「密やかなエール」・・・・そして・・・

ネッ友さんのブログを開くと・・・・

いつも彼女の日記に登場していた「社長」さんが
急に亡くなったとのこと。
本当に驚いた。
ご冥福をお祈りします。

いつも社長さんと二人三脚で
会社を切り盛りしていた彼女。
ご家族の支えになりながら、
葬儀のこと、会社のこと、
一人でがんばってる姿が目に浮かぶ。
一途で、しっかり者で、よく働いて、気が利く人だ。
世間知らずの私には、とても出来ないことだと思う。

数日前、記事を読んで
言葉をかけたいが、現在コメント欄を停止しているので
まだ何も伝えられていない。
彼女が、いつかココを見つけてくれるのか
見つけることなく時が経っていくのかわからないけれど
気持ちはあなたを応援しています。
がんばって！！



・・・「がんばって」と書く時、いつも迷う。
この言葉を嫌いという人がいることを知ってるから。

「がんばってる人に使うべきではない」
「がんばってるのに言われると傷つく」

・・・そうなんだ。
そういう考え方や感じ方もあるんだなって思った。

私は「がんばって」という言葉が、多分好き。
言うのも言われるのも。
「足りないから、もっとがんばれ」って意味ではなく
「そのまま」「ひき続き」「自分の気が済むまで」「精一杯」
という意味を込めたエールだと思えばいい。

がんばってる自分を、応援してもらえるのはうれしい。
見守ってくれるだけでもいい。
心だけでも寄り添ってもらえるなら、
一人じゃないんだって思えるから。


私は、人との会話を、どうも苦手だと感じる。
気の利いた言葉もかけられず
どう接して良いのかわからない。
だけど、気持ちは・・・
その人を思ってる。


家族葬で、というところを、彼女がお願いして
普通のお葬式にしてもらった、と知り
いつか来る自分自身の「その時」を思った。

「その時」のことを、私はよく口にする。
冗談ともつかぬその言葉を、子供や夫が覚えていて
叶えてくれるかもしれないと密かに思いつつ。
・・・しかし、本心からそう願っているわけではなく

その場面になった時、
家族が相談して取り仕切ってくれたらいい。
私にふさわしいと考えてくれた、その通りに。


（お葬式には呼ばないかわりに、生きてるうちに
お世話になった知人を呼んでパーティーをする、だとか
暗いお墓に入るより、
私が眠る場所には桜の木でも植えてもらって
枯れてしまったらそれもよし、
花が咲いたら毎年その下で賑やかに宴をしてほしい、だとか
お葬式の二次会では私を偲んで
飲めや歌えのライブセッションを、だとか
・・・・くだらないことを妄想しているけれど
実際にはどれも無理だろう・笑）

結局のところ、
質素で、つつましやかでいいけれど
家族が大変でないように、というのが一番の願い。


「その時」のことなんか思ってる人こそ
しぶとく長生きしそうだけれど（笑）
今の目標は、「老衰可能なくらい丈夫で長生き」だから。
人は十分長生きしたご褒美に
穏かな眠りを許されるのかなと。

「その時」が、いったいいつどうやって訪れるのか・・・
まるでわからないけれど
「しあわせに生きた人だった」と、みんなに思ってほしい。
そんな人生がいいな。

それには、今日を精一杯生きないと。