aCappella好き♪

「・・・だけじゃない」を読んで

苦労してるのは自分だけじゃない、と結んであった
「・・・だけじゃない」というタイトルの
友人のブログ。

「対岸の彼女」にも関連して、だけど
様々な思いが駆け巡ったので
切れ端を記しておこう。

私は不妊治療をするまでもなく
子供をポコポコ授かって、三人生んで
生みたいし育てたい、と思ってのことだったので
それはほんとうに、言葉にしつくせないほど
幸福なことだと思って、日々感謝してる。

子供を生んで育てる自信がない、と
本の中で独身の「葵」が言うのだけれど
現代の社会現象として、
そういう女性が少なくはないようだ。
・・・わかるけどね。
でも、そんなこと、考える前にもう母になってたな。
私の未来予想図に、夫と子供がいる風景は
疑う余地もなく刷り込まれてたから・・。

誰でも、他の人生を選んだら。。ということを
考えると思う。
専業主婦でいる間は確かに、
仕事を持つ人たちに見下されてるような、
ある意味では妬まれてるような・・・
自分の居場所が社会のどこにも用意されてないような・・・
・・・私の場合は不安というより
さみしさだったり、劣等感?に似た思いを
時折感じていたと思う。

でも、「この時期」にしか出来ないこと、
子供と一緒の時間を持つだとか、
役員をして地域の子供たちにつくすとか
そういうことに居場所を見出すこともできたので
小夜子のような焦りや、自分を卑下する気持ちはなかった。
むしろ、お気楽~に子育て時代を楽しんでたな。

独身で仕事を持つ、葵。
子供を持つ主婦、小夜子。
対岸ではあるけれど
もっと言えば、「子供がひとり」と「複数」と
そこでまた人生が分かれてる気が、実はしてる。
周りを見渡すに、一人っ子率がすごく高くて
「生んで育てた」とひとくくりにするには
違ったカラーがあるのを時々感じてるのだ。
一人なら、生んですぐにでも保育園に預けて働ける。
でも、二人三人となると・・・・
母としての人生は、そこで何度かリセットされることになる。
(ハイ、一からやり直し~「子供が誕生」のコマに戻る~みたいな(笑)。
同じ道を繰り返すのだから、その分上手にもなるわな。
・・・いわば、修業ですか)
しかし、多くの場合、世の中の対比はいつも
「葵と小夜子」であって、それ以上ではない。
・・・こんなこと感じてしまうっていうのは
子供が多いリスク面も意識しながらのしあわせだって
自分がわかってるからだと思うけど・・・(笑)
そう、子供がいてしあわせ、って言うのは
時には強がりのようでもあり
そのために捨ててきたもの、あきらめたもの、
面倒くさい仕事や感情、イライラ、金銭面・・・・
見方を変えれば「負」とも思える要素は
たくさん抱えて生きてきたんだもの。

しあわせって、その人がそう感じればそうなのだと
私は常々思ってる。
「誰から見ても、完璧なしあわせ」っていうのも
あるかもしれないけど
その状況を、本人が望まないのであれば
どんなに恵まれていても「しあわせ」とは言えない。

もしも私が、バリバリと好きな仕事に没頭したい人だったら
ダンナに気を使ったり、家族のために弁当やご飯を作ったり
子供を駅や習い事に送って行くのが仕事の今の生活は
鬱々とした毎日、ってことになるだろうけど
週3日働いて、習い事をして、適当に家事をして、
「これがいい」と自分が思える日々だから、
笑って暮らせてる。

それから・・・・
自分の力ではどうしようもないことも
当然降りかかってくるわけで。

病気、介護、交通事故、リストラ。
欲しくない神からのプレゼントも
甘んじて受けることになる。
(普段の行いが良ければ、いただかずに済むのだと信じて
“素直と誠実”を胸に刻み、一生懸命生きてる私だが)

その状況で、どんな風に現実を割り切ることが出来るか。
自分がしあわせだとは思えなくなっても
「今の状況で」の最善を尽くすことが、出来ればと
いつか来るその日に向けて、
心の準備だけはしているつもり。

よその芝生はよく見える。
自分が持ってないものを、人はうらやむ。
でも、うらやむことって、マイナス要素でしかないと
私は思う。
欲しいものは、努力をして手に入れればいい。
手に入らないものなら、あきらめて
他の「誰にも負けない」宝物を探せばいい。

私は早生まれ(3月31日)で、
人並みはずれて運動神経が鈍いから
小さい頃から足は遅いし、
運動は何をやらせても全然だった。
コンプレックスがかなりあったけど
お絵かきや音楽なら、人並みに出来た。
絵描きや音楽家になれるほどの才能はないけど
それに対する努力を惜しまない自分が、今の宝物。
(足が遅いと言って、川原を走るような努力は
全くする気にもならなかったのに)

