feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

フルオーダースーツへの道。リングヂャケット

2017年10月23日 | ファッション
友人に石田洋服店まで連れて行ってもらった帰り、続いて4軒目に訪ねたお店”RING JACKET

もともとは阪急メンズ館のBerlutiスタッフにオススメいただいたショップ

セレクトショップのスーツを作ったりしてる地元大阪出身のファクトリー系ブランドであり、「注文服のような着心地の既製服を作ろう」という決意のもとに立ち上げたブランドだとか。海外の人にも人気だという。

メンズ館にも入っており一軒目といえば一軒目に訪ねたのだが、そこは基本既製服の売り場であったため、大阪淀屋橋にあるフルオーダーを扱うリングヂャケットの旗艦店たるマイスター店へ行ってみることにしたのだ。

リングヂャケットの中でもてっぺんなのがマイスターラインなのだという。

マイスター184

マイスター253

そして昨秋に限定でマイスター206と言うものがでたらしい。

ディティールの違いで色々あり、一番上の206は首周りの造りにこだわりがあるのだとか。

でも206の形というものがあり、それをいじることはできないそうなので今回は除外。

選ぶとするなら184か253だ。


↑184はラペル幅が8.5mm


↑253は9mmなのだという。たった5mmなのだが、されど5mm。比べてみるとぜんぜん違う。凄いもんだ。

日本人のために作った既製服という触れ込みどおり、試着した既製服でも作り込みが丁寧で着心地は良く好感触

ただ、ここのウリの一つである雨振り袖というのが今回の僕の志向とは少しずれているのかなと

フォーマルにも使うだろうし、ぴちっとしたスーツに肩だけシワシワもなぁ

カスタムで減らすことはできますというが、ウリを消すのも申し訳ない。

オフの日用のお気軽ジャケットをふんわりした生地で仕立て、そこに雨振り袖を入れてもらうのがお洒落かな

という感想を得て今回は終わりになりそうではある。でもこれはこれで欲しいなぁ…


因みに仮縫いを含めて納期は約三ヶ月だそうだ。

お値段はそこそこいってるね。石田洋服店以上ゼニア直営店未満という感じ。

フルオーダースーツへの道。石田洋服店

2017年10月21日 | ファッション
フルオーダースーツへの道ということで3軒目に足を運んでみたのが、六甲アイランドに店を構える”石田洋服店”

店の中には仕立て中の服、仕入れてる生地や生地サンプルの冊子でぎっちり。如何にも職人の店ですという感じだ。

店長さんは接客中であったのでスタッフさんにまずはお話を伺うと、予約を入れてないにも関わらず懇切丁寧に説明をしてくださった。

生地の織りの特徴からはじまりスーツの色んな話。どうやら店長以外の唯一の女性スタッフは店長の奥様とのこと

そのうちに接客を終えた店長様が対応をしてくださり、話を伺う。

スタンスはイタリアクラシコ

今は二代目が店を経営しており、父である初代が日本で初めてスキャバルを日本に持ってきたのだとか。

メニューは明確だ。仕立て代金+生地代金

仕立て代金はマシンメイドかハンドメイドの二本。

当初はいとこが経営していた縫製の工房を継いでいまは自社としてやっている

採寸と仮縫いは社長が行い、縫製は工房で行っているそうな。

生地は安くてもいいので仕立てをきちんとしたものにするのが良いよと。

もちろんそうするつもりでございます。

因みにここは結構にリーズナブルだそうで(ネット情報)、いくつか店を行ってみて実際にそう思った。

なんと和歌山からのお客様も多いそうでびっくり。

僕がいる間にもお客様が入ってこられ仮縫いの調整などをされていた。僕も会話に混ぜてもらって、とてもいい雰囲気

まだまだ色んな店を巡って話を聞いてみたいので、一旦は店をでた。

他にどんなお店があるのかな。

フルオーダースーツへの道。Corvo.

