feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

マラソンシューズ考-2 SIDAS.

2014年09月09日 | スポーツ
先週末の日曜日、オシゴトで大阪に行く用事があったのでちょっと時間を作って先週お話を聞かせていただいたお店”アドバンスドフット”へインソールを作りに行ってきた。

前回に店主さんとお話をさせていただいたとき、足に対する深い造詣とコダワリがありありと伝わってきて信頼に値すると思えた事が大きい。

インソールでサポートしすぎて脚が弱くなることはないというのが第一。

今の走りかたで筋肉が仕上がっているので、意識したからといって直ぐの改善は難しい。

インソールでサポートをすることによって正しく筋肉を使えるようにしてあげればいい。

プロ選手でも練習の時はこちらのインソールを使い、本番ではインソールなしの軽量シューズで臨まれる方が居るという。


以上のような話を聞かせて頂き色々と考えさせられる事があったので、一度試してみようと思った訳だ。

万一気に入らなければインソールを戻せばいいだけだし、やって損は無い投資だろうと。


購入の動機付けになった点をもうちょっと掘ってみると

Q、インソールは対症療法的なものであって、長い目で見て足を甘えさせるものなのではないか?
A、その限りではない。プラスチックやコルク成形の固いインソールは上記のものになりうるが、SIDASは違い、しなりがあり甘えさせるだけではない。
むしろ先ずはインソールを入れる事で無駄な負担を減らし、正しい筋肉を使えるようにしていけると。

○そもそもシューズには役に立たないインソールが入っているという事。
じゃ、それを自身の足にフィットするものに替えれば、より足に会った靴ができあがるだろうと。


さて制作を開始。

まずは荷重分布(立ってるとき、片足になった時、屈伸したとき)を診てくれ、その時の足の現状を事細かに教えてくれた。

結論から言えば現状ではそんなにヤヤコシイ足ではないらしい。
いくつか特徴があり、それが原因して理想とは違う足になっていると。

○足首が固いので前に曲がりにくく、そのぶん後ろ過重になっている。足首柔軟性の重要さと、柔軟にするトレーニング法を教えていただく。
○ローアーチ(そこまでは知っていた)がゆえクセが出ており足の筋肉に使えていない部分がある
拇指を上げたとき足が内側に傾く。ふくらはぎを構成する腓腹筋の外側だけの筋肉を使う癖がついていて、内側を使えていない。
現状の走り方では内側腓腹筋を使わないままだが、インソールを履く事でまずフォームを正し、非稼働部位の筋肉を使えるようにできる、と。
そしてその筋肉が上手く成長すれば根本的なフォーム改善になりうるということ。
同時に内側腓腹筋を鍛えるトレーニング法も教えていただく。


足の特徴を考慮してここは薄めのとか、ここはサポートを入れてとかひとつひとつ目的に応じた生地を下地にくっつけていく。

粘度みたいなやつに足を沈め型をとり、そこにインソールをはめ込んで足の型に合わせて成形。

常に質問に答えていただきながら、約1時間かかりっきりのほんと手作りでフルカスタムインソールを作ってくださった。

これって凄い事だなと思う。





9月~11月くらいまでは、マラソン用のインソールに限定して値引きを行っているらしい。

ラッキー。

アドバンスドフット

SIDAS

マラソンシューズ考。

2014年09月09日 | スポーツ
先々週の日曜日のこと。大阪マラソンまであと2ヶ月ということでハーフラン練習をいれることにした。

最近はニュートンシューズに替えてからというもの長い距離が走れなくなってしまった。

10kmも走ればラグがついてる部分がしびれてきてしまうから。

散々迷った挙句普通のアディダスでランに出たが、極力フォアフットランを心がけた。

そしたらどうだ。15km位で脚が完全に終わってしまった…

歩いたり走ったりで結局22.5kmを走って2時間半…

うーむ。

フォーム矯正のために頑張っているが、一向に成果が出ないと凹むなぁ

走り方が悪いのか、そもそも体に合ってないとかあるのか。

ということで午後からはその相談をしに大阪に出た。

まずはニュートンシューズのディーラーでトップに挙げられていた森ノ宮にある某お店に。

男性が一人で切り盛りしておられたので早速相談を持ちかけてみると…

分からん知らんでひたすら否定用語。相談に乗ってくれる気配は全くなし。

そのくせ新しい靴は売りに来やがる。

もうね、話にならん。呆れ返ってしまった。

文句ぶちまける気力も時間ももったいなかったので早々に店を後にし、お次へgo。

江坂の江の木町というところにある小さなショップなのだが、そこでは色々とお話を伺うことができた。

が、まだモヤモヤ。

結局は自分の店のウリになってるインソールを売りたがっていたから。

たしかにインソールを自分の足に合ったものを設えるのは間違いなくいいのだろうが、それが答えのどストライクでミットに収まるとも思いがたい。

それはそれで興味が出てきたからいいんだけどね。むーーー。

つづく。