アルパインクラブ モルゲンロート

本会の活動状況と情報の共有

会山行計画(2025年度)

2025-03-16 14:56:21 | 会山行(2025年度)

4月6日(日)       日和田山~ユガテ【奥武蔵】

5月3日(土)~5日(月) 爺ヶ岳【北アルプス】

5月11日(日)       関八州見晴台 【奥武蔵】

6月7日(土)~8日(日) 清水峠【谷川連峰】

7月19日(土)~21日(月) 白馬岳~鑓ヶ岳【北アルプス】

8月9日(土)~12日(火) 鳥海山、月山【東北】

9月6日(土)~7日(月) 黒姫山【北信】

10月4日(土)~5日(月) 甲武信ヶ岳【奥秩父】

11月16日(日)       節刀ヶ岳【御坂山塊】

12月14日(日)       パノラマ台~烏帽子岳【御坂山塊】

1月10日(土)~11日(日) 阿弥陀岳【八ヶ岳】

2月8日(日)       金時山【箱根】

3月14日(土)       谷川岳(天神尾根)【谷川連峰】


富士見台高原~穏やかな展望の雪稜を行く~(2025.2.21)

2025-03-14 07:36:56 | 個人山行(2024年度)

山名:富士見台高原(1,739m)、

   横川山(1,620m)、南沢山(1,564m)

山域:中央アルプス

2025年2月21日 晴れのち時々曇り

参加者:菊、山一(記)

富士見台高原は、中央アルプス南部の恵那山の北に位置する山。高原状の台地が続くあたりのピークです。直下を中央道の恵那山トンネルが通っていて、中京圏からのアクセスも良く、南面には「ヘブンスそのはら」のスキー場もあります。そして、北の南沢山は冬季のスノーハイクで人気の山。うまく当たれば見事な霧氷やスノーモンスターも見られるそうです。そんな富士見台高原に、最強寒波の中休み的な日に登りました。

 

早朝の「せいなの森キャンプ場」近くの登山口をスタートしました。南沢山までは緩やかな尾根道です。登山口からずっと雪が繋がっていて、よく踏まれてとても歩きやすい道でした。

南沢山に到着!ここからずっと大展望の道になります。北には木曽駒ヶ岳から空木岳などの、中央アルプスの高い山々が聳えています。

そして、遠方に富士見台高原のピークを見て、この緩やかな尾根道を縦走していきます。まずは中間の顕著なピークである横川山を目指しましょう。

横川山への登りから振り返りました。中央アルプスがきれいに見えています。タイミングによっては、この木々は霧氷がついたり、見事なスノーモンスター群になったりするようです。

横川山付近に登ってきました。ちょっと前までスノーモンスターだった木ですね。奥に見えているのは南アルプスです。

ここからは御岳山も近いです。

さて、富士見台高原を目指して進みます。富士見台高原へは、途中で手前の1587mのピークを越え、鞍部に下ったあとの登りになります。

実はずっと正面に恵那山が見えています。こう見ると、貫禄のある特徴的な山です。

富士見台高原の登りに入りました。このあたりは木に霧氷が残っていて、冬の花が咲いているようです。

富士見台高原の山頂を捉えました。あと少しです。このあたりは西風が直接当たる雪原が続きますので、雪の表面が凍っていて、ワカンを着けてはいますが、よく踏み抜きます。

山頂に到着!大展望です。

これは、南アルプスの展望です。北の鋸岳から深南部まで、南アルプスが全く遮るものなく一望できます。こういう場所もなかなか無いのではないかと思います。ちなみに富士見台高原から富士山は見えません。

帰りは、登ってきたルートを戻ります。同じように登り返しつつ、南沢山まで戻ってきました。春になって長くなった陽も傾き始めているようです。ここで名残惜しく、展望の稜線とお別れです。さようなら🖐️。

 

コースタイム

6:28 登山口 - 9:04/21 南沢山 - 10:05/09 横川山 - 12:38/52 富士見台高原 - 14:59/15:00 横川山 - 15:30/41 南沢山 - 17:18 登山口


雪洞トレーニング (2025.2.15)

2025-03-12 11:16:05 | 会山行(2024年度)

山名:マチガ沢周辺

山域:谷川連峰

2025年2月15日 晴れ

参加者:宮(L)、田、山一(記)

 

久しぶりの雪洞体験訓練は、厳冬期にも係わらず、快晴のあたたかな天候に恵まれ、雪山ハイクとしても楽しい一日となりました。

 

今日は、お天気も良く、暖かく、絶好の雪洞日和😊。まずは、土合の谷川岳登山指導センターから、旧国道へと少し登って行きます。

今年は雪が多くて、道の周辺もふんだんに締まった雪が積もっています。

マチガ沢出合まで来ました。正面には谷川岳が神々しいです✨。

湯檜曽川の対岸は白毛門ですね。

さて、周辺で適地を探し、雪洞堀りをスタート!

できました。天井も高く、奥行きもあって、外よりも全く暖かく快適です。

入口は、とても小さいのですけどね…。お疲れさまでした。

 

当日は、この時期には珍しく気温も高くて、快晴の一日。雪山ハイクとしても、とても快適した。谷川岳登山指導センターまでは、除雪してあり、そこから先は2m以上の積雪。旧国道ルートもすっかり雪に埋まり、車道の形はあったりなかったりでした。一ノ倉沢や幽ノ沢まで歩かれている方も、いらっしゃったようです。

さて雪洞掘りは、しまり雪でとても順調。2時間ほどで完成しました。天気が良い中での雪洞堀りはとても楽しいものでした。

 

コースタイム

7:00 ロークウェイ土合口駅 - 7:07/21 登山指導センター - 8:47/57 マチガ沢出合 - 9:20/12:00 雪洞トレーニング - 12:47 土合口駅


会員募集中

2024-08-06 07:44:44 | 会の紹介

新規会員募集中!

