2012.09/22(土)~23(日) 天気:晴れ→雨・雨
奥秩父 笛吹川東沢-釜ノ沢東俣遡行をしてきました。
メンバー:A夫妻・Appleの3人パーティ。 装備:補助ロープφ7.0×30m
今回の登山行程は、前夜発車で常磐道=首都高=中央道=勝沼IC=R140=道の駅みとみPまで入る。
22日(土) 道の駅みとみ=8:30西沢渓谷入口P~9:55-10:10ホラ貝ゴルジュ~10:50入渓~12:30-40釜ノ沢出合~13:55-14:05両門ノ滝~14:20幕場(泊)
23日(日) 7:25幕場~10:00-10木賊沢出合~11:05甲武信小屋~13:05-10徳ちゃん新道分岐~15:10西沢渓谷入口Pの1泊2日です。
何年前になるだろうか甲武信小屋に泊まった時に東沢から釜ノ沢を遡行するビデオを見た千畳のナメがことほか美しかった。
いずれ遡行してみたいと思っていたのだ。ACC-Jのナーゲル祭の時に同じ気持ちだった東京のA夫妻と春になったら行こうと約束していた。
天候不順や東日本大震災の影響でのびのびになっていたがようやく実現することができた。
前夜に道の駅みとみに集合し朝出発なのだが、どうも天気が思わしくない。夜半から天気が崩れ明日は雨の予報だ。
しばし話し合い、今日中にヤゲンの滝を越え広河原の幕場に着けば増水してもたかが知れてると判断し出発する。
西沢渓谷に行く橋を越えたところから東沢に降り徒渉。その後は沢と山道を交互に進むかんじでホラ貝のゴルジュに出合う。
今日は水量がすくないな~っ。チャンスかもなどと思いながらせっかくだから泳いで偵察に行くことにする。
フラットソールがあれば行ける感じだが今回の目的と違うので次回の楽しみとする。
ホラ貝のゴルジュを巻くべく山道に入るがどうも道を間違ったらしく、ロープを出しトラバースして薮漕ぎをして山道に出る。
すこし手前を上に向かうのが正解だったかな?山の神の祠も見なかったので見当がつかない。
沢に入るとしばらくは河原歩きになり、東のナメ滝など多くの滝が流れ込む風景が美しい。
途中西のナメ滝でウォータースライダーをして楽しんだ。水がやや冷たかったが夏だったらさぞかし気持ちいいだろう。
釜ノ沢の分岐で行動食を食べ小休止し魚留滝に出合う。一見どっから登るのというナメ滝だがよく見ると左側に手掛かりはある。
A旦那リードで登った後は、いよいよ千畳の滝とのご対面である。ほんとうに滑らかで奇跡のようなナメ滝である。
水が薄く這うように流れる一枚スラブのような滝をフリクションを効かせながら歩く。
両門ノ滝もシンメトリィに流れ込む美しいナメ滝である。ここから東俣に入り右側を巻く。
ヤゲンの滝も立派な滝で右側を巻くがマヨイ沢に入り込まないように注意がいる。
ここを越えると広河原になり右側にキャンプ場ではないかと思わせるほどの絶好の天場がある。
もすこし上かなと思ったが、ここで泊まることにし雨に備えてタープを連装で低く張り薪集めをする。
竿を出してみるが魚のいる気配が無くイワナはいないと思う。
焚き火を起こしたら、さっそくビールで乾杯し大宴会が始まる。会津の銘酒“花泉”がまた美味い。
辛子明太子・ホルモン焼き肉・鮭の塩焼き・豚汁・ほかほか白ご飯での夕飯に至福の時間を過ごす。
ちょうど食事が終わる頃雨が降り出しお開きになる。片付けをして就寝となる。
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東沢の河原歩き。山道と交互に進むががここまでは平凡な感じ。
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ホラ貝のゴルジュ探索に泳いでいく。中の写真は暗くてピンぼけになり残念。
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巻き道で道がまちがったらしく、ロープを出してトラバースして薮漕ぎ。
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浸食された断崖の中の快適な河原歩きである。明るくて開放的だ。
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東のナメ滝です。フラットソールであればフリーで登れるらしい。
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西のナメ滝でウォータースライダーを楽しむが、水はやや冷たい。