この子の、何が素晴らしいかを
なるべくたくさん見つけてあげる。
誉めて、そこを伸ばしてあげる。
自分にだってそうだと思う。
「今の自分で出来る限りの」しあわせを手に入れよう。
人はうらやむまい。
運命は変えられないけれど、自分は変えられる。

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コメント一覧

るか
「森に泳ぐ魚」検索しました。

<色:#0099ff>>確か5人の幼稚園ママのお話だったような。
>面白そうでしょ。</色>

うわ、ドロドロしてそう~~~(笑)
リアルに怖いわ{びっくり}
書店に走ろうと思ったけど、
新刊って大きいんだよねと思ってやめました。

しつこいけど、お大事に。
ちーぼー
ただいま平熱なのでこっそり仕事しています。
旦那に見つかったらきっと怒られるなぁ
だって、前日発送されているから、昨日の午前中の段階で
「明日駄目です!。」って電話しておかないと仕事が届いちゃうんだもん。
このままやらないで返すとまずいし・・・。
今回のインフルエンザB型はなぜか一旦熱が下がるんだよね。
そして丸一日経ってからまた上がるんだよ。
3人の様子見ていたら同じだから多分私も。

<色:#cc0099>こんなときにアレンジさせちゃって、悪かった。</色>
いいえ!昨日の午前中までぴんぴんしていましたから大丈夫です。
とっても楽しかった。
くーみんがコピーしてくれた楽譜見ていたらコード進行が楽しくって「へ~へ~へ~」(ちょっと古い?)って感じでした。

角田光代の新しい本「森に泳ぐ魚」だっけ。
(ちょっと題名は合っているかわからないけどこんな題名)
こっちも面白そうで図書館に予約している。
確か5人の幼稚園ママのお話だったような。
面白そうでしょ。

まぁ早く仕事終わらせて、寝ておかねば。
るか
ちーぼー{メール}

編曲おつかれさま{びっくり}
インフルエンザ、大丈夫{なんで}
お子さんたち次々(A・B二回の子も?)にかかって、
ママは元気だねぇと
言ってたんだよ。
こんなときにアレンジさせちゃって、悪かった。

二人目不妊。
お姉さんはカリスマになってるのね。
それぞれの事情があってそうなのだし
子供の問題はタブーなんだけど
心ないことを口にする人は、多い。
母の年代以上の人なんか、特にそう。
(うちも弟のところが一人っ子で
実際のところ、夫婦の考えがどうなのかわからないんだけど)
多分、面前では言ってなくても
「そう思われてるに決まってる」って
お嫁さんたち自身が感じてしまってるようにも見える。
心の中って、見えるんだよねぇ。
私も、年子で三人産むぞって宣言してたけど
いろいろあって、無理だったわ・・・。
(特に、女の子を欲してたので)

確かに「女同士の垣根」みたいなものは
この本で感じた。
でも、私の中には垣根はないので
(自分は自分、人は人)
どういう人生を選ぼうと、羨望したり落胆したりはしない。
垣根を作るのは女自身、と友人が書いてたけど
ほんとにそう。
・・付き合いずらさとか、考えの相違とか、
結局似た人同士が集まることになってはしまうんだけど・・。

おやすみ{びっくり}
ゆっくり休んでね。
ちーぼー
先ほど編曲を終えまして、本業の仕事に戻ろうと思っていたのですが、自宅でパソコンをいじりながらの仕事なのでついつい寄り道{BOO}

るかさんが書きたかったこととかなりそれた話なのですが
「周りを見渡すに、一人っ子率がすごく高くて」
実は子の中に二人め不妊で悩んでいる人って結構な確率でいるんだよね。
私の姉が二人め不妊で(一人目は結婚三年目で自然妊娠)不妊治療ガンガンやって二人目を授かった人でそれ以来二人め不妊の相談者のカリスマのようになりました。
なのでかなりの数の人が彼女に相談しに来ていて、あの人もあの人もって感じです。
それで同じように不妊治療して授かった人、治療したけど無理だった人いろいろです。

一人目がいるから好きで子供作らないんだ見たいに思われて
「二人めはまだ?」
「上の子とあまり年が離れていないほうがいいよ。」
とか、心無い人達の言葉に傷ついている人達もけっこういるんだよ。

そう考えると別に苦労せずに3人授かった私はそれだけで幸せだと思わなきゃと気合を入れております。
経済的にも体力的にもきついしけどそれで子ども達に元気をもらっているんだもんね。

