お彼岸。

明日は彼岸の入りなのに
ボイストレーニングの発表会があって
一日留守にする私は

本日、一日早いお墓の掃除とお参りへ。
昨日の午後に出て、一泊。
夫なしで夫の実家に泊まる、なんてと
友人たちには驚かれるけれど

仕事をしていない今の私、
これが仕事、と思えば当たり前のこと～（・・・かな）

義父が亡くなってからしばらく
実家で義母と二人で暮らしていた。
あの時の私は、半ば病みそうになって
早く自宅に帰りたい、
子育てや仕事のある人がうらやましい、と日々思っていた。
子供も仕事もない私は、
いつまでだって、義母の望むだけ
滞在せざるを得なかったのだ～

その反動か、一年くらいは
実家には泊まらず、日帰りするようになった。
関東に住んでいた頃は、帰省と言えば
泊まり、と決まっていたけれど
仙台からは一時間少しで行けるので、
朝出掛けて、実家の仕事をして、お昼を食べて、帰る。
そして時々義母が数日、うちに泊まりにやってくる、という風に。

この頃になって、気が付いた。
私たちが泊まりに行く方が、義母にとっては
ラクでもあり、嬉しいのでは？と・・・。

そりゃあ、うちに泊まりに来ることを楽しみにしてはいるが
じっとお客様している数日間の義母は
退屈そうで、元気がない。
何日か目には、表情がぼーーーっとしてくる。
・・・危ない危ない！
これは認知症の引き金になりかねない。

その点、私たちが泊まりに行くときの義母は
煮物や炊き込みご飯を準備して待っている。
私が夕食を作る傍らで
いそいそとうろうろと台所仕事を手伝ってくれるし
慣れている我が家だけあって、動きもスムーズ。
うちに来ている時は、よっこらしょ、と声を出しながら
よろよろ歩いているのに、まるで別人のよう。

だから、ここんとこは何かあるにつけ、
なるべく夫と泊まりに行くようにしている。
同居は当分無理そうだけど、
自分の家にいる時が一番しあわせそうだから
今のパターンが最善なんだろう。

しかし、今日の夫は、岡山出張。
（正しくはゴルフ？いや、それも出張のうち）
お墓掃除は任せなさい～！と胸を叩いたヨメである。

火曜の次男の卒業式に出席すべく帰ってくるので
お彼岸の中日である２１日も戻れないし～
お帰りの２４日には実家にようやく行けるかな？というところ。
・・・東京から月に何度も帰ってきてくれる彼。
自分の家でゆっくりしたいところだが、
何かと実家へ行かねばならぬのは辛かろう。

だから、ヨメが頑張りますよ！
遊ぶときは遊ぶけど、
ちゃんとヨメ仕事もやりまっせ。
まかせろ、父ちゃん！


実家の帰りに、友人のcafeでコーヒータイム。
何かと味方になってくれる二人（オーナーと妹さん）に癒されて
私って、えらい？頑張った？？と
自分を誉めながら、肩の荷を下ろし
また来週、の実家通いに向けてリフレッシュ。

明日の発表会～楽しく歌えますように。
今夜は早く寝ることにします。