アコログ

色んなコトを感じ思ったこと。 誰かに伝えたくなったこと。 日々の記憶。忘備録。

空を彩る桃色の絨毯

2013-04-20 15:29:44 | 日記
ふ、と思う。

そこに来たのは、たったの数年前で
隣に父が居たのだということに。

機械音痴で、使い方がまったく判らない、父。
案内してくれるお店の人に、照れくさそうに
頭をかいてたことを思い出す。


数年後に、私独りでその持ち主も無く
解約という手続きをしてることになろうとは。

始まりと終わりに、哀しみがきて。

鼻の奥がツンとして、泪で曇って困る。

こんな気持ちの時に決まってあたしは
研修のプラカードをぶら下げた人にあたる。

早くして欲しいのに、判らない事が多いのか
奥に引っ込んで出てこない。


あーぁ。

久々に涙腺が壊れているなぁと思う。


賑やかな店と、今のあたしは対照的だ。


漸く終わって、車を走らせてると、
公園の木々が見え、可愛らしく桃色に色づいてた。



車を停めて、人け無い公園を歩いてみる。
迷わず写真を撮る。




父も、写真は好きだったなぁ。
私達のカメラ好きは父の遺伝だったんだなぁと、
どこかで知っていた事を確定して思い
空を彩る桃色に思う。