いので図書館で借りた.各章の間に図版がはさまれるなど,手が込んだブックデザインである.
(著者の)カミさんの勤める外国語大学の名講義の再現だそうだ.

出版社の内容紹介
*****外国語学部の学生たちと“ことばの変化”について考える,噂の講義を完全書籍化。どうして言語に先祖や親戚がいるのか。なぜ言語は変化し、どのように変わっていくのか。系統だけではなく、言語接触やピジン・クレオール、また政治的・人為的な政策などにも触れながら、ことばの移り変わりに光をあてる。さまざまな外国語の例をもとにした、にぎやかな比較言語学。外国語に関心をもつ読者にぜひ手にとってもらいたい。中間試験、コーヒーブレイク付き。『ことばは変わる』を増補、改題。*****

比較言語学という分野だそうだ.著者の専門はスラヴ語学で,ちくさんの言語にたんのうという訳ではない.それでもこの分野の講義ができるのは,小説が書けなくても文芸評論ができるのと...多分違うんだろう.

文系の講義って,ずいぶんユルいなぁという印象.「中間試験」は,斜め読みした僕でも80点はとれた.

目次は
*****1 言語が変化する理由を想像する / 2 比較と対照はまったく異なる / 3 どうして言語に先祖や親戚がいるのか / 4 比較言語学の先駆者たち / 5 音の変化はいつでも複雑怪奇
中間試験
6 親戚以外の関係もある / 7 ピジン・クレオールは変化の最前線 / 8 ことばの違いを地図上に表わす / 9 政治が言語に口を出す / 10 日本語の系統をめぐる危ない話*****

前半は基礎知識らしい.「比較言語学の先駆者たち」なんか門外漢にはどうでもいいと思って読み飛ばしたら,試験に問題が出た.
目次から想像できるように,後半がおもしろい.たとえば,ピジン・クレオールの韓国バンブー英語の例文がおもしろい.ちなみにビジンとは「接触する複数の言語のそれぞれから語彙や文法を採り入れて,言葉が通じない人たちの間でコミュニケーションをとるために作られる,一種の共通語」である.
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蛸を冷凍

2018-02-13 09:31:51 | エトセト等
関東にいた頃は,自分で生蛸を茹でるなんて思いもしなかった.こちらで味をしめた.でも下処理で手が蛸臭くなるのはいやだ.

この度は足だけを特売でゲット.冷凍して解凍すると組織が破壊され柔らかくなると聞いたので試すことにした.吸盤の周りが汚く,爪の垢を連想させたので,ざっと塩で洗い,ゆすいでそのまま冷凍庫へ.
半シャリの状態まで解凍し,薄くスライスして柚子胡椒で食べたら,ゆで蛸の刺身とは全然違う味 !

上右の CD 絵は昔の作品で,上記テキストとは関係ありません.J 子に「蛸の足を描くなんて馬鹿みたい」と言われたが,2011「波の会」展ではおじさまたちに好評だった.
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いつまでも在る山スキー

2018-02-12 08:46:49 | エトセト等


NHK 放映の全国俳句大会で,「特選」として初っ端に出てきたのが,坊城 俊樹・選の

 いつまでもいつまでも在る登山靴 神奈川 小田誠一郎

であった.終活とか断捨離とか言っても捨てられない,ということ.身につまされる.

僕の場合は,登山靴は盛大にカビが生えたので,何十年か前にあっさり断捨離してしまった.でもまだ物置にあるのがこのスキー.札幌秀岳荘で買ったもの.ヘッドがとんがっているのはシールをひっかけるため.靴とのビンディングはカンダハで,我が学生時代でもすでにセイフティに替わられレトロ化しつつあった.シールをつけて登るときには踵が上がる.

 いつまでもいつまでもある山スキー

引っ張り出してインテリアにしようか.
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版画でつなぐ @ 東広島市立美術館

2018-02-10 22:12:45 | お絵かき
当市の美術館のコレクションの柱は版画だそうだ.なかな気合がはいった展示だが,見る人がすくなくて寂しい.

最近の大作群は技術に圧倒される感じで,小さい作品たちが親しみやすかった.作者で言えば,戸川幸一郎,釣谷幸輝,濱本桂三,....
重兼広人も異色.下の作品では一見して,ここは市民文化センターの老人展だったか...と思った.でも,よく視れば,よくわからなくて味わい深い.
いろいろな技法が作品に沿ってパネルで解説されていた.

でも戦前の永瀬義郎作品のような素朴なのは,もう誰も作らないらしい.

「ひろしまゆかりの作家たち」ということで,J 子が存じあげる方も何人か...

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夜間病棟

2018-02-10 09:17:26 | 読書
ミニオン・G・エバハート,‎ 藤盛千夏 訳,論創海外ミステリ (2017/7/30).

著者は元アメリカ探偵作家クラブ会長だが,その作品が日本にじゅうぶん紹介されているとは言えないようだ.

ミステリとしては,クリスティの凡作程度の出来.夜間病棟が舞台だがおどろおどろしい雰囲気はなく,さっぱりしている.
☆☆☆

有能な若い警官と理性的なオールドミスの看護婦の探偵コンビはその後シリーズ化されるらしい.しかしこの処女作の段階では,警官が看護婦を信頼し,データをほとんどさらしてしまうのに違和感を持った.

1929 年の作品だが,病院の雰囲気は現代とあまり変わらない.
病院でラジウムが盗まれ殺人が起こる.ぼくは悪玉が放射線被爆するかと期待したが,あくまでもラジウムは高価な宝石と同じ扱いだった.
看護婦が夜勤ばかりしている労働環境が気の毒.ストーリーと無関係な看護婦は多数登場するが,無関係な医師はまったく登場しない.
外人の名前の (当然だ!!) 登場人物が多いとふつうは読んでいて混乱するのだが,意外にそんなことはなかった.
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遊べる浮世絵展

2018-02-08 22:03:36 | エトセト等
2/12 まで,広島県立美術館.サブタイトル「くもんの子ども浮世絵コレクション」

ぼくの貧弱な認識によれば,KUMON 株式会社日本公文教育研究会は全国あちこちにある子供の学習塾.そのKUMONでは子ども文化の研究を目的に,江戸時代以降に描かれた「子ども浮世絵」「巻物」「屏風」「絵本・古書」,そして江戸時代の寺子屋で使われていた教科書である「往来物(おうらいもの)」などを蒐集していて,現在約3,200点を所蔵しているのだそうだ.

展示には,随所に「遊べる」工夫もしてある.

しかし,浮世絵というものは,西洋絵画とちがって,壁に掛けたものを鑑賞するようにはできていないと痛感.いまの季節なら,こたつの中で一枚一枚めくり,家人と無駄口を叩きながら眺めるのが.きっと正しい鑑賞法なんだろう.
どうせ絵のサイズが小さく,もともと印刷物なんだから,ウェブで「くもん子ども浮世絵ミュージアム」を見れば十分かも,なんてね.

浮世絵の美人にあまり魅力を感じない.ほんものの江戸美人が目の前にいたら違うとは思うが...
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