2018/12/22 表妙義・星穴岳と星穴めぐり
星を探しに。
妙義にはいくつもの石門、風穴がある。
それらにあって表妙義の「射抜き穴」「むすび穴」は星穴と呼び、その頂を星穴岳と呼ぶ。
風情のあるそのネ-ミングに惹かれる者は少なくない。
星を見つけに行く山旅。
表妙義、二つの星穴を巡ります。
ちょっと岩登り、ちょっと空中懸垂です。
メンバ-は、sak、kim会長、N連合艦隊長官、lilyさん。
にわかに「スタ-ツア-ズ」と洒落込みます
表妙義の中ノ岳神社境内を通って轟岩への急な階段。
いきなり息が切れる場面。
数ある岩塔を縫うように進めば、見晴台。
石門群が一望できる。
振り返れば重量感のある岩壁群が聳え立つ。
主稜のコルから中ノ岳への道を右に見送り、西岳方面へ。
「この先登山道に在らず」の標識
眺めの良い尾根の広場で装備を付けて、岩場を二つこなすと西岳山頂。
標識もないが、眺めは素晴らしく、向かう星穴岳の全貌が良く見える。
「星」つながりで言うなら、11月に行った裏妙義・西大星がある。
星穴はなかったと思うけど、山容は似てるよね。
そこから懸垂下降も交え、急下降。
支点や赤布などの痕跡は豊富なので、迷うことはないだろう。
いくつかの岩場トラバ-スは高度感もあり、画になるシ-ン。
12月とはいえ、南面の岩場なのでポカポカ陽気。
射抜き穴への懸垂支点を見送り、星穴岳直下の岩場はロ-プを出す。
星穴岳山頂
山頂を懸垂下降で後にして、今度は射抜き穴への懸垂下降。
ここは空中懸垂となるため、とても気持ちのいい下降。
それぞれにVサインなどしながら。
控えめな大きさの「射抜き穴」
すぐ脇の懸垂支点から今度は45mの懸垂下降。
アバタ岩にロ-プがスタックしないように要注意。
降り立ったところからルンゼ状を行く。
ホントは左岩基部の踏み跡を行った方がよかったみたい。
一投足で「むすび穴」
山中に輝く星。
きっと里からはそう見えることだろう。
あとは、落ち葉を踏みながら。
サクサクと昼下がりの冬山ハイキング。
軽口を叩きながら、が心地いい。
Like a bolt out of the blue
Fate steps in and sees you through
When you wish upon a star
Your dream comes true
sak