2017年10月19日 | ファッション
ゼニア直営の次にを運んだのがネットで引っかかってきたコルヴォさん

大阪、神戸、名古屋など色んな所に店舗を構え手広くやっておられる模様

僕が行くとすれば大阪の梅田だが、大丸神戸の近くだったので歩いて寄ってみた。

凄まじくわかりにくい場所…日本ビルヂングなる建物のよこっちょにある階段で降りたところにひっそりと店を構えられている。google mapにはここを指しているのに、ルの中に入っても案内がないし、どうしようかと思った。

中では男の子が自分のベストを縫っている

もともと靴職人だったのだが、服に鞍替えをして下職として働いており縁あって勤めることになったのだとか。


コルヴォさんは基本スタイルが3つほどあり、一つを選んでから全てのパーツを選んでゆく。

勿論生地一枚から作るフルオーダーであるのでどんなオーダーでも応えてくれるようだ。

ラペルの幅、ボタンの数、ポケットの位置や形…

基本どこかのファクトリーで一括マシンメイドされているらしい。多店舗展開をしていたりるお陰で生地を多く仕入れてくれるから安いのだと。

だから良い生地をそこそこお値打ちの価格で仕立てることができる。

ロロピアーナのタスマニアン(スーパー150's)で諭吉さん18人くらいだったかな

なるほど。これは直接話しを聞いてみないとわからないものだ。

ロロピアーナに力が入っているようで、この日気にになったのはロロピアーナのタスマニアン

ではなく、その下130's+シルクのエレガンツァというシリーズの紫が入ったネイビー生地

右側

妄想が働く

マッチングを想定している靴の画像を見せ、これに合わせるならこういうスタイルが…とか、僕の年齢、雰囲気ならこういうのとか…などアドバイスも沢山。

相当に時間を取ってひとつひとつすごく丁寧に相談に応じてくださる

1時間半ほど話し込みとても楽しいひと時を過ごさせていただいた。

大阪梅田にも店舗を構えられているようだが、是非神戸店でお世話になりたいものだ。

でも彼が縫ってくれる訳じゃないんだよな(・ω・)

フルオーダーへの道。エルメネジルド・ゼニア直営店。

2017年10月17日 | ファッション
フルオーダーへの道第一弾として行ってみたのがデパートに入っているエルメネジルド・ゼニア直営店。

神戸に行くついでがあったので、大丸の中に入っているゼニアに。

それはトロフェオ生地に憧れがあったから。美しく艶を見せるトロフェオ。

まずは話に聞いてみようと。

店内には非常に美しいスーツがディスプレイされてある。トロフェオ生地で仕立てられたものだ。

こんなのを羽織れたら素敵だろうなあ…

さてお話を伺ってみると、採寸をした後はデータを海外の工場におくりあっちで作ることになるので、仮縫い当然なしのパターンオーダーになるのだという。

デジイチがレンタル中なのでコンデジで出動です

なるほどそうなりますよね。

それでいてお値段は諭吉さん40人とのこと。ひとつ生地のランクを落とせば諭吉さんが」10人近く去っていくらしい。

うん、本当に体にあったスーツを着るためには他の店でフォフェオ生地でを使いきっちり採寸&仕立ててもらうのが吉だろう。

僕には正規店や直営店に対する憧れがないので。

今回ご縁はなさそうですが良い情報を得られてよかった。

フルオーダースーツへの道.

2017年10月07日 | ファッション
夢だった靴を手に入れ、次なる標的は、スーツ。

キッチリとした装いで節目を迎えたいということで、フルオーダーでのスーツを目指すことにした。

前々から気にはなっていたものの、気後れして足を踏み入れられなかった世界。

勇気を与えてくれる相棒を身に着け、新しい世界に連れて行ってもらおう。

どこかの漫画か何かで見た気がする。”靴は良い物を履きなさい。靴が素敵な所へ連れていってくれる”と

昨年ストラスブルゴで仕立てたスーツはイージーオーダーであった

十分に素敵なスーツであったが採寸が若干残念であったため、きちんとしたスーツ専門店で仕立てないと、と思った次第

今回は自らの身体とBerlutiに合わせてオトナな着こなしを目指すのだ。

手加減なしの。

さぁ、どこでオーダーを入れるか。

愉しい時間の始まりだ。

知らない世界を手探りで歩き始める時のドキドキ・ワクワク感がたまらない。

一つの夢。

2017年10月05日 | ファッション
一つの大きな区切りをつけ身も心も軽くなった。

その軽さを利用して長年の夢を一つ、現実に引き寄せた。

それはBerlutiの靴。

今年払うはずであった車検代、保険料、車のコーティング代金を考えれば狙えてしまう。

やっぱり車って維持費が凄いんだなぁ…

相場が全然ちがう。車だと5万や10万がすぐに飛んでいっちゃうものね。


ということで余裕の面持ちでメンズ館のBerlutiに入店。

目についたのは右足側面にだけ大きめのカリグラフィが掘られたとてもお洒落な靴

定番モデルであるアンディの特別版でBerluti創立120周年モデルなのだと言う。

値段は買うと決めた後で聞いたオトナっぷり。

恐ろしい金額をサラッと告げるお姉さんにも余裕の対応。

こんな買い方ができるって一生ない気がする…

たまらん…_| ̄|○



節目に向けて色々と動いています。ウフフ

Barton Perreira.