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魚留滝です。一見登れそうもないので、しばし考えこんでしまった。
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千畳のナメ滝です。緩やかに水が流れる奇跡のような美しいナメ床です。
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両門ノ滝です。ここも均等に滝が流れ込むナメ滝が美しい。
雨は一晩中降っていた。風も出ているようだが林の中なので大したことはない。
朝になり雨やまないかな~っとの願いもむなしく強くなるばかり。しかたないので朝食を食べ撤収し出発する。
最初は荒れた河原を上がったり降りたり、右に行ったり左に行ったりとジグザグに登る感じで雨と相まって体力を消耗する。
途中途中のナメ滝は雨でスラブが濡れており、枝をつかんだりしながら慎重に登る。
枝沢を間違えないように注意して登り、30mナメ滝は右側を巻くが枝をつかみ急な尾根状斜面を登る。
木賊沢に入り込まないように沢を渡り、滝沿い右側を小さく巻いて登る。
滝上に出ると後は急なナメ床をトボトボ歩くとポンプ小屋に到着する。
管理用の道を登るとまもなく甲武信小屋に到着する。ここで沢靴を脱いでスニーカーに履き替える。
あとは木賊山を越え戸渡尾根・徳ちゃん新道を雨の中もくもくと下る。
途中東沢を見るが増水して濁流となっており、予想どおりの状況であったと確信する。
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広河原の幕場です。キャンプ場のように快適な天場です。
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広河原はだいぶ荒れていますが、上流になるとナメの小滝が連続します。
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ミズシ沢との分岐かなと思います。この辺もすこし荒れている感じです。
by Apple
奥秩父 笛吹川東沢-釜ノ沢東俣遡行をしてきました。
メンバー:A夫妻・Appleの3人パーティ。 装備:補助ロープφ7.0×30m
今回の登山行程は、前夜発車で常磐道=首都高=中央道=勝沼IC=R140=道の駅みとみPまで入る。
22日(土) 道の駅みとみ=8:30西沢渓谷入口P~9:55-10:10ホラ貝ゴルジュ~10:50入渓~12:30-40釜ノ沢出合~13:55-14:05両門ノ滝~14:20幕場(泊)
23日(日) 7:25幕場~10:00-10木賊沢出合~11:05甲武信小屋~13:05-10徳ちゃん新道分岐~15:10西沢渓谷入口Pの1泊2日です。
何年前になるだろうか甲武信小屋に泊まった時に東沢から釜ノ沢を遡行するビデオを見た千畳のナメがことほか美しかった。
いずれ遡行してみたいと思っていたのだ。ACC-Jのナーゲル祭の時に同じ気持ちだった東京のA夫妻と春になったら行こうと約束していた。
天候不順や東日本大震災の影響でのびのびになっていたがようやく実現することができた。
前夜に道の駅みとみに集合し朝出発なのだが、どうも天気が思わしくない。夜半から天気が崩れ明日は雨の予報だ。
しばし話し合い、今日中にヤゲンの滝を越え広河原の幕場に着けば増水してもたかが知れてると判断し出発する。
西沢渓谷に行く橋を越えたところから東沢に降り徒渉。その後は沢と山道を交互に進むかんじでホラ貝のゴルジュに出合う。
今日は水量がすくないな~っ。チャンスかもなどと思いながらせっかくだから泳いで偵察に行くことにする。
フラットソールがあれば行ける感じだが今回の目的と違うので次回の楽しみとする。
ホラ貝のゴルジュを巻くべく山道に入るがどうも道を間違ったらしく、ロープを出しトラバースして薮漕ぎをして山道に出る。
すこし手前を上に向かうのが正解だったかな?山の神の祠も見なかったので見当がつかない。
沢に入るとしばらくは河原歩きになり、東のナメ滝など多くの滝が流れ込む風景が美しい。
途中西のナメ滝でウォータースライダーをして楽しんだ。水がやや冷たかったが夏だったらさぞかし気持ちいいだろう。
釜ノ沢の分岐で行動食を食べ小休止し魚留滝に出合う。一見どっから登るのというナメ滝だがよく見ると左側に手掛かりはある。
