「勉強の仕方が分からない」とは

2010-03-20 13:58:58 | 日記
子供達や、時には保護者の方までもが、度々次のようなことを言われます。

「どうやって勉強してよいか分からない」


ACSのサイトにもこれについてスペースを設けて書いてありますが、こういう時、往々にしてこの台詞を吐いた当の本人に尋ねてみると、まとまった勉強時間を生活中に設けていないか、或いはコンスタントな学習時間の習慣がありません。

野原にマルを描いてそこで相撲を取ることは出来ますが、ちゃんとした土俵を作らずにちゃんとした相撲の試合を興行することはできませんよね。

勉強や学習も同じです。

しっかりと机に向かって、ちゃんと教材を開き、辞書やノートを揃え、整えられた筆記用具を手元に置いて、そして一定の時間はそれに没頭する。

こういうことをしない、或いは出来ない現実を直視しないで「勉強のやり方が分からない」という例の如何に多いことか。

それでいて、周囲が悪い、誘惑が多いなどといったありきたりで陳腐な言い訳をしていたのでは、これはもう「勉強が出来なくて当たり前」です。


今、目の前の「その気になれば」すぐ出来る当たり前の事、これをすることが、すなわち「勉強の仕方」の第一歩です。



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