アルパインクラブ・モルゲンロートではご一緒に山行するメンバーを募集しています!

ご興味のある方、一番下にあるアドレスまで、いつでもメールにてご連絡ください!

ご案内を送付させていただきます。

 

ハイキングからバリエーションまで幅広く活動しています

会山行は、1回/月開催、その他個人山行随時開催。

例会は、毎月第三水曜日(18:30-20:00頃)、高田馬場駅より徒歩3分の、戸塚地域センターの会議室にて。

年会費:4000円(年度後半からご参加の方は、2000円)

 

まずは、お試し山行から!

(会費不要です:実費のみご負担ください)

 

参加方法:お問い合わせ

直接、例会にお出でになるか、以下募集担当までメールをください。

案内をお送りいたします。

担当:田辺正利、メールアドレス:npbnw572@ybb.ne.jp]


白毛門~朝日岳 梅雨入り前のお花畑へ (2024.6.20-21)

2024-06-28 18:07:32 | 個人山行(2024年度)

山名:朝日岳(1,945m)、笠ヶ岳(1,852m)、

   白毛門(1,720m)、七ツ小屋山(1,675m)

山域:谷川連峰

2024年6月20日 晴れ時々曇り

2024年6月21日 曇り

参加者:菊、山一(記)

昨年の錦秋の季節に同じメンバーで朝日岳・白毛門を目指しましたが、2日目を登頂予定としたものの荒天となり、清水峠の避難小屋より撤退。半年後、梅雨入り前の天気の良い日に、再び山頂を目指しました。

1日目

白毛門の登山口から出発します。これから長い登りが始まります。

登っていくと、後ろに谷川岳や天神平が見えてきます。いいお天気です。

松の木沢の頭まで来ると、前方に目指す白毛門が見えてきました。ジジ岩とババ岩が門番のように配されています。

振り返れば、一ノ倉沢の岩壁がしっかりと見えています。いつも下から見上げているので、正面から相対するのは新鮮です。

白毛門の山頂近くまで来ると、目指す笠ヶ岳と朝日岳が見えてきました。と言っても、朝日岳の山頂は隠れていて、さらに奥にあります。

念願の白毛門到着です。

登山道わきはお花がたくさんです。アカモノの群落や、

イワカガミも、ずっとたくさん咲いていました。

タテヤマリンドウは一定の高度の場所にずっと咲いている感じでした。

遮るものの無い日差して、体力や水がどんどん消費されていきます。なんとか笠ヶ岳まで登ってきました。

笠ヶ岳を過ぎて、振り返るとこんな感じです。確かに傘のようですね。

笠ヶ岳から朝日岳の間は何度も細かいアップダウンを繰り返します。黙々と歩いていくと、やっと朝日岳の山頂が見えてきます。

開けた稜線からは、尾瀬の至仏山や燧ケ岳が良く見えています。

朝日岳が近づくと、ジョウエツキバナノコマノツメが群落を形成しています。

そして、もう一つはこのホソバヒナウスユキソウ。この2つの花が入り混じって大きな群落になっていました。

そして、今回の最高点、朝日岳の山頂に到着。

山頂付近には湿地帯などもあり、チングルマなんかも咲いていました。

山頂の一角には池塘もありました。カエルの鳴き声も盛んで、きっと新しい生命が生まれてきているところでしょう。

朝日岳を過ぎると、巻機山に向かう尾根との分岐となるジャンクションピークを過ぎれば、清水峠への長い長い下りです。歩き疲れて進まない足を、ブーケのように密集したタニウツギが励ましてくれます。

今日の目的地の清水峠は遠くから見えていますが、なかなかたどり着きませんでした。

2日目

2日目は予報通り天気が崩れ始めました。でも、今日は七ツ小屋山を越えて下るのみです。ガスの中、清水峠の白崩避難小屋を出発します。

背後には、昨日登った朝日岳が見えています。

ゆったりと登って、七ツ小屋山に到着。昨年はここで雨になって展望もありませんでしたが、今日は曇り空とは言っても、周囲の山々の展望がありました。

大源太山はどこからも目立ちます。一度は登ってみたいと思います。

七ツ小屋山から蓬峠までは、湿原もあったりする穏やかな道が続きます。このあたりで出会ったのはハクサンチドリ。朝日岳側とはまた違った花が咲いていました。ニッコウキスゲも蕾が膨らんでいて、まもなく夏に入ると感じさせます。

しかし、だんだん周囲はガスに覆われ始めます。蓬峠に着きましたが、肌寒い様子になってきました。あとは、土樽駅に向けて蓬新道を下ります。

はい、土樽駅に下山しました。駅に着く直前にパラパラと雨が落ちてきましたが、ほとんど降られないまま無事下山することができました。ここで荷物を整理しつつ、予定した水上方面の電車を待ちました。

 

コースタイム

 1日目

4:47 白毛門登山口駐車場 - 9:42/50 白毛門 - 11:15/24 笠ヶ岳 - 13:27/57 朝日岳 - 14:25 ジャンクションピーク- 16:35 清水峠

2日目

5:19 清水峠 - 6:37/45 七ツ小屋山 - 7:35/48 蓬峠 - 10:32 蓬新道登山口 - 11:36 土樽駅