母は強し{ガッテン}ですね。

話はまたまた逸れますが・・・。
この前一人っ子(今4年生)のお母さんが役員もせずに、役員やら無きゃいけないのがイヤと言う事で子供会脱会されたときには怒り狂いましたが・・・。
実はうちの子供会の地区とは外れたところにすんでいる人でそこには子供会が無いから子供会に入れたいからということで入れてあげていた人だったのです。
子供会活動の時は大体親抜きで、役員5、6人で40人くらいの子供たちの面倒を見ているんだ。
一番手がかかる低学年の時に面倒見ていた役員の人達に悪いと思わないのかねぇ。
二人目がいたらもう少しいたいからと抜けることはしなかったのでしょう。
一人っ子ならのなせる業なのかなぁ。
こういった一人だから制約無く自分の時間を大切に出来ている人、自分のことだけ考えている人には{爆弾}激怒です。


ちょっと前にテレビで「男性がいなくなる!」みたいな番組を見ていて面白かった。
それに関連してなぜそうなるのかと言うことを書きたかったけどそれを書くとちょっとまずそうなので今度じかに・・・。



ターニャん
<色:#339933>「あなたはしあわせじゃない」って聞こえたのかなって</色>
へ?何のこと?って位にそんな風に聞えてません!
ただ単に『だけじゃない』を使いたかっただけ{止まるひよこ}

私は
<色:#339933>「アンタはしあわせじゃない」と、人に言われても
何のことか全くわからないけど
</色>に噴出したよ{パチパチ}
実に私もその部類。

お嬢さんの闘病日記。。。そやった、そやった。
本当に母の熱い気持ち、不安な気持ちがいっぱいだったよね~。
人間、本当に辛い時とか大変な時ってそうは感じないのかしら?
いや、そんな事はないな。
痛みの感じ方は違うかもしれん。
私なんかすぐ忘れちゃうから、またやってくるのかな?
女が子供を産むように。。。って例えがちがうか。。。

もっと軽快に、ガハガハ笑えるブログでありたいとは思うけれど、
どうも素材自体が暗いからそうは行かないな~。
また来ておくれやすぅ~。
るか
ターニャん{メール}

ダンナさま、単身赴任延長なの?
・・・あーあ、だね。

昨日、珍しくダンナとケンカして
口をきかずに寝た。
ウチの場合、もう単身赴任のほうが
私にとっては気楽~なんだけど(爆)

ターニャんのコメント読んでたら
「あなたはしあわせじゃない」って聞こえたのかなって
心配になった~~~~{汗}そうじゃないからね。
「・・・だけじゃない」でターニャんが言葉を向けた、
同じ人たちへ・・・・それから
漠然と、その周りの人たちへ、という気持ちで
書き進めました。

<色:#0066ff>>私も幸せだよぉ~
>(幸せじゃないなんて言われなくてもそう言うさ)</色>
アナタならそう言うと思ってたから。

同時に「私はしあわせです」と、書いたは書いたけど
「まあ、そう見えてもいろいろありまっせ」と
言いたかったのに
・・・・どうもうまい文章じゃなかったようです。。。{ショック}
(かといって
「アンタはしあわせじゃない」と、人に言われても
何のことか全くわからないけど)

私も、隣の芝生は見ないヤツなの。
せっかく手入れしてあっても、
失礼なくらい見ないかも。
自分大好きだから、人のことが目に入らないのかなー。
集まると誰かの噂しかしない女たちが大嫌い。
(“対岸の彼女”には、
その他大勢として何度も出てくる
こういうどこにでもいる人たち)

<色:#0066ff>>聖書を勉強して神を信じなくなった(笑)</色>
・・・ここ、ウケる(笑)
こういう人こそ、「聖☆おにいさん」がおススメです。
勉強してる人ほど面白いかもよ。

ターニャんのブログ、楽しみだよ。
「面白い」とは言いにくい気持ちになるけど・・・(笑)
私も、ここを、娘の闘病記から始めたんだ。
あの時はホントに辛かったけど
辛いなんて感じる余裕もないくらい
一生懸命に生きてたし、マメに更新してたなぁ。
「しあわせ」は自分が感じるもの、って思ってきたけど
真逆に「周りが感じるもの」っていうのもアリだって思った。
ターニャん
君だけじゃない  幸せなのは  (笑)
私も幸せだよぉ~{ラブラブ}
(幸せじゃないなんて言われなくてもそう言うさ{ルンルン})

努力はしても、もがくのは嫌なだけ。。。
割り切りは早いかも~。
聖書を勉強して神を信じなくなった(笑)
やっぱ2人3人子どものいる人って頭下がる。
その振り出しってかなり大変だ~と思うから。
上見りゃキリない、下見りゃキリないって言うけど
上も下も見てる余裕ないよな~。
隣の芝が蒼かったのか、枯れてたのかも覚えていない(最悪{ハッピー})
なんかバトンの回答みたいになってしまった。。。

運命は変えられないけれど、自分は変えられる
う~ん。。。そうだなぁ。。。と頷く私。
そして、自分が変れば運命も変る。。。かもね~。
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