2016年07月05日 | ファッション
現在使っているアランミクリの阪急メンズ館限定モデルを使い初めて何年になるのだろう
いい加減飽きてきたので他の眼鏡を探し始めていた。

折角なのでイメージを変えてみるのも面白いかな
今まではスクエアばっかり使っていたので丸にもチャレンジしてみようか
そう思っていたころで目にとまったのがBarton Perreira.

ところがどっこい

気になったのはいいけれど、何軒か回っても全然在庫がない…
こんなにも手に入りにくいブランドが今どきあるのか。
メガネに関心が薄くなって久しいため、眠っていた意識を目覚めさせるのは新鮮な気分。
加えて飛び込んだことのない丸い世界に突入しようというのだから尚更ワクワクする。
余計燃えてきた。
行った店のスタッフから情報をもらい情報をもらい、3軒目にしてようやく出会うことができた。

最終的に行きついたのは大阪四ツ橋にあるOBJ。
アルファ4Cの試乗でお世話になった心斎橋のフィアットディーラーにほど近いところに店を構えられていた。

Barton Perreiraはオリバーピープルズから独立した元社長Bartonさんと&元デザイナーPerreiraさんがタッグを組んで立ち上げたブランド。
クリーンな雰囲気で、オリバーピープルズと聞いてなんだか納得だった。
普段はテオだとかミクリだとかエキセントリックなモデルばっかり使ってるのでクリーンでお洒落って感じなのが魅力的。

さっそく赴くと、あるわあるわあれだけ貴重な(イメージを持っていた)メガネがずらっと揃っている。2~3日前にまとめて入ってきたらしく、メガネだけで40本くらいのストックを誇り今が一番ホットなのだという。

一番右下がブラットピットが使っているモデルらしく、7色も仕入れ放っておいても売れていく優秀モデルなんだそうだ。

販路を広げる施策をブランド自体が取ってない。
それ故2007年の発足当初から力を入れてガッツリやってるからこそこれだけ揃えることができるんですと。素晴らしい。

基本的にはボストン型やウェリントン型が主流で、微妙なラインの違いで非常にたくさんのバリエーション。
スタッフさんのお話を聞きながらひとつひとつはめてみる。
微妙なラインの違いで印象が全然違う。凄いなと思う。

バートンペレイラは一貫して日本製にこだわっているのだという。
その理由は作りの良さから。
中でもチタンを使ったモデルは彫金にコダワリを感じる。
ひたすらスクエアタイプをかけ続けてきてボストン型なんぞには縁がなかった僕には違和感がありまくりだったが(笑)
似合っていないことはなさそうなのでそのうち慣れてくるだろうと高を括り、その時点で一番しっくりくるモノを選ぶことにした。
選んだのはすべてセルフレームで比較的シンプルなんだけどマットブラウンが特徴的なWILMOTというモデル。

ブリッジ(右目部と左目部を繋げる部分)下部の形状が気に入ったのとか色々
他の店ではTOM FORDやROBERT MARCなんかにも良いかなと思えるモデルがあったが、こっちを選んだ理由は作りの良さが大きかったかな

ただし使い続けられるか自信が未だないため、まずは伊達レンズを入れて様子見。
使えると確信を持てたらレンズを入れようと思う。
これで丸形にも興味が出てきたらメガネの世界がより広くなって楽しいだろうな。

STRASBURGO.

2016年07月05日 | ファッション

日曜日はバーゲン!ということで大阪を練り歩き。
ルクアにストラスブルゴが入ってるというのを今更知り
メンズ館よりカジュアルな物が揃ってていいんじゃないの~と喜んでたのに
近く閉店してしまうそう。

ざんねん。

GLOBE TROTTER 銀座.

