aCappella好き♪

プロ中のプロを見た

日帰りバス旅行に行きた~いと、常々思っていた。
夫と娘を駅の裏口に送るとき、いつも
観光バスを待ってる風の集団に出会う。
ここが集合場所なら、いいなぁ
いつか行こう、と話していた矢先、新聞広告で
春休み最後の土曜日、
しかも前から行きたいと思っていた人気の鉄道博物館行きの
ツアーを見つけて、夫と次男と三人で行って来ました。

旅行については、置いといて(笑)

20名ほどの、地元の旅行社のツアー。
バスも小さいし、こぢんまりとしていたのは予想通り。
「添乗員付き・ガイドなし」は普通のことと、気にもしなかったが
朝、集合場所に行ってみると、
前日電話をくれたしわがれ声の年配のオバサンが
どうやら添乗員らしい。
(電話での妙な馴れ馴れしさが、耳に残っていた)
ああ~ッ、こりゃこりゃ・・・と一瞬思ったのは間違いで、
彼女こそがタイトルの「プロ中のプロ」なのだった・・・・(爆)

添乗員挨拶が終わると、よどみなく話し始めた彼女は
バスガイドとして40年勤め、二年前に退職。
マイクが大~好きの大ベテラン。
綾小路きみまろ風の喋りで、客は大笑い。
(特に、前の方に座ってた年配のご婦人二人連れが
まるでドリフコントの効果音のように大爆笑で
私にはそっちの方が面白かった)

結局、帰りまでマイクを離さず
普段から通りなれてる高速でさえ
昔取った杵柄のウンチクですっかり観光気分を盛り上げつつ
いぶし銀のごとき熟練の技で楽しませていただきました。
おばあちゃんの智恵袋、じゃないけど
ちょっとお説教の入った昔話は
先人のありがたいお話のようでもあり、
行きかえりは寝るって予定の私もすっかり
旅っていいもんだな~という気分にさせられました。

40年も勤めれば、その間には辛いことも涙もあったでしょうが
いつしか仕事は、日常ともいうべき「当たり前のこと」になるのかな。
仕事が楽しいなんて、すばらしき適職にめぐり合えたのでしょうね。
私が辛いのは、きっといまだに慣れないから。
そして知識と経験がないから。
聞かれたことの全てがわかり、
お客さまのニーズに応えられる、
満足していただける接客を目指して頑張ろう、なんて

・・・・なんだかすごい立派なことを考えてしまったよ(笑)

それから。
余談ですが、「拍手を促すものの言い方」ってあるんだ
改めて思った。
「ガイドはわたくし、○○と申します。どうぞ/よろしく・お願いいたします」と
「○○」をテヌートに、「どうぞ」で軽く切り、「よろしく」をリタルダンド気味に
「お願いいたします」をクレッシェンドで一気に盛り上げる・・・感じ?

・・・MCに使える(笑)

すべての道はアカペラに通ず、ってなもんで(・・仕事じゃないの?)
しっかり社会勉強させていただいた一日でございます。

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