feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

LEICA SL2-S + アポズミクロンSL35mm ファーストインプレッション.

2023年06月07日 | フォト/カメラ

ニコンD850 + 70-200mm f2.8E

黒ベースのロゴ穴に敢えて黒の塗料を入れているというSL2-S。

なかなかマニアックなことをしてるなという事も合わせて↑のSL2のライカ白ロゴより僕の好みに合っている

ライカの主張は赤バッジだけで十分だと思うし、M11との親和性も高いのかな。

 

さてAFが効くことを目的として手に入れたライカSL2-SとアポズミクロンSL35mm

やっぱM11よりも一回り大きい。

でもM11にビゾフレックス2が乗ってると高さではSL2-Sに勝ってしまうとは。

重量に関しては約1.6kgあるけれど、僕が使っているニコンD850+シグマ35mm F1.4のトータル重量と変わらないので問題は無し。

お礼参りで伊太祁曽神社へ

ニコンD850+シグマ35mmF1.4よりも10cm近くの30cmまで寄れるので、近接撮影はばっちり。更にAPS-Cクロップも可能。

 

屋根裏は完全に黒つぶれ状態だったけど、持ち上げみたら情報はバッチリ残っていた

この写真だけF4。ほかはF2開放

 

AFが効くってやはり便利だねぇ。バシバシ撮れちゃう。

そしてその一枚一枚の写りが素晴らしいこと。

線が細くクリアで美しい写りで、直接見ているようなリアリティを風景に感じ、人物を撮ると肌には透き通るような清潔感が漂う。

その素晴らしい質感は、”日常が特別になる”というのが第一印象で、

こんな綺麗な写真がこんなにイージーに撮れてしまって良いのかと戸惑ってしまうほどだった。

ちなみにこの効果は絶大で、キャノンのコンデジ(海中用に持ってるG7x mk3)ですら使わなかった相方がこのカメラなら使ってみたいと言い出した。

Q3なら使うか?まぁ絶対使うことはないだろうから自分専用で重くともSLでいいかと高を括っていたのに、恐るべしアポズミクロンSLの力…

このレンズを使ってみたいがためにSL2-Sを選んでよかったと思うことができた。

普段は家に置いとくカメラなので、家の中で魅力的な思い出を残していってもらおうと思う。

 

あと、以前俵屋旅館に滞在した時、暗めの室内でアポズミクロンM50mmはちょっと苦しかったけれど

SLには手ぶれ補正機能があるし、夜の室内でのF2撮影を全然問題なくこなすことができた。

M型では個人的にISO3200が嫌で1600までという感じだけれど、SL2-SならISO6400でも問題ない感じで、今朝なんて朝5時の薄暗い室内でも問題なく手持ちで撮影することができた。

そして何と言っても写りのアポズミクロン、僕の持っているM型ズミルックス35mmとアポズミクロン50mmとのスーパーニコイチレンズとして活躍ができそうで、M型レンズアダプターを買っているけど登場する機会はあるのだろうかと心配になる。

本当に素晴らしいカメラとレンズだ。もうこれさえあればいいやと思えるくらい。

 

そして2400万画素の6000x4000ピクセル幅は実用的には十分で、フルで書き出しても1枚10MB前後で済むためそのまんまで書き出してiPad12.9に保存し鑑賞するようにしている。だから低画素化になっても写真鑑賞のQOLは寧ろ上がっているかも?

 

こんな感じでメリットしか感じていないライカSL2-Sだけど、グローブトロッターのアタッシュケースには入らず平日はM11を持ち運ぶことになるため、使い分けは問題なくできると思う。

Q3ではなくSL2-Sを選んでよかったと思う。



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