2016年03月31日 | ファッション

グローブトロッターを取り扱うBLBGがトロッター専門の会社を立ち上げ取り扱いを移管
2016/3/31にフラッグシップショップを銀座にオープンするとの事。

店舗の上層階にビスポーク部門とラウンジを併設するそうで、そのラウンジへの招待状らしきものが届いた。

トロッターは6年前に名古屋のミッドランドスクエア店開店記念モデルを惚れこんで買ってしまって以来サッパリだ

お気に入り過ぎて全然出番がない

普段使いのオレンジ色はもう15年以上使い続けている。これがまた愛着いっぱいでもう

最近は服プライオリティが再燃しているし新たな相棒として是非ビスポークを愉しんでみたいと思うが…
お値段が怖い

長く長く使えるグローブトロッターは本当に素敵な鞄。



レンジローバーのグローブトロッターモデルが顧客を空港に送迎する役割を果たすとか。乗ってみたいな。

グローブトロッタージャパン

HOLLAND&SHERRY.

2016年03月08日 | ファッション

着潰してしまったスーツを新調しよう。そう思い色々と下調べをして大阪に乗り込み阪急メンズ館へ

僕は仕事でシャツネクタイではあるけれど、通常その上に一枚ひっかけるので目立たない所はユニクロ多し。きちんとしたスーツはたまにしか着ないので一着に気合を入れやすいのだ^^

自らの数年前の知識は老害になるかもしれないと最近のトレンドも教えていただきながら
一日まるまる時間を当てる気概でスーツの世界にどっぷり浸かってきた。

まずは憧れにしているErmenegildo Zegnaに行き相談を持ち掛けてみる。
お姉さんが美しい。
この方から買ったらお友達になる切欠になるかしらとか助平心が湧いてきたが笑
トロフェオ服地のスーツは諭吉さん36人大集合…買えたもんじゃない。^^;
着心地は流石に良かったんだけどね
いずれの目標にと感触だけ覚えて既定路線に戻り色々と物色することにした。

以前TONELLOのスーツでお世話になったtomorrowland ではゼニア服地のスーツが驚くほど安く並んでいる。
服地を安く仕入れられているのはゼニアと20年来の付き合いがあるからこそなのです。縫製は中国の工場でやっているのだが其処ではBOGLIOLIのスーツを縫ってます、と教えられてほほ~んそれなら良いのかしらんと触手が動く
しかしトロフェオものはブルーグレー1本で色味がちょいと微妙
たまにしか着ないならこっちどうですかとスタッフが勧めてきたのはトロフェオを超えるキラキラツヤツヤしたゼニアのsuper170'sモノ
より上級服地で直営トロフェオの1/3…
余りの美しさと服地の柔らかさに一度は完全に魅せられ舞い上がってしまったまったものの、時間を開けて冷静になると服に着られる不釣り合いな自分の姿が容易に想像できてしまい、着れる時期が来たら袖を通そうと諦めることにした。

最終的に選んだのがSTRASBURGOでのオーダースーツ
僕はクライミングをしてるがゆえに身長がさほどない割に胸囲がかなりあるので上着が合わないことが多く、まず胸が開いてしまう。
他にも右肩が少し下がってるので調整、足も筋肉ついてるからどうするか等、
そういった悩みをひとつひとつできる範囲で調整をしてもらいながら(フルオーダーなんてできないのでもうちょっと簡易なものだけど)形に合わせて調整していただいた。

服地の素材と柄、裏地の色、ピークの形、ラペルの幅、ボタンの素材や色…
HOLLAND&SHERRYという英国服地のsuper120'sを使ってシンプル気味に仕立てることになった。
トゥモローランドのゼニアスーツよりもかえって高くついてしまったが、
シンプル寄りのしっかりスーツを求めていたから英国服地でよかったかな
でもラインはイタリア、と。
服地だけよいスーツよりも、体に合ったスーツ。
出来上がりは一月半後
楽しみだ。
待ち合わせた友人が阪急の外商さまであったため、10%引きの恩恵にあずからせていただきました。w

愉しいなぁと思いつつもその世界の奥深さに改めて吃驚した次第
深すぎてもう…

次はちょっと遊びを多く入れてみたいな。
機会が来ればゼニア服地のオーダースーツショップがあるみたいなので訪ねてみたいと思う。
KOMMA
スーツ貯金を再開かな。^^