A旦那リードで登った後は、いよいよ千畳の滝とのご対面である。ほんとうに滑らかで奇跡のようなナメ滝である。
水が薄く這うように流れる一枚スラブのような滝をフリクションを効かせながら歩く。
両門ノ滝もシンメトリィに流れ込む美しいナメ滝である。ここから東俣に入り右側を巻く。
ヤゲンの滝も立派な滝で右側を巻くがマヨイ沢に入り込まないように注意がいる。
ここを越えると広河原になり右側にキャンプ場ではないかと思わせるほどの絶好の天場がある。
もすこし上かなと思ったが、ここで泊まることにし雨に備えてタープを連装で低く張り薪集めをする。
竿を出してみるが魚のいる気配が無くイワナはいないと思う。
焚き火を起こしたら、さっそくビールで乾杯し大宴会が始まる。会津の銘酒“花泉”がまた美味い。
辛子明太子・ホルモン焼き肉・鮭の塩焼き・豚汁・ほかほか白ご飯での夕飯に至福の時間を過ごす。
ちょうど食事が終わる頃雨が降り出しお開きになる。片付けをして就寝となる。
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東沢の河原歩き。山道と交互に進むががここまでは平凡な感じ。
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ホラ貝のゴルジュ探索に泳いでいく。中の写真は暗くてピンぼけになり残念。
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巻き道で道がまちがったらしく、ロープを出してトラバースして薮漕ぎ。
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浸食された断崖の中の快適な河原歩きである。明るくて開放的だ。
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東のナメ滝です。フラットソールであればフリーで登れるらしい。
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西のナメ滝でウォータースライダーを楽しむが、水はやや冷たい。
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魚留滝です。一見登れそうもないので、しばし考えこんでしまった。
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千畳のナメ滝です。緩やかに水が流れる奇跡のような美しいナメ床です。
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両門ノ滝です。ここも均等に滝が流れ込むナメ滝が美しい。
雨は一晩中降っていた。風も出ているようだが林の中なので大したことはない。
朝になり雨やまないかな~っとの願いもむなしく強くなるばかり。しかたないので朝食を食べ撤収し出発する。
最初は荒れた河原を上がったり降りたり、右に行ったり左に行ったりとジグザグに登る感じで雨と相まって体力を消耗する。
途中途中のナメ滝は雨でスラブが濡れており、枝をつかんだりしながら慎重に登る。
枝沢を間違えないように注意して登り、30mナメ滝は右側を巻くが枝をつかみ急な尾根状斜面を登る。
木賊沢に入り込まないように沢を渡り、滝沿い右側を小さく巻いて登る。
滝上に出ると後は急なナメ床をトボトボ歩くとポンプ小屋に到着する。
管理用の道を登るとまもなく甲武信小屋に到着する。ここで沢靴を脱いでスニーカーに履き替える。
あとは木賊山を越え戸渡尾根・徳ちゃん新道を雨の中もくもくと下る。
途中東沢を見るが増水して濁流となっており、予想どおりの状況であったと確信する。
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広河原の幕場です。キャンプ場のように快適な天場です。
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広河原はだいぶ荒れていますが、上流になるとナメの小滝が連続します。
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ミズシ沢との分岐かなと思います。この辺もすこし荒れている感じです。
by Apple